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弥生給与の移行先は?弥生給与Nextとマネーフォワード給与を比較

弥生給与サービス終了!弥生給与Next-or-MF給与 どちらに移行?

迫りくる弥生給与のサービス終了による弥生給与NEXTへ移行するのか?
それともマネーフォワード給与に移行するのか?
迷った人向けに移行の概要を解説します。

この記事でわかること

  • デスクトップ版弥生給与は提供終了となり、弥生給与NEXT(クラウド)かマネーフォワードクラウド給与への移行が必要です。
  • 本記事では、弥生からマネーフォワードへの移行手順・移行できるデータ/できないデータ・注意点・費用、そして弥生給与NEXTとの比較までを解説します。

 こんな人におすすめの記事です

  • 弥生給与デスクトップ版を使っていて、弥生給与NEXTへ移行を検討している方
  • 弥生給与デスクトップ版を使っていて、マネーフォワードへの移行を検討されている方

デスクトップ版「弥生給与」提供終了へ

「弥生給与」が、遂に!マネーフォワードやfreeeなどクラウド系給与ソフトと比べ、遅れること10年、、ようやくデスクトップ版(1台しか使えない)がクラウド化されました。
実は「弥生給与」は、コムデックも過去には弥生給与の販売パートナーとして販売を行い、自社でも弥生給与を使っていた時期がありました。

ようやく他社に追いついた、というのが正直なところですが思い入れのある製品だけにうれしくも感じます。
ひとつ注意していただきたいのは、デスクトップ版の提供終了という重要なお知らせを、意外とご存知ない方が多いということです。

先日お話しした経営者の方もご存知ありませんでした。
経理担当者の高齢化が進み、ITが苦手な方が増えてきたためか、重要なことにもかかわらず、重要とか書かれたメールや封書を「よくわからない」からと、そのまま放置されているケースがあるようです。

デスクトップ版をご利用の方は、2027年の年末調整を考えると、実質的には2026年内の移行が必須となりますので、早めの移行計画が必要となりますのでご注意ください。

弥生給与の移行はいつまで?

デスクトップ版の「弥生給与26」「やよいの給与計算」は、すでに新規販売が終了しており、今後はクラウド版の「弥生給与 Next」への移行が前提となっています。
特に注意したいのが、あんしん保守サポートの終了時期です。

弥生の公式案内では、サポート終了日の延長に伴い、2027年9月30日までデータ移行および移行サポートが提供されると案内されています。
つまり、最終期限だけを見ると「2027年9月末まで」と考えることもできます。

ただし、実務上はそこまで待つのはおすすめできません。
給与計算ソフトは、毎月の給与計算だけでなく、賞与計算、社会保険料の変更、年末調整、法令改正対応などにも関わります。

移行直後は、従業員情報や支給・控除項目、計算式、勤怠連携などの確認が必要になるため、ギリギリに移行すると、年末調整や給与計算の繁忙期と重なってしまうリスクがあります。
そのため、弥生給与からの移行は、遅くとも2026年内に方針を決め、2027年の年末調整が始まる前までに新しい環境で安定運用できている状態を目指すのが安心です。

特に従業員数が多い企業や、勤怠・会計・労務システムと連携している企業では、移行先の選定、データ移行、初回給与計算の検証までに時間がかかるため、早めの準備が欠かせません。
移行先としては、大きく分けて「弥生給与 Next」へ移行する方法と、コムデックおすすめの「マネーフォワード クラウド給与」へ切り替える方法があります。

弥生シリーズを継続して使いたい場合は弥生給与 Nextが候補になりますが、会計・請求書・経費・債務支払などバックオフィス全体をクラウドで連携させたい場合は、マネーフォワード クラウド給与への移行も有力な選択肢です。

弥生 マネーフォワード 移行

弥生様公式ホームページでのご案内

移行スケジュールの目安

  • 2026年上期:現在の弥生給与の利用状況、従業員数、勤怠・会計との連携状況を確認する
  • 2026年中:移行先を決定し、従業員データの移行と給与計算設定を行う
  • 2026年末〜2027年上期:新システムで給与・賞与・社会保険関連の処理をテストする
  • 2027年年末調整前:新しい給与システムで安定運用できている状態にする
  • 2027年9月末:弥生給与のデータ移行・移行サポート提供期限の目安

「まだ使えるから大丈夫」と考えていると、移行作業が年末調整や法改正対応の時期と重なり、担当者の負担が大きくなります。
弥生給与を利用中の企業は、まずは2026年内の移行計画づくりから始めることをおすすめします。

「弥生給与NEXT」とは?

