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200万円超の電話設備更新費の約3分の1を削減|建設業 株式会社西邦建設さまのクラウドPBX「INNOVERA」導入事例

200万円超の電話更新費を約3分の1削減!固定電話からクラウドPBXへ

三重県伊勢市の株式会社西邦建設様では、15年以上使用してきた電話設備の老朽化をきっかけに、クラウドPBX「INNOVERA」を導入しました。
従来型PBXの更新見積もりは200万円を超えていましたが、既存回線と電話番号、FAX、固定電話の必要台数を整理し、導入費用を従来案から約3分の1削減しています。

スマートフォンを会社の内線として使える「INNOVERA Call」、通話の自動録音、迷惑電話の着信拒否、時間帯別の着信設定も活用。
現場へ出る社員が多い建設会社の働き方に合わせ、固定電話を減らしながら電話環境の機能と柔軟性を高めた事例をご紹介します。

この記事でわかること

  • 老朽化したビジネスフォンを更新する際の選択肢
  • クラウドPBX「INNOVERA」の主な機能と導入効果
  • 固定電話の台数と既存回線を見直すポイント
  • スマートフォンを会社の内線として使うメリット
  • 建設業の現場とオフィスをつなぐ電話環境の作り方

 こんな人におすすめの記事です

  • ビジネスフォンや主装置の老朽化・故障に悩んでいる企業
  • 電話設備の更新見積もりが高額で、別の方法を探している方
  • 現場や外出先で働く社員が多い建設会社・中小企業
  • 固定電話の台数を減らし、スマートフォンを活用したい方
  • 通話録音や迷惑電話対策、時間外設定を導入したい方

15年以上使った電話設備の、更新見積は200万円超に

株式会社西邦建設様は、三重県伊勢市に本社を置き、土木・建築・舗装・解体など幅広い工事を手がける総合建設会社です。
国土交通省・三重県・伊勢市を主な取引先とし、地域の社会インフラを支えています。

同社がクラウドPBXを検討したきっかけは、長年使用してきた電話設備の老朽化でした。
電話機の故障が増え、必要な台数を維持することが難しくなっていたため、従来型PBXの更新見積もりを依頼したところ、金額は200万円を超えました。

しかし、社員の多くが現場へ出る建設会社では、全員の机に固定電話を置く従来の構成が現在の働き方に合っているとは限りません。
スマートフォンの利用が定着した中で、同じ台数・同じ構成のまま設備だけを更新するのではなく、電話の使い方そのものを見直すことになりました。

クラウドPBX INNOVERA

長年使ってきた主装置は増設に増設を重ねた結果、大変な状態になっていました。

クラウドPBX「INNOVERA」とは?

クラウドPBXは、従来オフィス内に設置していた電話交換機の機能をクラウド上で提供する仕組みです。
「INNOVERA」では、会社の固定電話とスマートフォンを連携し、外出先でも会社番号による発着信や内線通話を行えます。

従来型PBXでは、電話機の追加や配置変更、主装置の更新などに工事が必要になることがあります。
クラウドPBXでは、利用者や端末の増減に合わせて構成を変更しやすく、拠点や働き方の変化にも対応しやすい点が特長です。

西邦建設様では、スマートフォンアプリ「INNOVERA Call」に加え、通話の自動録音、迷惑電話の着信拒否、始業前・夜間・休日の時間帯別着信設定を活用しています。

☎️INNOVERA導入で実現したこと

  • スマートフォンを会社の内線として利用
  • 通話を自動録音し、聞き逃しや認識違いを防止
  • 迷惑電話の着信拒否を設定
  • 働き方に合わせて固定電話の台数を削減
  • 将来の増員や工事体制の変化に合わせて回線を調整

クラウドPBX INNOVERA

従来型PBXとクラウドPBXは何が違う?

従来型PBXは、オフィス内に主装置を設置し、その装置へ対応する電話機と回線を接続する仕組みです。
安定した通話品質が期待できる一方、主装置の収容台数を超えて電話機を増やす場合や、故障・保守終了で設備を更新する場合には、機器購入と工事にまとまった費用がかかります。

一方のクラウドPBXは、主装置の機能をインターネット上で実現するため、社員数や部署構成に合わせて増減しやすく、スマートフォンやパソコンも電話端末として活用できます。
また、会社の中だけで完結していた電話を、現場・外出先・別拠点まで広げられることが大きな違いです。

