Dify × kintoneで実現!ノーコード&無料でチャットbotを構築する方法
HPからの問い合わせ対応や社内ヘルプデスクなど、チャットbotを活用したい場面は多々あります。
しかし、既存のチャットbotサービスは月額5,000円から5万円程度かかるうえ、回答のための想定質問や回答データを事前に登録しなければならない手間があります。
そんな時、Difyとkintoneを連携させれば、kintoneに蓄積されたデータを自動で参照して回答してくれる、手間いらずのチャットbotをノーコードで構築できます。
kintoneに溜まったデータを活用したい方、ヘルプデスクをAIに任せたい方は是非ご覧ください。
本記事の内容は、こちらの動画でも詳しく解説しています。
目次
Difyとkintoneを連携させてチャットbotを作ろう!
今回コムデックでは、Dify(ディフィー)とkintone(キントーン)を連携させて、コムデックラボに掲載されている700記事を学習したチャットbotを構築しました。
Difyとは、ノーコードでチャットbotを構築できるプラットフォームです。
kintoneとの連携も可能で、無料で利用できるという特徴があります。
こちらが、実際のチャットbotの画面です。
kintoneのカスタマイズビューにチャットbotを表示させており、 HPに設置することもできます。
このチャットbotは、kintoneの構築ノウハウが700記事ほど掲載されているコムデックラボを学習したAIです。
たとえば、「在庫管理の概算費用を教えて」と質問すると、AIがコムデックラボの事例記事を添えて回答を生成してくれます。
続いて、「建設業の活用事例を教えてください」と質問すると、以下のように建設業の事例がピックアップされます。
こちらの質問では概算費用を聞いていないため、活用事例のみが提示されます。
このように、質問内容に応じて適切な情報を自動で提示してくれるチャットbotを構築できます。
Dify × kintoneのチャットbotの構造
先ほどのチャットbotは、以下のようなコムデックラボの記事が一覧化されたアプリのデータを参照しています。
このアプリには以下のフィールドがあります。
- 記事タイトル:「製造業向け在庫管理システム導入事例」など
- 対象のURL:実際の事例記事のリンク
- 費用感:初期費用50万円、月額10万円など
概算費用はテキストフィールドで入力できるようになっています。
記事本体に費用情報を掲載していない場合が多いので、このフィールドに入力して補足する仕組みです。
こうすることで、チャットbotはこのアプリのデータを参照しているため、記事にはない費用感も回答することができます。
【無料】kintoneを参照して回答するチャットbotの作成方法
Dify自体の設定はとても簡単で、「開始」「HTTPリクエスト」「LLM」「回答」の4つの項目を設定するだけとなっています。
このうち「開始」の部分は、チャットbotの作成テンプレートで設定されるようになっているので、ここからは実際に設定した3つの項目について解説します。
なお、今回紹介した設定までは、Difyの無料プランで作成・利用できますが、無料版ではチャットの回数に制限があり、APIリクエスト制限が1日に5,000回となっています。
HPに組み込んでチャットbotを使い倒すと、利用制限によって止まる可能性があります。
より積極的にチャットbotを使いたい場合は、有料版の利用を検討しましょう。
HTTPリクエスト
HTTPリクエストでは、kintoneのデータを取得しています。
kintone APIを使って、先ほどの記事管理アプリから記事のタイトル、費用感、URLを取得する設定です。
kintoneのデータを使ってチャットbotを作る際、1番難しいのがこのHTTPリクエストの部分です。
ヘッダーのキーやパラメーターなど、もともと空白になっている状態なので、何を設定したらいいのか迷うかもしれませんが、サイボウズのデベロッパーサイトを見ながらその通りに設定していけば問題ありません。
LLM
LLMでは、ChatGPTにどういう指示を投げるかというプロンプトを設定しています。
プロンプトの内容は、「問い合わせの内容から適切に回答してください」という指示と、「回答の判断基準として十分なエビデンスがあるかどうかを判断してください」というものです。
回答時に注意してほしいポイントや、こういう回答をメインにしてほしいといった指示を追加することで、チャットbotの回答内容を調整できます。
なお今回は、記事の本文もkintoneアプリに保存していますが、700記事すべてのデータをAIに読み込ませるとデータ量が膨大になるため、タイトルのみから判断させる設定にしています。
もちろんDifyをカスタマイズすれば、記事本文を読み込ませてチャットbotに回答させることも可能です。
回答
回答では、チャット上で何を回答するかを設定します。
今回は、生成AIが作ってくれた回答をそのまま返すというシンプルな設定です。
Dify × kintoneでノウハウの検索や問い合わせ対応を効率化しよう
Difyとkintoneを連携させれば、ノーコードで簡単にチャットbotを構築できます。
今回ご紹介した内容なら、無料プランでも構築できるので、ぜひ試してみてください。
とは言え、IT専門人材のいない企業さまでは、いきなりチャットbotを作るというのはハードルが高いかもしれません。
その場合は、コムデックが提供する「kintone for 生成AI 導入コンサル 」をご活用ください。
Difyを使ったチャットbotの効果的な活用方法だけではなく、社内でどのようにAIを活用できるかをご提案できます。
「AIに興味はあるが何から手を付ければいいか分からない」「実際の業務にAIを取り入れた際の運用フローや費用対効果がイメージできない」という企業さまは、お気軽にお問い合わせください。

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