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製造業の在庫切れゼロへ!AIが原材料の発注タイミングを自動判断する仕組みを紹介

製造業×AI-原材料の発注計画を自動作成

製造業における原材料の発注管理は、過去の使用量や季節ごとの変動、繁忙期の状況を加味しながら最適な発注計画を立てる必要があります。
この部分をベテラン担当者の勘や経験に頼っているケースも多いかと思いますが、その判断が属人化してしまうと、新入社員や担当者交代時に「いつ、どれだけ発注すべきか」がわからず、気づいたときには材料が不足して生産がストップしてしまうという事態が起こりかねません。

そんな時、kintoneと生成AIを組み合わせれば、在庫情報と使用履歴をもとにAIが発注の必要な材料を自動でピックアップし、その理由まで提示してくれる仕組みを構築できます。

今回は、製造業でよくある原材料の発注管理における属人化の課題を、コムデック生成AI for kintoneで解決する実践事例を紹介します。
「在庫切れによる生産停止を防ぎたい」「ベテランに依存しない発注管理の仕組みを作りたい」という企業さまは、ぜひご覧ください。

本記事の内容は、こちらの動画でも詳しく解説していますのであわせてご覧ください。

 

AIが在庫情報と使用履歴から発注提案を自動生成する仕組み

コムデック生成AI for kintoneを活用すれば、kintone(キントーン)に登録されている在庫情報·出庫数·繁忙期情報をもとに、AIが発注の必要な原材料を自動でピックアップしてくれます。

ここからは、実際に構築した仕組みを紹介します。

繁忙期情報を入力して発注提案を実行する

こちらが、発注提案を行うAIの画面です。

AIの画

まず、繁忙期の需要変動を加味した提案を行うために、繁忙期フィールドに自社全体または特定製品の繁忙期の情報を入力して保存します。

入力が完了したら、画面上部の「発注提案」ボタンをクリックします。

「発注提案」ボタンをクリック

ボタンをクリックすると、AIが現在の在庫量·過去の出庫数·入力した繁忙期情報を組み合わせて分析を開始し、発注が必要な材料を自動でリストアップしてくれます。

分析結果から発注すべき材料と理由を確認する

分析が完了すると、テーブル(サブテーブル)に結果が表示されます。

表示される項目は、原材料名·現在の在庫数·3ヶ月後に不足が見込まれる想定数·リストアップした理由の4つです。

リストアップした理由

たとえば、現在の在庫数は40個で、過去の使用実績は平均105個、直近の使用実績は145個と増加傾向にあります。

このトレンドを加味すると、約11日後に在庫が切れると予測されるため、AIが発注を推奨してくれている、という状態です。

在庫切れ予想

このように、単に「発注が必要」と提示するだけでなく、なぜその材料を発注すべきなのかという理由までAIが説明してくれるのがポイントです。
理由が明確であれば根拠をもって発注の判断を下せるため、新入社員でもベテラン社員のような意思決定ができるようになります。

発注提案AIの精度を高めるプロンプト設定のポイント

今回紹介した発注提案AIの精度を高めるためには、プロンプトの設定が重要です。

まず、AIの役割として「製造業の在庫管理エキスパート」と定義し、分析に使うデータソースを指定します。
現在庫アプリからは商品名·現在庫·予定在庫、出庫数アプリからは商品名·出庫数·年月を取得し、商品マスタで結合して分析するように指示しています。

「製造業の在庫管理エキスパート」と定義

また、分析のロジックもプロンプト上で具体的に指示しています。
月平均使用数や直近3ヶ月の使用トレンドを算出したうえで、在庫が何ヶ月分あるかを評価し、発注要否を判定します。

在庫月数が3ヶ月を切っている場合、使用トレンドが増加傾向で在庫月数が4ヶ月を切っている場合、繁忙期が近くて在庫月数が4ヶ月を切っている場合などが発注判定の条件です。

発注判定の条件

このプロンプトは自社の業務に合わせてカスタマイズが可能で、発注判断の基準となる在庫月数の変更や、特定の原材料のみを対象にするといった調整もできます。

コムデック生成AI for kintoneで発注管理の属人化を解消しよう

製造業では、原材料の発注管理がベテラン担当者の勘と経験に頼りがちで、属人化しやすいという課題があります。
kintoneに蓄積された在庫情報·使用履歴·繁忙期情報をAIが分析することで、発注すべき材料とその理由を自動で提示できれば、新入社員でもベテランと同水準の判断ができるようになるでしょう。

発注の根拠が明確になることで、「気づいたら材料が足りなくて生産できなかった」という事態を未然に防ぐことが可能です。

コムデックが提供する「コムデック生成AI for kintone 導入コンサル」では、発注提案AIの構築や効果的な活用方法のレクチャーだけではなく、社内でどのようにAIを活用できるかからご提案できます。
「原材料の発注管理を属人化から脱却したい」「AIを活用して計画的な在庫管理を実現したい」という企業さまは、お気軽にお問い合わせください。

「コムデック生成AI for kintone 導入コンサル」のサービスページはこちら

この記事を書いた人

西道 涼

『クラウドサービスの先導者』

日本人の心のふるさとである”三重県伊勢市”を拠点に、中小企業のDX化を支援しています。 主に中小企業のクラウドサービスの提案から導入支援まで、一貫してサポートさせていただいております。 たくさんのクラウドサービスが普及する中、どのクラウドサービスが自社に合っているのか…お悩みではありませんか? 是非一度御社の理想をお聞かせください。ぴったりのクラウドサービスをご提案させていただきます!

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