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AIが進捗遅延を予測!「気づいたら遅れてる」をkintoneで防ぐ方法

進捗遅れリスクをAIが自動抽出!

税理士事務所などをはじめ、多くの企業がkintoneを用いた進捗管理を行っています。

しかし、「kintoneで進捗を見える化したのに、なぜか管理職の忙しさが変わらない」と悩むケースは少なくありません。
ガントチャートなどで全体像や進捗率を把握できても、「画面を見てどこが危ないのかを判断する」のは、結局のところ人間の仕事になっているのが実情です。

今回は、kintoneと生成AIを組み合わせることで、管理者の判断業務を自動化し、遅延リスクを先読みする方法を解説します。
本記事の内容は、こちらの動画でも詳しく解説していますのであわせてご覧ください。

kintoneを使った進捗管理の現状と課題

kintone(キントーン)を使った進捗管理は便利な反面、「この先遅れそうかどうか」という未来の予測は結局管理者の判断が必要なため、管理側の負担が減らないケースが少なくありません。

kintoneでは、「期日を過ぎているのに未完了のタスクの色を変える・通知を飛ばす」等、条件を指定して遅延したタスクを把握しやすくすることができます。
しかし、kintoneのシステム上で分かるのは、あくまで「今、遅れているかどうか」だけです。

たとえば、進捗率70%で締切まであと10日ある場合、データ上は順調に見えます。
しかし、過去の類似案件の傾向から「この段階から資料待ちが発生し、結局ギリギリになる」というリスクが潜んでいるケースもあります。

多くの案件が重なる繁忙期には、管理者が経験や勘を頼りに「この進捗と工数のバランスは危ない」「この顧客は早めに動こう」とチェックすることも珍しくありません。
これでは、管理する案件数が増えればいずれ限界を迎えてしまいます。

 kintone × 生成AIを活用した「未来の予知」とは

kintoneと生成AIを組み合わせれば、「進捗状況を元に遅延リスクを察知して、対応の優先順位をつける」作業まで任せることが可能です。
AIは単に危険な案件をリストアップするだけでなく、「次に何をすべきか」まで言語化して提案してくれます。

危険な案件をリストアップ

たとえば、「案件Aは締切まで5日で工数オーバー傾向にあるため、最優先でリソースを投入する」「案件Bは過去の例から資料未提出の恐れがあるため顧客へ催促する」などの具体的なアクションまで提示可能です。

分析結果をもとにAIが代替してくれるため、担当者への指示も「急いで」という曖昧なものから「案件Aを最優先に対応して」というように、より具体的で明確になります。

AI分析に必要なkintoneのインプットデータとプロンプト設定

kintoneのAIを現場で機能させるためには、適切なデータの連携と的確なプロンプトの設定が欠かせません。

ここからは、日々の業務で蓄積した既存データをAIに読み込ませ、自社の状況に合わせた高精度の予測を引き出すための具体的な仕組みづくりを解説します。

 既存の進捗管理アプリのデータをそのまま活用

AIを活用するために、新しいデータを二重に入力する必要はありません。
たとえば、「進捗管理アプリ」では、顧客名や案件名、担当者などの基本情報をはじめ、締切日や申告期限、進捗率、予定工数と実績工数のデータ、過去の対応履歴や遅延実績などを管理しています。
普段の業務で記録しているこれらの情報を、そのままAIのインプットとして活用可能です。

進捗管理アプリ

 

 役割と分析観点を明確にしたプロンプトで精度を向上

AIから精度の高い回答を引き出すためには、AIへの指示内容にあたるプロンプトの設定が重要です。

今回のプロンプトでは「あなたは税理士事務所の進捗管理・リスク予測の専門アシスタントです」と明確な役割を与えます。

プロンプトの設定

プロンプトは自社に合わせて調整可能で、進捗率と残り日数のバランス、工数の予実差異、過去の遅延パターン、顧客の重要度などを横断的に分析できます。
今回は、過去にどういった傾向のお客様がいたか、どのような案件・タスクで遅延が発生したかも勘案して抽出するように指示をしています。

出力内容についても、遅延リスクの高い案件リスト、リスクの理由、対応優先度の順位づけ、具体的な対応アクションなどを明示できるため、AIによる先読み管理が可能です。

kintone × 生成AIで組織全体の進捗管理を最適化しよう

kintoneに蓄積した日々の進捗データや工数データを生成AIで分析すれば、遅延リスクや対応優先度を自動で整理できます。
ベテランの勘と経験による判断がAIによって再現されるため、手遅れになる前に対策を打てるようになるでしょう。

管理職の負担が軽減され、スタッフも迷わず動けるようになるため、顧客満足度の向上と残業時間の削減を両立可能です。

コムデックでは、業務フローを整理し最適なAI活用を提案する「コムデック 生成AI for kintone 導入コンサル」を提供しています。
「技術ノウハウの属人化を解消したい」「ベテランのノウハウを若手に継承する仕組みを作りたい」という企業さまは、お気軽にお問い合わせください。

「コムデック 生成AI for kintone 導入コンサル」のサービスページはこちら

この記事を書いた人

前村 拓哉

DX化の伝道師

日本人の心のふるさとである”三重県伊勢市”を拠点に、中小企業のDX化を支援しています。 主にkintoneのカスタマイズを得意とし、サイボウズ認定資格である「kintone Associate」「kintone AppDesignSpecialist」「Kaizen Management Expert」を取得しています。 Youtube「kintone芸人」では、実際の事例をわかりやすく説明したり、DX化を進めていく上で大事なことを提言しています!

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