中小企業向けCRMツールおすすめ3選!必要性や選び方も解説

CRMとは、企業と顧客との関係を構築するマーケティング手法です。
中小企業の売上アップのためには、顧客ニーズを把握して顧客満足度向上を図るCRMが重要となります。
しかし、中小企業の実態としては、人手不足や1人あたりの業務量が多いことから、CRMを思うように実施できていない企業さまも多いのではないでしょうか。
CRMツールを導入することで効率的に顧客管理ができるので、忙しい中小企業でも顧客との関係構築が可能です。
その結果、より顧客に合わせたアプローチができるようになるので、売上アップにつながります。
本記事では、中小企業向けのおすすめCRMツールを紹介します。
必要性や選び方についても解説するので、自社に合ったCRMツールを導入して顧客満足度の向上を目指していきましょう。
この記事でわかること
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- 中小企業におけるCRMの必要性
- 中小企業におすすめのCRMツール
こんな人におすすめの記事です
- CRMを活用して売上アップを図りたい中小企業さま
- CRMツールを使って業務を効率化したい担当者さま
目次
中小企業こそCRMが必要!
中小企業は人手不足によって1人あたりの業務量が多く、IT化の遅れによってそもそも顧客情報の管理が十分ではない傾向にあります。
そのため、顧客情報の収集に時間がかかったり、顧客へ適切なアプローチができていなかったりする企業さまも多いのではないでしょうか?
CRMを実施することで、顧客情報を集約して管理できる他、顧客行動や注文履歴などから顧客のニーズを正確に分析できるので、素早く最適なアプローチも可能です。
中小企業は能動的に仕事をとっていかないと事業の成長や安定は難しいという現状があるため、仕事の受注を増やすためにはCRMで市場や顧客のニーズを把握することが重要になります。
大手企業のように広告宣伝に多くのコストをかけられない中小企業は、1社1社と密に長くお付き合いしていくことで売上を安定させるのが有効です。
また、同時に新規顧客を増やしていくことで事業の成長につながります。
そのため、既存顧客の満足度向上と新規顧客の獲得が見込めるCRMは、中小企業にこそ必要不可欠なのです。
中小企業にCRMが必要な理由はこちらの動画で詳しく解説しています!
中小企業がCRMを実施するならCRMツールがおすすめ
CRMツールとは、CRMをより効果的に行うためのツールです。
顧客情報を管理する機能はもちろん、顧客情報の分析機能、情報の共有機能などもついています。
CRMツールを導入することで顧客管理と情報共有がスムーズになり、業務効率化と社内の生産性向上を実現できます。
また、CRMツールを導入して正確なデータ分析を行うことで、顧客ニーズを汲み取り、最適な提案が可能になります。
営業活動やマーケティングの成果も明確になるため、PDCAを繰り返してより最適なアプローチを確立することで、売上アップにつながります。
CRMツールの機能に関しては以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
中小企業向けのCRMツールの選び方
CRMツールは数多くありますが、その中でも特に中小企業に向いているツールの選び方を解説します。
ツールを選定する際の参考にしてみてください!
