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QRコードを使ってkintoneによる出荷検査を効率化!ヒューマンエラーの防止と作業時間の短縮に成功|製造業 中村化成工業株式会社さまのアプリ開発事例

gusuku-Custmineで出荷確認を効率化!
業種 製造業
従業員数 25名程度
地域 群馬県
目的 出荷検査のヒューマンエラー発生を防止し、工数を削減したい
課題 ・出荷検査で目視によるチェックや紙への記入など手作業があり、現状発生していないものの、ヒューマンエラーが発生するリスクがある
・トラック1台につき5分ほど工数がかかっている
効果 ・手作業が削減されたことでヒューマンエラーの発生リスクが低減された
・作業の一部自動化により、トラック1台につき5分ほどかかっていた工数が1分に短縮された

製造業の出荷検査では、紙を使った目視による検査がまだまだ残っています。
この方法だとリソースがとられるだけではなく、ヒューマンエラーの発生リスクがあるため、自動化したいという企業さまも少なくありません。

kintoneをベースに製品や出荷に関するデータを管理し、QRコードを使ってデータを読み込めるようにすると、これらの作業を効率化できます。

今回は、kintoneとQRコードを使って目視や手作業によって行っていた出荷検査を一部自動化し、ヒューマンエラー発生の防止と作業時間の短縮に成功された中村化成工業株式会社さまの事例を紹介します。

「出荷検査のヒューマンエラーリスクを抑えたい」「効率的に出荷検査を進めたい」という企業さまは、是非ご覧ください。

kintoneを使って製造業の在庫管理を構築!次なる課題は出荷検査

中村化成工業株式会社さまは、プラスチックのリサイクルから原料販売・加工、プラスチック製品販売を専門とされる企業さまです。
プラスチックパレットやコンテナのリサイクルソリューションは、自動車や電機、飲料などさまざまな製造業や、サービス業の事業者に利用されています。

中村化成工業株式会社さまでは、以前からkintone(キントーン)を使って製造から在庫管理までを一気通貫で管理できる体制を目指されています。

コムデックの伴走支援を利用して内製化の実現を目指しながら理想の在庫管理システムを構築した事例は、以下の記事をご覧ください。
▼kintone伴走支援で製造管理から在庫管理まで一気通貫で行えるシステムを構築|中村化成工業株式会社さまのアプリ開発事例

中村化成工業株式会社さまが次なる課題として着手したのは、出荷検査の効率化でした。

出荷検査のヒューマンエラーリスクを最小限にしたい!

製品の出荷検査に必要な情報は、「現品票アプリ」で管理し、そのデータを元に製品に付属する現品票を印刷しています。
製品はまとめて複数出荷するため、複数アプリのデータを自由に集計できるkrewData(クルーデータ)を使ってひとつのトラックで出荷する現品票のデータを取りまとめ、出荷検査シートアプリに自動登録していました。

出荷予定の製品をトラックへ積み込む際、出荷担当者は製品に付属した現品票を写真撮影して、事務所に画像データを送信します。
画像データを受け取った事務担当者は、出荷検査シートアプリのテーブルに集約された集荷情報と、担当者から届いた現品票画像を目視で照らし合わせ、出荷物に間違いが無いか確認を行っていました。

目視による確認作業と手書きのチェック記入があるため、過去に一度も発生してはいないもののヒューマンエラーが発生するリスクがあります。
そのため、出荷検査シートと異なる現品票が紛れていた場合は自動でエラーとなるシステムの必要性を感じていた中村化成工業株式会社さま。

また、撮影した現品票の画像がブレていて判別できなかったり、通信の不具合で画像を送信できていなかったり、日々小さなストレスも発生していたと言います。

これらの理由に加えて、トラック1台当たり5分程度のチェック時間がかかっていたため、なるべく工数を削減したいという想いもあり、課題を解決するための仕組みを構築することにしました。

gusuku Customineで出荷検査が理想の仕組みに進化!

