kintone伴走支援･対面開発で業務改善の方針が明確に！｜物流業 富士物流株式会社三重支社さまの伴走支援事例

kintoneはデータの一元管理や業務改善が可能なクラウドサービスです。

ドラッグ＆ドロップで簡単にアプリ作成ができるため、プログラミングの知識がなくても自社の業務改善を進められることが特徴ですが、kintoneで業務効率化を図るためには、単にアプリを作成･使用するだけでなく、会社全体の方針や経営課題に沿った運用を行う必要があります。

そのため、ITに詳しくない、または経営層･現場の意図を把握できていない人が「自社の課題を解決するアプリ」を作成するのは難しいのが正直なところです。

そんな企業さまのために、コムデックの伴走支援では、アプリを構築するだけではなく、経営課題や経営層の思い、将来的な目標、現場の声をヒアリングし、「経営層･現場と同じ目線」で業務改善に取り組みます。

今回は、物流業の企業さまのkintone伴走支援の事例を紹介します。
コムデックのkintone伴走支援･対面開発でできること、どこまでサポートできるのかについて分かる内容となっておりますので、是非最後までご覧ください！

社内メンバーだけで業務改善を進めるのが難しい…伴走して支援してほしい

富士物流株式会社さまは、富士電機グループの物流会社として設立された企業さまです。
豊富な実績やノウハウを活かして、小さな電子部品から大きな発電プラントまで多種多様な製品を取り扱い、最適な物流企画を提案しておられます。

部署間のスムーズな情報共有は業務効率化に必要不可欠ですが、クラウド化されていないシステムやエクセルを用いた情報管理では、リアルタイムな状況把握は困難です。

そんな時、kintone(キントーン)を活用すれば、自社の業務に合ったアプリを構築して、スムーズな情報共有を実現することができます。

しかし、業務改善のための課題や要望を把握し、その上で課題に最適なkintone環境を構築するのは容易ではありません。
kintoneアプリを作るためには、自社の業務理解や課題整理はもちろんのこと、「kintoneで何ができるのか」「どうしたら業務改善が実現できるのか」といった知識も必要となります。

今回支援のご依頼をいただいた三重県四日市市に拠点を構える三重支社さまでは、在庫管理にkintoneを活用し既に運用を開始していましたが、それ以外の業務改善にもkintoneを活用していきたいと考えていました。
そのための課題把握や業務フロー整理を社内でも進めており、これからkintoneを活用していくことで社内の業務改善スピードを上げていきたい！という思いがあった富士物流株式会社さま。

しかし、富士物流株式会社さまの業務は多岐に渡るため、「改善したいことが多すぎて何から着手したらいいか判断できない」状態に陥っていました。

コムデックの対面開発（開発支援・構築支援）なら、業務フロー･運用フローの整理を行ったうえで、会社の方針に沿って優先度を決定し、目の前でアプリを構築していくことができます。
自分たちだけで業務改善を進めることに限界を感じていた富士物流株式会社さまでは、伴走支援で今の業務フローの改善ポイントを整理することで、業務改善の速度を上げることができないかと考えたのです。

訪問による伴走支援で課題の把握とアプリ開発を実施

業務フローや課題を整理した上で、「従業員に改善の意識を持たせ、目安箱のように各人が要望を挙げることができる環境」を実現し、「kintoneをうまく活用した事例をつくって社内で横展開」することで業務改善スピードを上げていきたいと考えた富士物流株式会社さま。

普段はオンラインでお打ち合わせをさせていただくことが多い対面開発ですが、今回は「実際の資料を広げながら、業務･運用フローの整理や今後の方針決定をしたい」というお考えから、直接お伺いして対面開発を実施することになりました。

担当者の方と実際に顔を合わせ、目の前で実際の資料を広げながら業務･運用フローのヒアリングを行い、経営層目線だけでなく現場レベルで業務･運用フローを理解するため、現場見学も実施しました。
訪問にあたっては、事前に「どんなことを打ち合わせで進めるのか」を検討し、訪問計画を立ててお伺いすることで、漠然と「現場を見せていただくだけ」にならないようにしています。