売上アップにつながる機能があるか
CRMを実施する最大の目的は売上アップです。
営業活動やマーケティングの成果を可視化して分析できるかなど、業務を効率化したうえで売上を上げられる機能があるかどうかを確認しましょう。
また、既存顧客からの問い合わせに対応する機能があるのかも重要です。
CRMの主な対象は既存顧客で、良好な関係維持を徹底しなければなりません。
既存顧客にどういった対応を実施したのかを記録できる機能があると、今後の顧客対応も改善できます。
費用は予算に合っているか
多くのCRMツールにはランニングコストがかかります。
ランニングコストは月額制で1ユーザーごとに支払うことが多く、利用者が増えると総額も高くなります。
CRMツールの導入当初は予算に余裕があっても、社員の増員で予算がオーバーしてしまうことがあるかもしれません。
CRMツールにかける予算を注意しながら利用していきましょう。
また、予算の都合で安さを重視したとしても、CRMツールのパフォーマンスが悪く結局使われなければ費用が無駄になってしまいます。
利用料金だけに注目するのではなく、求めている機能が使えるかどうかもあわせてチェックしておきましょう。
多くのCRMツールは無料トライアル期間を設けているので、まずは実際に利用してみて操作感を比較するのがおすすめです。
サポート体制は整っているか
CRMツールの運用をしていると、不明点が出てきたり、追加の機能が必要になったりする可能性があります。
専属のエンジニアやシステムに詳しい社員がいれば社内で対応できますが、特に中小企業の場合にはそのような人材を雇用するのは難しい場合がほとんどです。
そんなとき、CRMツールを提供している会社のサポートがあれば安心です。
どのような媒体でやり取りするのか、サポートが受けられる時間帯はいつなのかをチェックしましょう。
中小企業におすすめのCRMツール3選
ここでは中小企業向けのおすすめCRMツールを紹介します。
目的別に紹介しているので、自社に合ったCRMツールを選んでください。
CRM機能だけでなく、他の業務効率化を図るならkintone
kintone(キントーン)は、サイボウズ社が運営するローコード・ノーコードツールのCRMツールです。
CRMに必要なアプリを自分たちで構築できるだけでなく、一元管理された顧客情報を自動集計し、グラフ化も可能です。
分析した内容をもとに、顧客に最適なアプローチを実施できます。
CRM以外にも、自社独自の業務アプリを作成可能です。
例えば、案件の進捗がわかる案件管理アプリや、顧客ニーズを掘り出すアンケートアプリなどを作成することで、より効果的にCRMを実施できます。
kintoneの初期費用は0円で、様々なカスタマイズもできる「スタンダードプラン」は1ユーザーにつき、月額1,650円(税込)とリーズナブルな点も魅力です。
kintoneについてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事で解説しているのでご覧ください。
▼kintone(キントーン)とは?できること・できないことまとめ アプリの活用事例もご紹介!
AIによる業務効率化を図るなら、HubSpot CRM
HubSpot CRMは、HubSpot社が提供しているAI機能特化のCRMツールです。
無料で利用できるプランがありますが、本格的に運用するのであれば豊富な機能を搭載している有料プランがおすすめです。
HubSpot CRMのAI機能では、質の高いメールを生成したり、CVを上げるようなWEBサイトを作成したりできます。
また、HubSpot CRMはMA機能も追加可能です。
MAとCRMによる見込み客と既存顧客への最適なアプローチができるので、売上アップにつながるでしょう。
CRMだけでなく、SFA・MA機能も欲しいならZoho CRM
Zoho CRMは、ゾーホージャパン社が提供するカスタマイズ性と機能性を揃えたCRM/SFAツールです。
既存顧客の管理だけでなく、見込み客も管理する機能が標準で搭載されているので、見込み客から既存顧客まで包括的なアプローチが可能です。
Zoho CRMだけでデータ管理が完結するので二重入力やツールの行き来が必要ありません。
シンプルに始めたい方は「スタンダード」がおすすめで、1ユーザーにつき月額1,848円(税込)となっています。
本格的に使いたい場合は、1ユーザーにつき月額3,036円(税込)の「プロフェッショナル」がおすすめです。
プロフェッショナルはスタンダードの基本機能とメールや電話、SNSに対する顧客の反応を通知する機能もついています。
リアルタイムで顧客の反応が確認できるので、すぐに品質改善し、顧客満足度の向上が図れます。
中小企業の課題を解決するCRMツールを選ぼう
中小企業では、CRMを実施して市場や顧客のニーズを把握し、新規顧客の獲得や既存顧客の満足度向上を図っていくことが重要です。
CRMを効率的に行うためには、顧客管理やニーズを把握する分析機能を備えたCRMツールの導入が欠かせません。
CRMツールは数多くありますが、特に中小企業におすすめなのがkintone(キントーン)です。
顧客ニーズを正確に捉えるための集計・分析機能はもちろん、業務アプリによる業務効率化で生産性と売上アップが見込めます。
利用料金もリーズナブルなため、予算があまり割けない企業さまにもおすすめです。
コムデックでは、業務効率化と売上アップを達成するkintoneの導入・運用支援を行っています。
kintoneでCRMを実施して売上アップを目指したいという企業さまはお気軽にご相談ください。