クラウドPBX INNOVERA

クラウドPBXは、単純に従来設備より安いとは限りません。
月額利用料が発生し、インターネット環境によっては通話品質に影響が出るためです。

構内放送、インターホン、非常設備、FAXなどと電話設備が連動している場合は、すべてを同じ方法で移行できないこともあります。
大切なのは、現在の電話機をそのまま置き換えるのではなく、「誰が、どこで、どの電話を受けるのか」を見直すことです。

西邦建設様では、現場社員がスマートフォンを活用し、固定電話を大幅に減らせたため、クラウドPBXの特長がコスト面にも反映することができました。

既存回線とFAXを整理し、従来案から3分の1コストダウンに成功

クラウドPBXへの移行では、現在の電話番号、契約回線、FAX、代表番号、部署ごとの着信先を整理することが重要です。
回線をそのままクラウドへ移すもの、既存設備として残すもの、廃止できるものを一つずつ確認しなければなりません。

西邦建設様では、長年IT環境を支援してきたコムデックが既存の利用状況を確認し、必要な電話機の台数と回線構成を見直しました。
その結果、200万円を超える従来型PBXの更新案に対し、クラウドPBXは電話機の台数が減ったことにより導入費用を相当額抑えることができました。

単に安いサービスへ切り替えたのではなく、現場社員はスマートフォン、オフィス内は必要最小限の固定電話という役割分担へ変えたことが、コスト削減につながっています。

💡電話の営業業者は、通常今と同じ構成で見積をおこなうだけで、働き方の変容やスマートフォン活用など全体見直しする知見が不足しているケースが多く、見積が無駄に高額になるケースがあるため注意が必要です。

「安くて機能が増えるなら」で社内承認。導入後の問い合わせもほぼなし

従来型PBXの更新見積もりが200万円を超える一方、INNOVERAは約3分の2の費用で導入できる見込みでした。
さらに、外出先での内線利用や自動録音など、従来の電話設備にはなかった機能も加わります。

インタビューでは、担当者から「一番は値段」と率直な評価がありました。
経営陣へ提案した際も、コスト差が分かりやすかったため、「安いならそれでいい」とスムーズに承認されたそうです。

新しい電話システムへ切り替えることに対する社内の強い抵抗もありませんでした。
クラウドPBX導入時には、操作方法の変化に対する問い合わせが多くなることを想定していました。

しかし、実際には簡単なマニュアルを配布したことも奏功し、問い合わせは驚くほど少なく、社員のみなさまはスムーズに移行できました。
保留やパーク保留など、従来の電話機と操作が異なる部分はありましたが、日常的に使う中で慣れ、現在は「不便にはなっていない」と評価されています。

💬西邦建設 西口総務部長
200万円を超える更新案に対して約3分の2なら、まず費用面で納得しやすかったですね。
しかも、安くなるだけではなく、外でも内線を使えて録音もできる。
社内の抵抗もほとんどなく、思っていたよりスムーズに切り替えられました。

従来と完全に同じ操作を求めるのではなく、変わる部分を事前に共有し、それ以上に得られる効果を理解してもらうことが、移行を成功させるポイントです。

クラウドPBX INNOVERA

総務の皆さんも日常的に活用されていますが、クラウドPBXに変わっても大きなトラブルはなく運用できています

固定電話を減らし、現場でも会社の電話を受けられる環境へ

特に変化が大きかったのが、土木・建築部門です。
以前は2人に1台ほどの割合で10台近い固定電話を設置していましたが、現場監督は、スマートフォンから会社の内線として発着信できますし、固定電話の前にいなくても会社の電話へ対応できるため、導入後はフロア全体をコードレス子機に変更し、大幅に台数を削減することができました。

また、自動録音があることで、聞き逃した内容を後から確認できます。
建設業では現場名、日時、数量、担当者名など正確に把握したい情報が多く、通話内容を再確認できる安心感は大きなメリットです。

迷惑電話の着信拒否も設定しやすくなり、不要な対応時間の削減にもつながっています。

💬西邦建設様
以前は土木・建築部門に2人で1台ほど固定電話を置いていましたが、今はフロア全体で4台程度です。
現場へ出る社員はスマートフォンで対応できるため、固定電話を大幅に減らせました。
導入費用を抑えられただけでなく、自動録音や迷惑電話の着信拒否など、以前にはなかった機能も使えるようになり満足しています。
クラウドPBX INNOVERA