既に実際に使っている方の評判は良好なようですが、リリース間もないため有給休暇の管理など改善点が多少はあるようです。
しかし弥生もついにクラウド化されたこともあり従来よりも早いスピードで改善が進むことが予想されますので、今後が期待されるところです。

単なる弥生給与がクラウド化されたのではなく、弥生シリーズとしてクラウド上でデータ連携をおこない業務効率化するためのDX(デジタルトランスフォーメーション)時代の弥生シリーズの一翼を担う給与計算サービスとして生まれ変わったというのが当社の印象です。
弥生のクラウドシリーズは、製品投入を急いだためかOEM製品がラインナップに多数含まれるため操作感が統一されにくいマイナス面もありますが、従来なかった「証憑NEXT」や「経費NEXT」機能の拡充が図られている印象です。

弥生 マネーフォワード 移行

弥生もマネーフォワードやfreee同様に「弥生会計NEXT」を中心としたバックオフィス全体のデータ連携を強化してきたわけであり、今回のデスクトップ版廃止が単なるクラウド化ではないことがご理解いただけると思います。

「弥生給与NEXT」と連携する「弥生勤怠NEXT」は、勤怠管理に詳しい方なら画面を見てパッとわかるように、「KING OF TIME」のOEM版となっています。

本家の「KING OF TIME」から特に追加された機能はなく、大人の事情で逆に無料で使える「給与」「人事管理」機能が省かれています(他のOEM製品、例えばfreee勤怠も同じ)から、勤怠は本家「KING OF TIME」の導入をお勧めします。

「KING OF TIME」サービスページはこちら

弥生給与NEXT と マネーフォワードクラウド給与の比較

弥生給与NEXTとマネーフォワード クラウド給与は、どちらもクラウド上で給与計算を行い、Web給与明細、勤怠連携、年末調整などに対応する給与計算ソフトです。
機能一覧だけを見ると「どちらも同じようなことができる」と感じるかもしれません。

しかし、コムデックの分析では、現時点ではマネーフォワード クラウド給与のほうが優れている面が多いと考えています。
理由は、マネーフォワードが弥生より約10年早くクラウドサービスとして提供を開始し、給与だけでなく会計・請求書・経費・債務支払など、バックオフィス全体の連携を長年かけて磨いてきたためです。

機能は同じに見えても、マネーフォワードには10年先行している分、優れた面が多いのが現時点での弊社の分析です。

比較項目 弥生給与NEXT マネーフォワード
クラウド給与
クラウドサービスとしての成熟度 弥生給与デスクトップ版の後継としてクラウド化された新しいサービス。今後の改善に期待できる一方、現時点では発展途上の部分もあります。 クラウド給与サービスとしての提供実績が長く、周辺サービスとの連携や運用ノウハウが蓄積されています。
給与計算機能 給与計算、賞与計算、Web明細、年末調整などに対応。弥生給与ユーザーがクラウドへ移行する受け皿になります。 給与計算、賞与計算、Web明細、年末調整などに対応。さらに会計や勤怠との連携を前提に、給与計算後の業務までつなげやすい点が強みです。
勤怠連携 弥生勤怠NEXTやKING OF TIMEなどとの連携が可能です。ただし、弥生勤怠NEXTはKING OF TIMEのOEM版であり、勤怠管理そのものは本家KING OF TIMEを使うほうがよいケースもあります。 マネーフォワード クラウド勤怠のほか、KING OF TIMEなど複数の勤怠システムと連携しやすく、既存の勤怠運用に合わせた構成を取りやすいのが特徴です。
バックオフィス全体の連携 給与・勤怠・労務など、弥生シリーズ内での連携を強化している段階です。 会計、請求書、経費、債務支払、社会保険、年末調整など、バックオフィス全体を同じクラウド基盤でつなげやすいのが大きな強みです。
AI・MCP対応 現在(2026年7月)時点では、AIやMCP連携の面では限定的です。 MCPなどAI連携を推進しており、今後のバックオフィス業務自動化においても先行している印象です。
向いている企業 弥生シリーズを継続利用したい、操作感を大きく変えずにクラウド化したい企業に向いています。 給与だけでなく、会計・請求書・経費・支払業務まで含めて、バックオフィス全体を効率化したい企業に向いています。

