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kintoneと基幹システムを連携して生産管理・在庫管理を効率化!生産状況の見える化も実現|製造業 中勢製氷冷蔵株式会社さまのアプリ開発事例

kintone×基幹システム 生産管理を実現

製造業の企業さまで社内データの管理にkintoneを導入している先も増えていますが、kintoneはデータの集計や分析が得意な一方で、製造業において最も重要な在庫・生産管理が得意かと言うとそうではありません

基幹システムは、帳票の作成・在庫管理・売上管理・仕入管理等の製造業における一連の業務の流れを管理する機能に優れているため、在庫管理や生産管理を行うなら使い勝手や機能といった面で販売管理システムや生産管理システムなどの基幹システムに軍配が上がります。
しかし、kintoneと基幹システムを併用すると、二重入力や別途エクセル作成が必要になるなど、管理に手間がかかってしまいます。

そんなときは、kintoneと基幹システムを連携するのがおすすめです。

今回の記事では、kintoneと基幹システムを連携して在庫管理を自動化し、生産管理も効率化した製造業 中勢製氷冷蔵株式会社さまのアプリ開発事例を紹介します。
在庫管理や生産管理における課題を抱えていらっしゃる企業さまは、ぜひ最後までご覧ください。

kintoneと基幹システムを連携することでデータ管理を一元化したい!

中勢製氷冷蔵株式会社さまは、三重県津市の本社をはじめ、あつの台に工場、京都府京都市に西京営業所という3拠点で事業を展開する製造業の企業さまです。
顧客の要望に合わせて、1日あたり112.8トンの氷を製造・販売されておられます。

中勢製氷冷蔵株式会社さまでは、以前よりkintone(キントーン)を導入・活用しており、毎週行っていた会議時間が1/5になるなどその効果を実感されています。
▼kintone活用で会議時間1/5に!リアルタイムな情報共有と業務効率化を実現した導入ステップとは?

しかし、kintoneを社内データの管理や経営判断に欠かせない集計・分析などに活用していた一方で、製造に関する業務でkintone化できていたのは生産進捗管理のみ
特に手間のかかる在庫管理まではkintone化できていないのが現状でした。

製造に関わる情報は基幹システムで管理しているため、在庫管理をkintone化して基幹システムを併用することで二重入力などの手間が発生してしまっては意味がありません。
入力の手間を省きたいのなら、自動連携が最もミスなく確実です。

そこで今回、中勢製氷株式会社さまでは、kintoneと連携できる販売生産管理システムを導入するところからスタートしました。

販売生産管理システムとは、見積・受注・仕入・発注・売上・請求・入金・支払等の販売に関する一連の業務に加え、生産計画や生産実績といった生産業務に関する業務を効率的に管理するための機能が備わったシステムです。

リアルタイムでの生産状況や在庫数の把握が可能になるだけでなく、原料・作業人数・作業時間・副産物等の情報から生産コストの自動計算もできるようになります。

販売生産管理システムをkintoneと連携すれば、生産管理における課題を一気に解決できます。
kintoneに登録された情報のなかから生産管理に必要なデータのみを販売生産管理システムに自動転記するため、二重入力は不要です。

さらに、データの自動集計や分析グラフ化なども可能なので、別途エクセルを作成する必要もありません

kintoneと基幹システムを連携して生産伝票作成を自動化!

kintoneと販売生産管理システムを併用し、販売生産管理で普段利用している各種伝票の内容をkintoneに連携することで、kintone上で在庫データを見られる環境構築を目指した中勢製氷冷蔵株式会社さま。
これまで、「原材料の増加」にあたる「仕入」と、「商品の減少」にあたる「売上」の連携を行ってきました。

仕入・売上管理の連携に関しては以下の記事をご覧ください。
▼kintone×販売生産管理システム連携で在庫・仕入管理を効率化 | 製造業 中勢製氷冷蔵株式会社さまのアプリ開発事例
▼kintone×販売生産管理システム連携で売上管理を効率化!売上集計表の自動作成も可能に | 製造業 中勢製氷冷蔵株式会社さまのアプリ開発事例

本記事では製造業の在庫管理における一番重要な部分、「商品の増加」「原材料の減少」にあたる生産伝票の連携について解説します。

kintoneと基幹システムを連携することで、入力を自動化し、生産管理と在庫管理の効率化を目指した中勢製氷冷蔵株式会社さま。
中勢製氷株式会社さまでは元々生産情報を管理するための基幹システムを利用していたため、まずはその基幹システムと、kintoneと連携ができる販売生産管理を連携します。
これにより、販売生産管理システムに生産伝票が自動で登録されるようになりました!

