【800記事/400動画を掲載!】記事と動画でAI活用・業務改善を学べるメディア。AI、クラウドツールを使用して中小企業の業務改善を応援!

kintoneで受注情報や在庫情報のリアルタイム共有を実現!|製造業でのアプリ開発事例

kintone×製造業 在庫管理・受注管理を効率化!-
業種 製造業
従業員数 約40名(パート含め80名)
目的 受注情報や在庫情報、生産状況を一元管理したい
課題 受注情報や在庫情報、生産状況をリアルタイムで共有できておらず、営業活動に支障が出たり、在庫切れが発生したりする
効果 ・営業は、訪問先でも生産状況をリアルタイムで把握できるようになり、商談がスムーズに進められるようになった
・製造現場も、営業からの問い合わせに対応する手間が減り、受注情報に基づいて製造計画を立てられるようになった

製造業においては、案件管理や在庫管理、生産管理などにまだ紙やエクセルを使っている現場も多く見られます。
そのため「情報共有が遅い」「担当者に聞かないと分からない」といった課題を抱える企業さまもいらっしゃるのではないでしょうか。

特に、在庫切れや納期遅れなどが頻発すると、お客さまとの信頼関係に支障をきたす恐れがあります。
そこで今回は、kintoneとプラグインを活用して案件や在庫、生産状況などの情報を一元管理し、集計の自動化も実現した企業さまの事例を紹介します。

製造業によくある情報管理の課題

製造業の企業さまでは、次のような課題がよく見られます。

  • 生産状況や在庫状況を紙やエクセルで管理しているため、リアルタイムで情報共有できない
  • 仕様書や図面を紙やエクセルで管理しているため、過去の情報を探し出すのが大変
  • 案件情報が営業部門に留まり、受注するまで製造部門に共有されない
  • 納期遅延のリスクを早期に察知できず、顧客対応が後手に回る
  • 受注から出荷までの工程が可視化されておらず、全体像が把握できない

このような状況では、本来なら防げるはずのトラブルが頻発し、業務効率が低下してしまいます。
今回ご紹介するのも、こうした製造業ならではの課題を抱える企業さまの1つです。

従業員数は約40名、パートを含めると80名ほどで、小物を製造して全国の取引先に製品を卸しています。
製品には汎用製品と個別製品があり、ラインナップは1万点を超えているのが特徴です。

この企業さまでは、受注情報を基幹システムに登録してその後の伝票処理を進めるのですが、この基幹システムは社内のパソコンからしか見られません。
そのため、営業は訪問先で製造状況を確認できず、製造部門に電話で問い合わせるか、帰社してから確認する必要がありました。

電話で問い合わせをすると、製造部門も作業の手を止めて対応しなければならず、双方にとって時間のロスが生じます。
また、そもそも扱う商品数や材料数が膨大なため、全体を管理しきれていないのが現状でした。

製造スケジュールも場当たり的な対応になってしまい、急に在庫が無くなって焦る、ということもしばしばです。

そこで、この企業さまは「リアルタイムで受注・製造状況を把握できるようにして、営業時の取りこぼしや納期の遅延を防ぎたい」「データに基づく製造計画を立てて、ミスや無駄を無くしたい」と考えました。

今回は、kintone(キントーン)とプラグインを使ってこれらを実現していきます。

製造業の情報管理ならkintoneがおすすめ!役立つプラグインを紹介

kintoneは、あらゆる業務管理アプリをノーコードで作成できるツールです。
クラウドサービスなので、インターネット環境さえあれば工場や営業先などどこにいても利用できます。

kintoneの特長については、こちらの記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

▼kintone(キントーン)とは?できること・できないことまとめ アプリの活用事例もご紹介!

さまざまな業務に対応できるkintoneですが、標準機能では在庫管理に必要なアプリをまたぐデータの集計や分析、一覧表示が難しいため、プラグインの活用がおすすめです。
ここでは、製造業の受注管理や在庫管理を効率化したいときに便利なプラグインを2つ紹介します。

複数アプリのデータを自動で集計できる「krewData」

krewData(クルーデータ)は、複数のkintoneアプリ間でデータの集計・結合・コピーを自動化できるプラグインです。
プログラミングの知識がなくても、ドラッグ&ドロップの直感的な操作で設定できるため、システム部門に依頼することなく現場で集計の仕組みを構築できます。

数値フィールドの集計はもちろん、文字列、日時、チェックボックス、ラジオボタンなど多様なフィールドタイプに対応しているため、幅広い業務で活用可能です。
データ処理のタイミングについても、日次や月次など決まった時刻に実行する「スケジュール実行」と、レコードの追加・更新時に実行する「リアルタイム実行」が選べます。

krewDataの使い方については、以下の記事で詳しく解説しています。

▼krewDataの使い方完全ガイド!基本操作や活用のコツを徹底解説

エクセル感覚で一覧表示・編集ができる「krewSheet」

krewSheet(クルーシート)は、kintoneのデータをエクセルのように表示・操作できるプラグインです。
複数レコードを一覧表示し、まとめて編集・更新できるため、1件ずつレコードを開く手間を省けます。

馴染みのあるエクセルやスプレッドシートのような見た目を再現できるため、kintone導入時の混乱や抵抗も抑えられます。
さらに、フィルタや並び替えはもちろん、セルの色付け、条件付き書式、行列固定などの機能も備えているため、データを見やすく整理できるのもメリットです。

