DX担当者勉強会とは?
ABOUT
4か月(3月、7月、11月)に一度、直近の自社の状況を振り返り、今後取り組むべき活動についてじっくり考える勉強会です。
担当者勉強会参加のメリット
コムデックから旬のIT活用情報を提供します
普段の業務の中ではなかなか考えられない「今後の方針」を検討できます
勉強会の会員同士の意見交換を通じて得た気づきや学びを今後の自社のDX推進に活かすことができます
DXに取り組む仲間同士のコミュニティで意見交換することで、取り組みへのモチベーションもアップします
DX担当者勉強会を開催する背景
REASON
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世の中の動向
- 労務規制による人件費の圧迫
- AIをはじめとする新テクノロジーの増加
- 高付加価値人材の獲得競争激化
- 顧客ニーズの多様化
- SNSをはじめとする共感コミュニティへの変化
- 働き方の多様化
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こんなことに取り組みたい方におすすめです!
- 人時生産性の向上
- 新しい商品・サービスの開発
- 新規市場の開拓
- 顧客のファン化
- 賃上げ
- 従業員満足度の向上
参加者と一緒に取り組んで良かったこと
FUNCTION
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1
フォアキャストで考える
ビジネスにおいて、「自社はどう変化していきたいのか=未来志向(フォアキャスト)」で考えることは重要です。
漠然と業務改善に取り組むのではなく、将来のありたい姿を描くことで目指す先が明らかとなり、会社全体の業務改善のスピードや質を向上させることができます。
また、変化の予測に基づいて収益目標や予算を設定することで、目標の達成度を評価し、組織全体の目標に向けた行動計画を立てることが可能です。
これにより、ビジネスの目標達成に向けた方向性が明確化され、組織の一体性が高まります。
担当者勉強会では、現状認識やありたい姿とのギャップをどう埋めていくかをフレームワークに沿って検討する方法をお伝えしています。 -
2
事業のずらしを検討する
現時点での自社の商品・リソースと市場を洗い出し、その上で新商品や新規市場を検討することを、コムデックでは「事業のずらし」と呼んでいます。
事業のずらしを考えることで、新たな市場や業界への進出により成長機会を拡大することができるのはもちろん、「既存の市場や商品に成長余地はないか」も検討することが可能です。
競争の激しい既存の市場での成長が限定されている場合でも、新たな事業領域や地域への展開によって新たな顧客層や市場シェアを獲得できる他、新たなビジネスモデルの創出や、企業のブランド価値を向上させる効果も見込めるのが事業のずらしです。
担当者勉強会では、実際にずらしのフレームワークを使って自社の既存市場・商品の整理をしていただき、どういった方向にずらしていくかを検討しました。 -
3
7Sのアップデート
7Sとは、マッキンゼーの7Sの提唱する組織の効果的な変革と改善を促進するためのフレームワークです。
組織の7つの要素(戦略、構造、システム、スタッフ、スタイル、共有価値、スキル)を包括的に評価することで、組織の強みや課題、内部の整合性や一貫性の程度を把握することができます。
組織の現状を客観的に評価することで、改善の方向性や重要な改革ポイントを特定し、取り組みの優先順位を決定するために活用できます。
相互に関連する7つの要素の変化が他の要素に与える影響を考慮しながら、変革の計画を策定することができます。
担当者勉強会では、一つ一つの要素を整理しながら、「ITツール導入前」「現在」「2年後にどうなっていたいか」の3軸で7Sのアップデートを検討しています。 -
4
KPIやKGIの設定
KPIとKGIは密接に関連しており、KGIは組織の戦略的な目標を示し、KPIはその目標を達成するための具体的な指標となります。
KPIとKGIの設定は、組織の目標達成やパフォーマンスの向上のために欠かせない要素です。KPIやKGIを設定することで、ビジネスの目標や戦略が明確になり、組織や部門全体が共通の目標に向かって取り組むことができます。
定量的なデータに基づいて目標の達成度やパフォーマンスを評価することで、主観的な判断やバイアスの影響を減らすことができます。データに基づく意思決定は、より客観的で合理的な判断を可能にし、ビジネスの効率性や成果を最大化することが可能です。
担当者勉強会では、KPIやKGIの設定方法はもちろん、それらをリアルタイムかつ自動で見える化し、経過を分析する方法をお伝えしています。 -
5
従業員満足度(EX)の向上
従業員満足度が高い状態になると、仕事に取り組むモチベーションが高まり、積極的かつ生産的に働くようになります。
離職率の低下やチームワークの強化、そして顧客満足度の向上にもつながる従業員満足度を向上させるためには、従業員自身が「頑張りを正当に評価されている」「自分が成長できる組織である」と感じる必要があります。
そこで、教育整備や評価制度の導入によって従業員の成長支援を検討する取り組みが重要となります。
担当者勉強会では、ただ数値目標を与えるのではなく、従業員が自ら考え行動してくれるような評価制度の仕組みをご紹介しています。 -
6
WEBマーケティング
インターネットの普及によって、人々は購買行動をとる際にSNSやネット上の情報を参考にするようになりました。
そのため、企業が自社の商品やサービスをアピールするためには、WEBでの情報発信が必要不可欠となっています。
WEBマーケティングにより、これまで自社を知らなかった層にも製品やサービスを宣伝でき、ビジネスの成長と拡大を促進することが可能です。WEB上のユーザー行動データなどを分析し、顧客のニーズや嗜好を把握することもできるため、より顧客が求めているコンテンツを提供することもできます。
担当者勉強会では、そんなWEBマーケティングの基本を、実際にコムデックが取り組んだ内容を元にお伝えしています。
自社の改善を促すDX担当者勉強会の仕組み
DEVELOPMENT
担当者勉強会では、DXに取り組む仲間と共に
「インプット」と「アウトプット」を通して社内改革のPDCAサイクルを回す機会を提供します。
担当者勉強会の仕組み
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①アンケート回答
自社の課題を担当者勉強会前に検討しましょう。
アンケート回答またはヒアリングにてアウトプットしていただきます。 -