現場監督の部署は、固定電話(左)からコードレス(右)に変更して、台数削減を利便性が向上しました

自動録音は「聞き逃しても確認できる」という安心感に

西邦建設様が導入後のメリットとして挙げたのが、すべての通話を自動で録音できることです。
電話はその場で内容を書き留めなければ情報が残らず、現場名、日時、数量、折り返し先などを聞き逃すと、相手へもう一度確認しなければなりません。

録音が残っていれば、電話を受けた本人が後から内容を確認できます。
管理画面を日常的に細かく操作していなくても、「必要なときには振り返れる」という状態そのものが安心感につながります。

他社のクラウドPBX活用事例では、通話録音をkintoneとAPI連携することで、カスタマーハラスメント対策、若手社員の電話教育、担当者への引き継ぎにも活用しています。
録音を文字起こし・要約すれば、「誰から、どのような用件で電話があったのか」を短時間で共有することも可能です。

西邦建設様では、まず聞き逃し防止と安心感という実務的なメリットを評価しています。
将来的には、電話内容の共有や対応品質の向上など、録音データを業務改善へ活用する余地もあります。

🎤通話録音を活用できる場面

  • 現場名・日時・数量・連絡先などの聞き逃し確認
  • 「言った・言わない」の認識違いを防ぐ証跡
  • 厳しい電話を受けた社員の状況確認とフォロー
  • 新人・若手社員の電話対応教育
  • 折り返し担当者への正確な情報共有
  • 文字起こしや要約による電話メモ作成の効率化

迷惑電話と時間外着信を、設定でコントロールできる

従来の電話では、営業電話や迷惑電話も同じように鳴り、社員が出てから不要な電話だと判断する必要がありました。
INNOVERAでは着信拒否を設定しやすく、繰り返しかかってくる不要な番号への対応を減らせます。

また、始業前、夜間、休日など、時間帯ごとに着信方法を設定できます。
昼休みは留守番電話へ切り替え、始業時に自動で通常運用へ戻すといった設定も可能です。

電話当番や特定の社員の善意に頼らず、会社として対応時間を決められることは、労務管理と働きやすさの両面で意味があります。
一方で、設定を用意するだけでは十分ではありません。

経営陣や社員が個人のスマートフォンから時間外に連絡するケースも含め、社内で「どの時間帯に、誰が、どの電話へ対応するのか」というルールを共有する必要があります。
クラウドPBXは柔軟に設定できるからこそ、運用ルールと組み合わせることが重要です。

クラウドPBX導入前に確認したい5つのポイント

1. 現在契約している番号と回線

代表番号、部署番号、FAX、非常用回線などを一覧にし、実際に使われているか確認します。
契約書だけでは現在の配線や用途が分からない場合もあるため、現地確認が重要です。

2. 固定電話が必要な場所と台数

「今あるから残す」のではなく、電話を受ける人、外出が多い人、共有電話で対応できる部署を整理します。
スマートフォンへ置き換えられる範囲を確認することで、端末費用を抑えられます。

3. スマートフォン利用のルール

会社番号での発着信、内線、着信グループなど、部署ごとの使い方を決めます。
個人の携帯番号を相手へ知らせずに会社の電話として対応できる点もメリットです。

4. 時間外着信と録音の運用

始業前、夜間、休日の着信先やアナウンスを決めます。録音データを誰が確認できるか、どのような場面で利用するかも事前に整理しておくと安心です。

導入作業で最も難しかったのは、現在の回線を把握すること

西邦建設様の導入で、コムデック側が特に時間をかけたのが既存回線の棚卸しでした。
本社には複数の電話番号と5〜6回線ほどの契約があり、どの番号がどの電話機・FAX・用途につながっているのかを、契約内容と現地環境の両方から確認する必要がありました。

電話回線は、一度設置すると長期間そのまま使われることが多く、契約当時の担当者がいない、増設の経緯が記録されていない、毎月料金を支払っていても具体的な用途が分からない、といった状態になりがちです。
しかし、分からないからといってすべて残せば、不要な回線コストもそのまま残ります。

一方で、誤って必要な回線を止めると業務に影響します。
そこで、代表番号、部署番号、FAX、発着信の流れを一つずつ確認し、クラウドへ移行するものと既存回線として残すものを整理しました。

電話機の台数だけでなく、回線契約そのものを見直せることは、設備更新のタイミングならではの効果です。
FAXについては、クラウドPBXへの移行と同時に廃止する案も検討しました。

しかし、取引先とのやり取りなどを考慮し、現時点ではローカル回線を残しています。すべてを一度にクラウド化するのではなく、残す設備と変える設備を切り分ける現実的な判断です。