ヒアリングや現場見学の後は、対面開発でのアプリ構築を実施しました。
ワークフロー(プロセス管理)に関するアプリを対面で構築することで「どのようにアプリを構築するのか」「どのように運用すべきか」など、細かな説明をしながら進めることができました。

現在は構築したkintoneアプリの定着フォローを行いつつ、伴走支援を継続して業務改善を進めています。
kintoneの伴走支援では、特定のアプリや機能等、業務の一部分を切り取った支援のみではなく、実際に企業さまの業務改善が実現するところまでサポートします。

また、サポートと言ってもいわゆる「保守」ではなく、より良いアプリ構築や使い方についてご提案させていただいたり、プロトタイプのアプリをこちらで作成してそれを元にどんどん改良を加えていったり、kintone以外のIT活用についてもトータルでご相談を受け付けたりと、お客様に合わせたご支援の形に常にカスタマイズし続けるのが特徴です。

普段はオンラインで対面開発を提供することが多くなっていますが、オンラインだとどうしても「作ること」や目の前の課題解決に注力してしまい、「今後の目標や会社全体の方針」についての意見交換や現場の様子を見てはじめて分かる改善の伸びしろ等を把握することは難しくなります。

そこで、必要に応じて直接お伺いさせていただくことで、実際に現場を回りながら今後の業務フローやシステム運用フローを確認でき、より全体最適なkintone活用を進めることが可能です。
今回の訪問では、富士物流株式会社さまの考える課題や方針を共有でき、今後の伴走支援をうまく進められるようになったと実感しています。

富士物流株式会社さま側からみても、コムデックに現状を可能な限りアウトプットすることで、社内の改善が効率的に進められるようになりました。

各種フロー･課題をすり合わせることで業務改善がスムーズに

業務改善を進めるとき、やりたいことや課題がたくさんある状態だと、どこから着手するべきなのかの判断が困難になります。

今回直接お伺いしたことで、富士物流株式会社 三重支社さまの業務･運用フローやステークホルダーを知ることができ、物流業務に関わる部分は基幹システムや本社との絡みがあることがわかりました。
そのため、kintoneでは物流業務に大きくかかわるところではなく、周辺の細かいところから改善していくことに決め、コムデックとして「どこまでの範囲を支援するか」を明確にすることができました。

訪問によってお客様の業務の実態を深く知ることで、業務改善を担うメンバーと同じ目線で開発を進められるほか、今後の方針をしっかりと理解できる点が大きなメリットといえます。
それと併せて、課題をヒアリングしながら目の前でkintoneアプリを構築し、意見を伺いながらその場で修正をしていく対面開発をおこなうことで、最適なサービスに仕上げることが可能です。

オンラインでの対面開発もオンラインならではの利点がありますが、やはり企業1社1社ごとの悩みを深く理解するためには直接お伺いすることも必要だと考えています。

kintone伴走支援で業務改善を効率的に進めよう！

kintoneを導入する中小企業さまの数は年々増加傾向にあります。
紙の資料やエクセルの置き換えなら、サンプルアプリや簡単なアプリですぐに効率化できるでしょう。

しかし、経営課題を見据え、自社の方針や目標を達成するためのkintone環境を構築するのは容易ではありません。
そもそも、kintoneで業務改善を図るためには「現場･経営層の両者が抱える課題を明確化する」「現在のワークフローの問題点や改善すべき点を把握する」といったことが重要です。

コムデックの伴走支援では、そんな「かゆいところまで手が届く支援」を実現します。
お互いをよく知り、意思疎通を密にすることで、コムデックが社内メンバーと同じ目線で業務改善に取り組んでいきます。

「kintoneを業務改善に役立てたいけど、自社ではなかなかうまくいかない…」とお悩みの企業さまは、是非コムデックの伴走支援･対面開発をご検討ください！