販売生産管理システムの生産実績登録画面がこちらです。

コムデック kintone 生産管理 販売生産管理 kintone 連携 基幹システム 連携 製造業 事例 生産進捗管理

連携はCSVファイルのやり取りで実施しており、以前から利用している基幹システムから毎日19時に当日生産分のデータがCSVで出力されます。
販売生産管理システムでCSVファイルを監視して作成されたファイルを取り込むことで、生産実績が自動作成される仕組みです。

基幹システムからデータを取り込んだら、販売生産管理システム内で生産(商品の増加・資材の減少)、売上(商品の減少)、仕入(資材の増加)の各データから在庫情報を集計し、そのデータをkintoneへと自動連係します。

krewDashboardで在庫情報を可視化!

これで基幹システムから販売生産管理システム、そしてkintoneまでデータ連携ができたので、続いては連携した情報を元に「krewDashboard(クルーダッシュボード)」で在庫表を設定していきます。

krewDashboardとは、kintoneアプリのデータをピボットテーブルやグラフで可視化できるプラグインです。
グラフが豊富であり、それぞれを選択やドラッグ&ドロップすることで、簡単にダッシュボードをデザインできます。

倉庫・商品・商品分類というような条件の指定も可能です。
必要なグラフを自在に組み合わせることで、一画面で必要なデータやグラフを把握できるようになります。

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在庫数の変動や、それに伴う生産状況がひと目でわかります。
すでに登録されているもののなかから必要なデータを設定して集計・分析ができるので「基幹システムから必要なデータを引っ張ってきて、別途エクセルを作成しないとわからない」といった手間は必要ありません

krewDashboardの設定や活用方法については以下の記事で詳しく解説していますので、気になる方はぜひご覧ください。

▼kintoneのダッシュボードとは?作り方・使い方を事例とともに解説

kintoneと基幹システムを連携するメリットとは

kintoneと基幹システムを連携するメリットは、生産管理業務において、これまで別途行っていたエクセル作成が不要になること、毎日の在庫状況がリアルタイムで可視化できるようになることです。
必要な情報をダッシュボード化することで、日ごとの在庫推移をはじめ、これまで管理できていなかった指標を把握できるようになります。

例えば、中勢製氷冷蔵株式会社さまでは、以下の在庫表を作成したことで、生産状況を日ごとで把握できるようになったほか、適正な在庫での生産が可能となりました。
ITツールをうまく活用すれば、製造業における工程を可視化し、適正な在庫での生産や人員・生産機械の割当なども最適化されるようになります。

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kintone×基幹システム連携で無駄な作業を削減して業務効率化を実現しよう

kintone×基幹システム連携を行えば、二重入力や在庫表のために別途エクセルを作成する手間を省くことができます。
在庫状況に紐づいてデータが自動更新されるので、リアルタイムな生産状況の把握が可能です。
kintone内のデータを元にダッシュボードを作成することで生産状況がひと目でわかるので、経営における重要な意思決定もスムーズに行えます。

中勢製氷冷蔵株式会社さまでは、在庫・生産管理もkintone上で行えることで、シームレスに業務を進められるようになっています。
今後は集計したデータをもとに、生産計画の改良といった運用改善を検討していきたいとのことです。
「kintoneと基幹システムの併用で二重入力などの手間が生じている」「生産管理の効率化を図り、リアルタイムで状況把握ができる仕組み作りを実現したい」とお考えの企業さまは、kintone×基幹システム連携をぜひご検討ください!

この記事を書いた人

西道涼

『クラウドサービスの先導者』

日本人の心のふるさとである”三重県伊勢市”を拠点に、中小企業のDX化を支援しています。 主に中小企業のクラウドサービスの提案から導入支援まで、一貫してサポートさせていただいております。 たくさんのクラウドサービスが普及する中、どのクラウドサービスが自社に合っているのか…お悩みではありませんか? 是非一度御社の理想をお聞かせください。ぴったりのクラウドサービスをご提案させていただきます!

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