kintone・LINE WORKSで取引先と情報共有|製造業伊勢舗装工業株式会社さまのアプリ開発事例【その3】

仕入先に発注する際、御社ではどのような方法を取っていらっしゃるでしょうか。
メールや電話でしょうか、それとも出書きでFAX?
今回は、kintoneを仕入先が直接見られるようにすることで、発注業務を無くした製造業の事例をご紹介します!
在庫の見える化&生産スケジュールの見える化に成功!さらなる業務効率化へ
伊勢舗装工業株式会社さまは、三重県玉城町にあるアスファルト合材の製造販売を行っている製造業の企業様です。
これまで、kintone(キントーン)とLINE WORKS(ラインワークス)2つのツールを導入し、大きく業務効率を改善させることに成功されました。
▼在庫量はスマホで確認!kintoneを活用した生産/受入管理|合材製造・販売業伊勢舗装工業株式会社さまの事例【その1】
▼kintone・LINE WORKSを活用した生産計画|製造業伊勢舗装工業株式会社さまの事例【その2】
kintoneによって、どこにいてもリアルタイムで原材料の在庫が確認可能になり、LINE WORKSのスケジュール機能を活用することで生産スケジュールが見える化されました。
生産スケジュールがわかれば、どのタイミングでどれくらいの在庫が必要かがわかり、必要なタイミングで発注することが可能になります。
社内共有だけじゃもったいない! 仕入先が知れると嬉しい情報は?
今までは、社内メンバー間に限り、kintone・LINE WORKS上で在庫量や生産スケジュールの情報を共有していました。
しかし、これらの情報は「仕入先企業にとっても役に立つのではないか」という考えから、有用な情報を社外にも公開することにしました。
例えば、仕入先企業にも自社の在庫量が見えていれば、いつ頃注文が入りそうかの予測を立てることができます。
仕入先にどんな情報を共有すれば良いのか?を検討するために、まずは 仕入先企業と自社の間で行われている情報のやりとりを整理。
これは電話で、これはFAXで、等、その際に利用しているツールも明らかにしていきました。

仕入れ業者様との業務を整理し、どの情報を公開すると双方の効率化につながるかを検討している
仕入先企業と情報共有をスタート
必要な情報を整理したら、各仕入先ごとにスペースを作成し、その仕入先が取り扱っている原材料の現時点での在庫を表示しました。
kintoneのゲストアカウントを利用しているため、仕入先企業が見られるのは自社の商材に関するスペースのみに制限されます。
また、LINE WORKSの生産スケジュールも仕入先企業から見られるようにし、どのタイミングでどの原材料が必要になるかを把握できるようにしました。
最終的には、在庫量と生産スケジュールを仕入先企業にも共有することで、原材料の在庫が規定値以下になったら届けてもらう仕組みを構築し、発注業務にかかる時間を大幅に減らしていく予定です。
仕入先企業が能動的に在庫量や生産スケジュールを確認し、シームレスに在庫が用意されることで、電話やFAXによる発注作業が無くなり、在庫が足りなくなるリスクから解放されます。
仕入先企業側視点では、急な発注にドタバタする必要もなくなり、さらに売り上げの予測を立てやすくなるというメリットもあります。

仕入れ業者様 に共有している自社の在庫状況

仕入れ業者様 に共有している自社の生産/出荷予定
社外も巻き込み、kintoneとLINE WORKSで仕入業務を発注レスへ!
kintoneとLINE WORKSに蓄積した情報を社外にも共有することで、発注作業や無駄なやりとりを無くして業務を効率化することができます。
また、kintoneであれば、社外に共有するために情報をまとめなおしたり、転記したりする必要はなく、共有したい部分だけを切り取って社外にも共有することができるのです。
また、kintoneであれば、社外に共有するために情報をまとめなおしたり、転記したりする必要はなく、共有したい部分だけを切り取って社外にも共有することができるのです。
在庫量の把握やスムーズな受発注、効率的な生産スケジュールの組み立てといった企業の時間や経費に大きく関わるこれらの業務は、ITの力で効率化することができます。
これらの業務に時間を大きく取られてしまっている企業様や、自社だけでなく提携企業と連動して効率化を進めたいという企業様は、是非一度kintoneとLINE WORKSの導入を検討されてみてはいかがでしょうか?
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