単純に給与計算だけを見れば、弥生給与NEXTでもマネーフォワード クラウド給与でも対応できる業務は多くあります。
しかし、実際のバックオフィス業務では、給与計算が終わった後に会計仕訳を作成し、社会保険・年末調整・支払・経費などの周辺業務とつながっていきます。

この「給与の前後の業務」まで含めて考えると、マネーフォワード クラウド給与は、会計や経費、債務支払などとの連携により、バックオフィス全体を効率化しやすい構成になっています。
弥生給与NEXTも今後の改善が期待されますが、現時点ではマネーフォワードのほうがクラウドサービスとしての蓄積があり、全体最適の観点で一歩先を行っているというのがコムデックの見立てです。

「Money Forwardクラウド給与」サービスページはこちら

バックオフィス全体最適の目線では?

下図は、マネーフォワード様の製品で構成されたバックオフィス全体図です。
マネーフォワードは弥生より約10年早くクラウドサービスとして提供されており、会計・給与だけでなく「債務支払」などの業務領域も含め、バックオフィス全体を幅広くカバーしています。

AIへの対応も進んでおり、全体として弥生製品の先をいっていますので、今回のクラウド化を機会にマネーフォワード製品へ全面的に切り替えていくのがコムデックのおすすめです。

弥生 マネーフォワード 移行

マネーフォワード様公式ページより

下の図は、実際にコムデックのバックオフィスで使われているツールのAPI連携によるデータ連携図です。
マネーフォワード製品を中心に据えた全体最適の構成となっています。

弥生 マネーフォワード 移行

コムデックの全体最適の目線で構築された実際のバックオフィス体系図です

「SmartHR」や「ジョブカン」を一部使っていた時期もありましたが、現時点(2026年)時点で「マネーフォワード会計」を中心としたバックオフィス業務体系にまとまってきました。

「マネーフォワード クラウド給与」への移行はコムデックにお任せください!

コムデックは、かつて弥生の販売パートナーとして「弥生給与」だけでなく「弥生販売」の導入を支援してきました。
社内には過去に「弥生給与」「弥生販売」のインストラクター資格を持っていた社員に加え、社会保険労務士や日商簿記1級を保有するメンバーも在籍しています。

給与計算だけでなく、労務・会計まで含めて移行・導入が支援できることが私たちの強みです。
これまで「弥生給与」からの給与データ移行はもちろん、「弥生会計」をはじめとする会計データのコンバートも数多く経験してきました。

単にデータを移すだけではなく、移行後の業務フローや運用方法まで見据えてサポートします。
また、コムデック自身も「マネーフォワード クラウド給与」や「マネーフォワード クラウド会計」などを、実際のバックオフィス業務で活用しています。
AI活用を含む自社の業務改善で得た知見をもとに、お客さまの状況に合わせた導入・運用支援をご提供します。

前述の通り、クラウドサービスの提供で10年以上先行してきた「マネーフォワード クラウド」や「freee」には、現時点で一日の長があります。
OEM製品が比較的少なく、サービス間の連携やAI活用を一貫して進めやすいため、当面はMCP対応をはじめとするAI連携の面でも差が広がることが予想されます。