ここからは、中村化成工業株式会社さまが課題を解決するために構築した仕組みについて紹介します。

QRコードとkrewDataを使った改善案を模索

課題解決のために業務フローを整理するなかで、当初はQRコードとkrewDataを活用して解決できないかと考えていた中村化成工業株式会社さま。

現品票アプリは、1レコードに対して現品票が1枚ずつ発行される構造のため、レコードをQRコード化してタブレットで読み込めば現品票を自動で読み込めます。
その後、確認作業を終えてkrewDataを実行し、自動で結果が出荷検査シートに反映されることでエラー判定ができれば……と考えていましたが、krewDataは「ないもの」を判別できないので、正確なエラー判別が難しく、どうにか実現する方法は無いか……と模索していたそうです。

そのようななかで担当者さまがCybozu Daysへ足を運ばれ、gusuku Customine(グスク カスタマイン)を発見。
コムデックにも実装可能かご相談いただき、gusuku Customineを使って実装にチャレンジすることとなりました。

gusuku Customineを使って理想の仕組みを実装

中村化成工業株式会社さまは、まず出荷検査シートアプリに「QRコード読み取り」ボタンを設置しました。

「QRコード読み取り」ボタン

このボタンをクリックするとカメラが起動するよう、gusuku Customineを使って設定しています。

もともと検査で使っていたiPadでkintoneを開き、アプリ上のボタンをタップすれば、アプリ画面から直接カメラが起動でき、スムーズに検査を始められます。
検査したいレコードを開いてQRコードを読み取れば、出荷情報を自動でチェックできる仕組みです。

gusuku Customineでは、「メニュー位置でQRコード読み取りを開始する」「キーを指定してレコードを取得する」など、起こしたいアクションごとに設定を行っています。
各アクションは番号付きのブロックで区切られており、「特定のアクションが完了したら次のアクションを起こす」といった連鎖的な自動処理も可能です。

gusuku Custmineの設定画面

このように、コードを書かずに既存のフィールドから選ぶだけでよいため、プログラミングの知識がない人もkintoneを手軽にカスタマイズできます。

設定が完了したら、以下のようにワークフローを作成します。

ワークフロー

ここでは、「QRコード読み取り」ボタンをクリックしたとき、「カメラが起動する」というようなアクションを指定します。
また、QRコードを読み取ったあと、テーブル内の「製品ナンバー」と一致した場合に限り「出荷」にチェックがつくといった詳細条件の指定も可能です。

もしアプリのテーブル内に製品ナンバーの記載がなかったり、一致しなかったりする場合はエラーとして表示されます。
チェックが完了すると以下のようなポップアップが表示されるので、担当者はiPadの表示を確認して「OK」をタップすれば作業は完了です。

ポップアップが表示

この仕組みによって、出荷検査シートのテーブルと紙の現品票を目視で照らし合わせる作業が効率化され、手作業でチェックを記入する作業が削減されました。

QRコードとgusuku Customineでkintoneの出荷検査の仕組みをカスタマイズしたメリット

以前の仕組みだと目視の照合や手書きの記入といった手作業があったため、ヒューマンエラーが起こるリスクがありましたが、QRコードを読み込んで自動でチェックさせることでリスクを抑えることに成功しました。

また、作業工程が一部自動化されたことで、検査にかかる時間が5分から1分に短縮されています。
これは、年間出荷数量に換算すると概算で約2,500分と大幅な削減です。

kintone × AIで製造業のメンテナンスフローの効率化を目指す

中村化成工業株式会社さまはgusuku Customineを活用し、担当者ご自身で理想の出荷検査の仕組みを構築されました。
目視の照合や手書きの記入といった手作業が削減されたことでヒューマンエラーの発生リスクが抑えられたほか、気になっていた作業工数の大幅な削減にも成功しています。

今後は、ほかにもkintoneで改善できる業務があるかもしれないので、まずは全体の業務フローの整理から支援させていただく予定です。
直近では、メンテナンス履歴をkintone化し、AIを使ってメンテナンス予測を立てる仕組みの構築を考えています。

コムデックでは、業務フローの整理からkintoneの構築、その後の定着まで支援する「kintone伴走支援」を提供しています。
「出荷検査の仕組みを効率化したい」「kintoneカスタマイズを内製化したい」という製造業の企業さまは、お気軽にご相談ください。

「kintone伴走支援」サービスページはこちら

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この記事を書いた人

西道 涼

『クラウドサービスの先導者』

日本人の心のふるさとである”三重県伊勢市”を拠点に、中小企業のDX化を支援しています。 主に中小企業のクラウドサービスの提案から導入支援まで、一貫してサポートさせていただいております。 たくさんのクラウドサービスが普及する中、どのクラウドサービスが自社に合っているのか…お悩みではありませんか? 是非一度御社の理想をお聞かせください。ぴったりのクラウドサービスをご提案させていただきます!

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