⚠️回線棚卸しで確認する資料

  • 電話会社から届く請求書と契約明細
  • 現在利用している代表番号・部署番号・FAX番号
  • 電話主装置と各フロアの配線・端末台数
  • 時間外転送や留守番電話などの既存設定
  • 構内放送、インターホン、非常設備との接続
  • 今後も残す番号、廃止できる番号、判断が必要な番号

電話の重要度が変わった今、設備も働き方に合わせて変える

従来、会社の固定電話は取引先との連絡に欠かせない中心的な設備でした。
しかし現在は、社員同士の連絡にはスマートフォンやチャットが使われ、現場担当者へ直接連絡する場面も増えています。

固定電話が故障しても携帯電話で連絡を継続できるなど、電話設備の位置づけそのものが変化しています。
一方、従来型PBXでは社員が増えるたびに電話機や回線を追加し、主装置の収容台数を超えるとボード増設や機器更新が必要になります。

インタビューでも、工事や増員のたびに「容量が足りない」「追加機器が必要」と言われる従来設備の不便さが話題になりました。
クラウドPBXなら、利用状況に合わせて内線や端末を増減しやすく、固定電話が必要な社員だけに端末を用意することもできます。

西邦建設様のように現場部門の固定電話を減らし、スマートフォンへ切り替えれば、将来の増員や組織変更にも柔軟に対応できます。
ただし、クラウドPBXには月額料金がかかります。

導入時の安さだけでなく、5年・10年の利用料、機器更新、保守、増設工事まで含めて比較することが重要です。
西邦建設様の事例は、単に初期費用を下げたのではなく、現在の働き方に不要な端末を減らし、必要な機能へ費用を振り向けた取り組みといえます。

「INNOVERA」の導入はコムデックにお任せください

クラウドPBXは電話サービスですが、実際の利用には社内ネットワーク、Wi-Fi、スマートフォン、セキュリティなどが関係します。
音声品質や接続の安定性を確保するためにも、電話設備だけを切り離さず、IT環境全体を踏まえて構成を検討することが重要です。

コムデックでは、既存の電話番号・回線・FAX・電話機の利用状況に加え、ネットワーク環境やスマートフォンの利用状況、お客様の働き方まで確認し、最適なクラウドPBXの構成をご提案します。
初期設定だけでなく、着信グループ、時間帯別設定、自動録音、スマートフォンアプリの利用方法まで含めて導入を支援します。

西邦建設様では、コムデックがパソコン、Wi-Fi、ネットワーク、Microsoft 365、セキュリティ、Dropbox Businessなどを長年支援し、既存環境と社員のみなさまの働き方を把握していました。
だからこそ、固定電話をそのまま更新するのではなく、スマートフォンを組み合わせ、コストを抑えながら利便性を高める構成をご提案できました。

電話設備の更新費用を抑えたい、現場や外出先でも会社番号で対応したい、固定電話の台数を見直したい企業様は、ぜひコムデックへご相談ください。

よくある質問(FAQ)

Q. 現在の会社電話番号はそのまま使えますか?

現在の番号や契約回線によって方法が異なります。
番号、回線事業者、FAXの利用状況を確認し、継続利用できる範囲と移行方法をご案内します。

Q. スマートフォンから会社番号で発信できますか?

INNOVERA Callを利用することで、スマートフォンを会社の内線として使い、会社番号による発着信が可能です。
利用者や部署ごとに設定を行います。

Q. 通話は録音できますか?

自動録音機能を利用でき標準で半年間保存されます。聞き逃しの確認やトラブル防止に役立ちます。
録音データの閲覧権限や運用ルールも導入時に整理します。

Q. クラウドPBXの音質や安定性が心配です。

音質はインターネット回線やWi-Fi環境の影響を受けます。
導入前にネットワーク環境を確認し、必要に応じて回線やWi-Fiも含めて改善します。

従来の固定電話>クラウドPBX>LINE電話というのが、西邦建設様のご意見ですが音声品質が問題になったことは一切ないそうです。

この記事を書いた人

濱口 裕汰

ITインフラ整備の達人

ネットワークからPCまで、ITサービスを使う上で最も大切なインフラ部分を担当し、お客様の事業運営を強力にバックアップします。特にMicrosoft 365の環境構築には自信を持っており、100社以上のお客様への提供実績があります。日々の運用サポートも充実しており、Microsoft 365を導入したいけど何から実施すればいいか、または既に導入しているが活用しきれているか不安な方、ぜひご相談ください。

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