デスクトップ版の「弥生給与」から「マネーフォワード クラウド給与」への移行をご検討中の方は、ぜひコムデックにお問い合わせください。
データ移行から運用設計、導入後の活用まで一貫して支援いたします。

「Money Forwardクラウド給与」サービスページはこちら

よくある質問(FAQ)

Q. 弥生給与のデータは、マネーフォワード クラウド給与へすべて移行できますか?

すべてのデータをそのまま移行できるわけではありません。
従業員情報などの基本データはCSVで移行できますが、支給項目・控除項目・計算式・勤怠連携・社会保険料の設定などは、移行先であらためて確認・設定する必要があります。

コムデックにご依頼の場合は、基本的なデータ移行は弊社にて対応いたしますので担当者様は月々の業務を行いながらマネーフォワード給与への移行が無理なくできます。

Q. 弥生給与 Nextとマネーフォワード クラウド給与は、どちらを選ぶべきですか?

弥生シリーズを継続して使いたい、操作感を大きく変えたくない、給与・勤怠・労務を弥生内でまとめたい場合は、弥生給与 Nextが候補になります。
一方で、給与計算だけでなく、会計・請求書・経費・債務支払などバックオフィス全体をクラウドで連携させたい場合は、マネーフォワード クラウド給与がおすすめです。

特に、給与仕訳を会計へ連携したい、支払業務や経費精算まで含めて効率化したい企業は、マネーフォワードを中心にした構成を検討する価値があります。

Q. 弥生給与からの移行は、いつまでに行えばよいですか?

弥生給与のデータ移行・移行サポートには期限がありますが、実務上は期限ギリギリまで待つのはおすすめできません。
給与計算ソフトの移行では、従業員情報の移行だけでなく、支給・控除項目、計算式、勤怠連携、年末調整、社会保険関連の確認が必要です。

そのため、遅くとも2026年内には移行先を決め、2027年の年末調整が始まる前までに新しい給与システムで安定運用できている状態を目指すのが安心です。
特に従業員数が多い企業や、勤怠・会計と連携している企業は、早めに移行計画を立てましょう。

Q. 移行にはどのくらいの期間と費用がかかりますか?

移行期間は、従業員数、給与体系の複雑さ、勤怠システムや会計システムとの連携有無によって変わります。
小規模な企業であれば比較的短期間で移行できますが、複数の勤務形態や手当・控除項目がある場合は、設定確認とテスト計算に時間を見込む必要がありますが、30名までの企業様であれば、36万程度で移行可能です。

費用についても、単に給与ソフトの月額料金だけでなく、初期設定、データ移行、運用設計、担当者への説明、移行後のサポートまで含めて考えることが大切です。
コムデックでは、現在の弥生給与の利用状況を確認したうえで、マネーフォワード クラウド給与への移行に必要な作業範囲と費用感をご案内しています。

コムデックではマネーフォワードクラウド給与を活用した業務効率化
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この記事を書いた人

樋口 雅寿

経営者目線のバックオフィスサービス専門家

株式会社コムデック会長。自身も経営者として会社経営に携わってきた経験を活かし、勤怠管理や給与計算、会計といったバックオフィス業務の改善を支援しています。 KING OF TIMEやマネーフォワード クラウドをはじめとするクラウドサービスに精通し、単に「便利なツールを導入する」だけではなく、経営者の視点からバックオフィス全体を見渡し、業務のつながりや将来の運用まで考えた仕組みを提案することを大切にしています。 特にKING OF TIMEについては豊富な導入・運用支援の経験を持ち、公式サイトにも「専門家からの声」として掲載。勤怠管理には企業ごとに異なる就業ルールや給与計算との連携など、さまざまな要素が関係するからこそ、現場で無理なく運用できる仕組みづくりを重視しています。 また、マネーフォワード クラウドでは「プラチナパートナー」を取得しており、勤怠・給与から会計まで、バックオフィス領域における豊富な知識と支援経験をもとに、経営者・実務担当者双方の視点に立った情報を発信しています。

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