新人が最初に任される業務とは？1年目の仕事の流れを具体例で紹介

コムデックのパソコン事業部では、入社1年目からメインメンバーとしてお客様対応の最前線に立つチャンスがあります。
ただ作業をこなすだけでなく、自ら考え提案し、ITの力でお客様の業務を支援していくやりがいに満ちた仕事です。

この記事では、入社1年目の社員がどのような業務に取り組み、どんな成長を遂げていくのかを、具体的なステップと実例を交えてご紹介します。

入社1年目の仕事の流れ

入社してからの1年間で、基礎から実践へと段階的に業務を習得していきます。
技術的なスキルだけでなく、お客様とのコミュニケーションや提案力も磨ける環境が整っています。

入社直後は、パソコンのキッティング(初期セットアップ)や納品準備といった、ITサポートの基礎業務からスタートします。

手順書に従って設定作業を行う中で、「個人利用とは異なる業務用PCの設定の違い」や「セキュリティを意識した初期設定の考え方」など、実務に即した知識が自然と身に付きます。

日常生活にも活かせる気づきが多く、ITの面白さを実感しながら学べる時期です。

数か月を過ぎると、先輩の指示のもと、より実務に近いサポート業務へとステップアップします。

たとえば、PCのキッティングを複数台同時に行ったり、納品時の現地対応に同行したりと、実際の現場で経験を積んでいきます。

また、ネットワークやMicrosoft365など、PC以外のIT基盤に関する知識もOJTで学び、幅広いサポート力を養っていきます。

半年を迎えるころからは、小規模な案件にサブメンバーとして参加し、見積書の作成や構成提案といった「考える仕事」に挑戦します。
簡単な内容であれば、お客様からのサポート依頼にも対応することが増えます。

サポート対応では、ChatGPTなどのAIツールを活用して調査･回答を進めたり、TeamViewerを使ったリモート操作で問題解決を行うなど、効率的な業務体制が整っているため、安心して取り組めます。

1年目の終わりには、小規模案件のメイン担当として活躍できるまでに成長できる環境です。

単なる技術者ではなく、「お客様の業務改善に貢献する」立場として、1年目からでも挑戦できるプロジェクトが多くあります。

クラウドツールの導入によって、スペック不足になったPCの入替ニーズが発生します。
サポート契約を結んでいるお客様への対応が多いため、現地訪問の前に必要なツールをインストールし、納品時の作業負荷を軽減します。

1年目社員は、キッティングの主担当として事前準備を担当し、訪問にも同行します。
現地での作業を通して、設定の最終確認や操作説明など、実践力を身に付けていきます。

近年ニーズが増えているのが、ファイルサーバーからクラウドへの移行プロジェクトです。
お客様のテレワーク環境整備の一環として、Microsoft365の導入支援やSharePoint Onlineの活用提案などを行います。

このプロジェクトでは、ただ機器を入れ替えるのではなく、「どのようにすれば業務がもっと便利になるか？」という視点で考える力が求められます。
1年目社員も打ち合わせに同席し、要件整理やフィードバックを通じて、IT導入の本質を学んでいきます。

私は、入社して1年目を迎える直前に、業界特有の特殊ソフトがインストールされたPCの入替作業を初めて一通り任されました。
先輩の補佐を受けながらも以下のような工程を担当し、実務の中で大きく成長できたと感じています。

当日は、お客様から「ちゃんとこのソフト動く？」と不安な声もありましたが、事前準備を万全に整えていたことでトラブルなく完了できました。
「思ったより早くて助かった」とのお言葉をいただけたことが印象的で、達成感がありました。

この経験を通じて、現場対応の調整力や、事前準備の重要性、お客様の立場に立って考える視点を得られたことが、現在の仕事の基礎になっています。

コムデックのパソコン事業部では、1年目から考えて提案できる技術者としての土台を築くことができます。
ITサポートの基礎を学びながら、実務を通じて提案力･対応力を育てる環境が整っており、チームで支え合いながら成長していける文化があります。

「ただの作業者では終わりたくない」「人と関わりながらITで課題を解決したい」と思っている方には、ぴったりの職場です。
あなたも一緒に、お客様にとって頼れる存在を目指してみませんか？