業務フローを見直してkintone活用を次のステージへ!|製造業 中村化成工業株式会社さまの伴走支援事例
| 業種 | 製造業 |
| 従業員数 | 25名 |
| 地域 | 群馬県 |
| 目的 | これまでのkintone活用を整理することで、全体像の把握とアプリのブラッシュアップをしたい |
| 課題 | ・当初kintoneでやりたいと思っていたことは一通り形になったが、他にも効率化できるところがありそう |
| 効果 | ・現在の業務フローやkintoneの全体像を整理でき、改善の余地が明確になった ・今後PDCAサイクルを回すための地盤作りができた |
製造業は、kintoneを導入する企業が多い業界の1つです。
一方で「導入はできたが活用しきれていない」「もっと効果的な使い方がある気がする」と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
kintoneはカスタマイズ性の高さが強みなので、ただ入力用のアプリを作って終わりというのは、もったいない使い方です。
kintoneの強みを最大限に引き出すためには、長期的な視点で、業務フローの見直しやアプリ改修を繰り返すことが重要です。
本記事では、コムデックの伴走支援サービスを導入して業務改善に成功した中村化成工業株式会社さまの事例を紹介します。
目次
kintoneを導入したけど、あまり活用できていない……多くの人が直面する「次の壁」
kintone(キントーン)を導入してある程度運用が回り始めた段階の企業さまでは、次のような課題がよく見られます。
- 似たようなアプリが乱立してしまい、情報が分散したり、二重・三重管理が発生したりする
- アプリ同士の連携ができない
- 蓄積したデータを活用できない
- 社内のアプリ構成の全体像が分からない
こうした課題を解決するためには、定期的にkintoneの活用状況を見直したり、整理したりすることが大切です。
アプリの全体像を把握して最適化することで、kintoneがより使いやすいシステムになり、「もっとこうしたい」「これもできるかも」といった次なる改善のアイデアも出やすくなります。
会社全体の業務フローとkintoneアプリの見直しを決意
今回紹介する中村化成工業株式会社さまは、群馬県太田市に本社を構え、プラスチックパレットやコンテナなどのリサイクルを専門に手掛ける製造業者さまです。
創業以来約60年にわたり、プラスチックの資源化という環境問題や、製造コストの削減という経営課題の解決に貢献されてきました。
中村化成工業株式会社さまは以前からkintoneを導入していて、これまでに在庫管理システムや出荷確認システムなどを構築し、さまざまな業務を効率化されてきました。
過去の開発事例については、こちらの記事で詳しく紹介していますので、あわせてご覧ください。
▼kintone伴走支援で製造管理から在庫管理まで一気通貫で行えるシステムを構築|中村化成工業株式会社さまのアプリ開発事例
▼QRコードを使ってkintoneによる出荷検査を効率化!ヒューマンエラーの防止と作業時間の短縮に成功|製造業 中村化成工業株式会社さまのアプリ開発事例
中村化成工業株式会社さまは、kintoneの運用にあたり、コムデックの伴走支援サービスも活用されています。
伴走支援サービスとは、ただkintoneアプリを作ってお渡しするだけでなく、業務課題の整理や構築方法のレクチャー、現場での定着、継続的な改善を支援するサービスです。
当時の中村化成工業株式会社さまは、kintoneでやりたいと思っていたことが一通り形になった段階でした。
現時点で大きな悩みは無いものの、他にもっと効率化できるところが無いか、本当に今ある環境が最適なのかを見直したいと考えた中村化成工業株式会社さまは、一度会社全体の業務フローとkintoneの活用状況を整理してみることにしました。
オンラインホワイトボードを使って全体像を把握し、アプリを改修
ここからは、中村化成工業株式会社さまで実際に行われたkintoneの整理と改修について、詳しく解説します。
はじめに、担当者さまから会社全体の業務フロー図を共有いただきました。
縦軸が「受注、仕入、製造……」などの業務区分、横軸が「部門、関連文書、記録データ名」といった項目になっています。

次に、業務フロー図を参考にしながら、現在のkintoneの全体像をMiro(ミロ)で整理していきます。
Miroは、オンラインホワイトボードツールです。
テキスト、図形、付箋などを自由に書き込んで、アイデアを整理しながら共有できるのが特徴です。
マインドマップやフローチャートなどのテンプレートも豊富なため、今回のように業務フローやアプリ構成を見直す際にも役立ちます。
中村化成工業株式会社さまはフローチャートで、顧客の動きを薄緑、自社の動きを赤、外注の動きを青に色分けして作成しました。
また、各工程で使用するツールについても、エクセルは緑アイコン、kintoneはオレンジアイコンで表記しました。