②インプット
担当者勉強会で、コムデックから旬のIT活用情報を提供します。
ツールの情報はもちろん、「いい会社作り」のための新たな取り組み情報をインプットしましょう。 -
③アウトプット
インプットした情報を元に、参加者で少人数のグループをつくりディスカッションをしていただきます。
その場で「直近3か月で取り組みたいことは何か」を検討し、取組内容や目標、実行者等の情報をPlanDoシートに落とし込みましょう。 -
④PDCAを回す
担当者勉強会後、作成したPlanDoシートに基づき自社で計画を実行しましょう。
また4か月後の担当者勉強会で取り組みを振り返り、計画の軌道修正や新たな取り組みを検討します。
担当者勉強会の意義
1.DXを通じて、従来以上に顧客貢献ができるサービス提供を目指す
2.DXを通じて、業務・経営を社会の変化に適応したものに変革する
3.DX取り組み企業同士が新しいノウハウや気づきの共有を行うことでお互いを刺激しあう仲間となり、共に業績アップを目指す
4.DXに取り組んでいただいている企業様がサプライチェーンを巻き込んだ全体改善を行うことで、企業価値の向上を目指す
5.DX(社会の変化に柔軟に対応し、業績を上げる)を促進している会社として地域での存在を確立し、社会貢献を果たすリーダーとなる
過去の担当者勉強会でお伝えしたこと
CASE
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第27回
先行管理とは何を指すのか、どんなメリットがあるのかというところから、コムデックで実際に行っている先行管理の仕組みや考え方、先行管理をより良くする取り組みなどまで包み隠さずご紹介しました。
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第26回
これまでコムデックがお客様とともに業務改善を進め、効果を出してきた根本的な考え方や取り組み方のノウハウやポイントを余すところなくお伝えしました!
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第23回
プラグインと呼ばれる拡張機能を活用すればkintoneをより便利にすることができる!
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第23回
デジタル化の次に行うべきこととは?世の中の流れに適応した新しい打ち手は『事業のずらし』で考える!
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第22回
採用DX~ミスマッチを無くす採用のために明日から使えるITツール~
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第22回
「広告」ではなく「資産」になるWEBマーケティングとは?中小企業が取り組むべきポイントを解説
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第20回
バックオフィス全体の効率アップを実現するクラウド会計活用術
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第19回
中小企業の業務効率化・収益向上・事業価値向上を実現するための秘訣とは
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第18回
現状認識から始めるDXの挑戦!DXのカギを握る「CX」の考え方のポイント
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第17回
【具体例つき】DXの成否を分ける!DX設計図のつくりかた
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第16回
中小企業が取り組むべきIT活用~広告&広報戦略編
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第16回
中小企業が取り組むべきIT活用~データドリブン経営編
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第15回
初オンライン開催!コロナ禍において変化が必要な業務とは?~withコロナ時代の営業戦略編~
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第15回
初オンライン開催!コロナ禍において変化が必要な業務とは?~オンラインミーティング徹底解説編~
担当者勉強会参加企業の成長
PARTNER
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購入履歴データベースの分析からお客様のファン化に成功
kintone上にお客様の購入履歴データベースを構築した卸売業の企業様。
「いつ、どんな商品を購入したか」が一覧で見える化し、好みの傾向を分析できるようになりました。
仕入の段階から提案するお客様を思い描けるようになり、最適な商品提案を実現できたことで、お客様のファン化に成功しました。
詳しくはこちら -
情報共有プラットフォームの構築でご家族に「安心感」を提供
kintoneで入居者様のバイタル情報や日々の様子を記録していた介護業の企業様。
従来は紙の連絡帳や電話で入居者様のご家族と連絡を取っていましたが、kintoneのデータの一部をご家族向けに公開できるポータルサイトを構築。
ご家族はサイトにログインすればいつでも最新の情報を確認できる他コメントもできるため、双方向的でスムーズなやり取りができるようになりました。
他の施設にはないプラットフォームで、ご家族に安心感を提供できただけでなく、入居先を検討いただくときの優位性の獲得にもつながっています。
詳しくはこちら -
顧問先の労務管理プラットフォーム構築で業界内の差別化に成功
顧問先から様々な手続きを依頼される社労士業の企業様では、kintoneで依頼された手続きの進捗状況を管理していました。
その進捗状況を顧問先向けの手続状況共有プラットフォームで公開することで、リアルタイムな進捗状況がプラットフォームに反映されるため、電話で状況を確認する必要もありません。
今どんな手続きを依頼しているのか、依頼した手続きがどういう状況なのかはもちろん、助成金の対象者や給与計算依頼のスケジュールもプラットフォーム上で共有することで、他の社労士事務所にない利便性を提供しています。
詳しくはこちら