精算管理に必要な情報を最小限の手間で管理できる仕組みを構築

ここからは、今回のkintone製造管理システム構築の流れについて解説します。
はじめに、生産管理に必要な受注管理や在庫管理、生産工程の現状を詳しくヒアリングしました。

営業部と製造部の双方に必要な項目や現在の課題、要望などをお伺いすることで、みんなが使いやすいツールを目指します。
次に、ヒアリング内容を元に案件管理アプリ、商品マスタアプリ、工程管理アプリ、在庫管理アプリなど必要なkintoneアプリを構築しました。

そしてkrewDataで集計フローを構築し、各アプリをつないで在庫数を自動算出できるように設定しています。
最後に、krewSheetで一覧表示できるよう設定して完成です。

開発の過程では、大きく以下の2つの点を工夫しました。

1つめは、処理するデータ件数の絞り込みです。
この企業さまは取り扱う商品数が多いため、一括でkrewDataを実行すると処理件数が上限に達してエラーになってしまうことがありました。

そのため、更新するデータを特定の条件で絞り込んでから実行することで対応しました。

2つめは、基幹システムとの連携です。
受注情報を基幹システムに登録する動きはそのままで、基幹システムとkintoneを自動連係。受注情報を受注管理アプリにも連携できるよう設定することで、入力の二度手間を防止しました。

製造業でkintoneを活用するメリットとは

この企業さまでは、kintoneを導入したことで受注状況や製造状況をリアルタイムで確認できるようになりました。
営業先や出張先でもすぐに納品予定日が分かるため、お客さまとその場で商談が進められます。

また製造現場では、作業中に営業からの問い合わせに対応する手間が減りました。
在庫や納期の全体像も把握できるようになり、見通しを持って製造計画を立てられるようになったこともメリットです。

他にもいろいろ!製造業でのkintone活用術

kintoneでできることは受注管理や在庫管理、生産管理だけではありません。 ここからは、製造業での様々なkintone活用術を紹介します。

基幹システムと連携して原価管理を自動化

八州製作株式会社さまは、自動車部品の金型を製造する企業さまです。
紙の日報をもとに原価管理をされていて、入力や集計の手間がかかっていることが課題でした。

そこでkintoneを導入して、売上や材料費、労務費などもkrewDataで自動集計ができる仕組みを構築した八州製作株式会社さま。
基幹システムと連携することで、リアルタイムで原価を把握できるようになり、カスタマイズによって複雑な集計ロジックも実装できました。

▼kintoneと基幹システムを連携して原価管理を効率化!|製造業 八州製作株式会社さまのアプリ開発事例

仕入・見積・発注の書類作成を自動化

株式会社しまコスメティックさまは、化粧品や健康食品などの製造・販売を手掛ける企業さまです。
仕入管理や顧客管理、見積管理などあらゆる業務をエクセルで行っていましたが、会社の成長とともに、書類作成や情報共有が難しくなってきたと感じていらっしゃいました。

そこで株式会社しまコスメティックさまは、kintoneを導入してkrewDataで顧客情報や見積情報の転記を自動化。
これにより、同じことを何度も入力する手間をなくし、転記ミスも防げるようになりました。

▼仕入管理や見積管理にkintoneを導入して書類作成を自動化|製造業 株式会社しまコスメティックさまのアプリ開発事例

製造業でのkintone活用ならコムデックにご相談ください

製造業でkintone活用を成功させるためには、カスタマイズが鍵になります。
単に情報をデジタル化するだけでなく、自社の業務フローやコミュニケーション方法も考慮しながら構築することが大切です。

コムデックでは、製造業に必要なアプリが揃った「製造業 業務改善パッケージ」をご用意しております。
自社で使う品目や単価を設定するだけですぐに使い始められるため、社内にITの専門家がいない企業さまにもぴったりです。
カスタマイズに関するご相談も承っておりますので、是非お気軽にご連絡ください!

「製造業 業務改善パッケージ」サービスページはこちら

コムデックでは業種にあわせた業務効率化の
支援を行っております!

\ 製造業の業務を効率化したい /

お問い合わせはこちら

製造業に対応した業務改善機能をパッケージ化

資料をダウンロードする

ITツール導入の費用が最大450万円補助

補助金について問い合わせる

この記事を書いた人

西道 涼

『クラウドサービスの先導者』

日本人の心のふるさとである”三重県伊勢市”を拠点に、中小企業のDX化を支援しています。 主に中小企業のクラウドサービスの提案から導入支援まで、一貫してサポートさせていただいております。 たくさんのクラウドサービスが普及する中、どのクラウドサービスが自社に合っているのか…お悩みではありませんか? 是非一度御社の理想をお聞かせください。ぴったりのクラウドサービスをご提案させていただきます!

IT導入のお悩みなら、
コムデックラボ

まずはお気軽にお問い合わせください。

関連記事

まずはお気軽にご連絡ください

お役立ち資料

業種別のkintoneアプリガイドや、コムデックが提供しているサービスのご紹介資料をダウンロードいただけます!

お役立ち資料

お問い合わせ

「伴走支援について詳しく聞きたい」「こんな課題を解決したい」等、お気軽にお問い合わせください!

お問い合わせ

動画でもお役立ち情報発信中!

kintone芸人