続いて、Miroで作成したフローチャートを見て改善点を分析していきます。
その結果、顧客管理において以下のような課題があることが分かりました。
- 事業所の情報が「仕入先情報」「納入先マスタ」「仕入報告先マスタ」など6つ以上のアプリに分散している
- 「株式会社」「㈱」などの表記がバラバラになっている
- 買取単価や売単価が分かりづらい
- 「弥生」や「FX」など外部ソフトとの連携ができていない
こうした課題をふまえて、中村化成工業株式会社の担当者さまは自ら状況を整理し、理想とするイメージをMiroに反映していきました。

これらの改善点を元に、中村化成工業株式会社さま側でkintoneアプリに反映すれば改修は完了です。
伴走支援サービスを導入するメリットとは
中村化成工業株式会社さまは、伴走支援を導入したことで業務フローを整理でき、より使いやすいアプリにするための改善箇所も明確にできました。
今回、kintoneの導入が一段落したタイミングで見直しと改修を行ったことは、今後PDCAサイクルを回していくための地盤作りにもなりました。
コムデックの伴走支援サービスを導入するメリットは、これだけではありません。
製造業をはじめ、各業界に特有の事情を把握しているスタッフが対応しますので、さまざまな開発ノウハウや他社での活用事例をお伝えすることが可能です。
また、伴走支援サービスにはチャットサポートやオンラインでのショートミーティングも含まれるため、分からないことや困ったことがあれば、すぐに相談できます。
さらに、IT活用セミナーに参加したり、会員限定サイトで最新情報をキャッチアップしたりできることもメリットです。
製造業の伴走支援では、こんな成果も生まれています
ここでは、製造業で伴走支援サービスを利用して、段階的にkintone活用を広げていった企業さまの事例を2つ紹介します。
紙やエクセルを使った情報管理を脱却|八州製作株式会社さま
八州製作株式会社さまは、岐阜県で自動車部品の金型を設計・製造する企業さまです。
以前は紙やエクセルを使って情報管理を行っていましたが、タイムリーな情報共有に限界を感じ、kintoneの導入を決断されました。
導入にあたり、紙やエクセルの情報をそのままkintoneに置き換えることも考えましたが、せっかくなので業務フローの見直しと整理も行って、業務改善を進めることにしました。
このときはコムデックの担当者も実際に製造現場に足を運び、自分の目で確かめながら、課題を徹底的に分析させていただきました。
その結果、現場を巻き込んだ業務改善が進み、実務にフィットするkintoneアプリを構築できました。
▼kintone導入は伴走支援の活用がおすすめ!課題の洗い出しで業務フローの改善も実現|製造業 八州製作株式会社さまの伴走支援事例
QRコードを使って在庫管理を効率化|株式会社今井機業場さま
株式会社今井機業場さまは、富山県でニット生地の開発・製造を手掛ける企業さまです。
以前は原材料の在庫管理を紙の台帳で行っていましたが、計算ミスや記入漏れが発生しやすいことから、kintoneの導入に踏み切りました。
kintone活用は、まず在庫管理のアプリを整備し、次に集計を自動化できる仕組みを構築、さらにQRコードで在庫管理ができる仕組みを構築……という風に、段階を踏んで進められました。
その結果、限られた予算の中でも理想に近いシステムを実現でき、大幅な業務効率化ができたということです。
▼kintoneで在庫管理アプリを自作したけどうまくいかない……プロに相談してリアルタイムで在庫を把握できる環境を実現!|製造業 株式会社今井機業場さまの事例
▼ お客様インタビュー|コムデックさんの伴走によって、当初にイメージしていたことを超えることが実現できています
製造業でのkintone活用ならコムデックにご相談ください!
kintoneは入力用のアプリを作って終わりではなく、業務フローの見直しやアプリの改修を継続することで、本来の力を発揮するツールです。
中村化成工業株式会社さまは今後、kintoneとAIを連携して、設備点検業務の効率化を進めていきたいとのことでした。
コムデックでは、業務フローの整理からkintoneの構築、その後の定着まで支援する「kintone伴走支援」を提供しています。
「kintone活用を加速させたい!」という製造業の企業さまは、お気軽にご相談ください。

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