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kintoneとAIの連携で分析業務を効率化!おすすめプラグイン・サービスを紹介

kintone×AIでできる分析とは?

データ分析は、生成AIが最も得意とする業務の1つです。
kintoneとAIを連携することで、蓄積されたkintoneデータを最大限に活用できるようになります。
しかしその一方で「具体的に何を分析できるのか分からない」「AIツールがありすぎて選べない」という方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、kintoneとAIを連携して分析できることや活用事例、おすすめのプラグイン・サービスを解説します。
AIを使った分析については、こちらの動画でも事例を紹介していますので、あわせてご覧ください。

この記事でわかること

  • kintoneとAIを連携して分析できること
  • kintoneとAIを連携して分析業務に活用するメリット
  • おすすめのAI連携サービス

 こんな人におすすめの記事です

  • 分析業務を効率化したい方
  • kintoneとAIの連携方法を知りたい方

kintoneとAIを連携して分析できること

はじめに、kintone(キントーン)とAIを連携するとどのような分析ができるのか、具体的な例を紹介します。

営業・顧客管理

営業や顧客管理の分野では、過去のデータをもとに顧客別・商品別などあらゆる切り口で成約の傾向を分析できます。
分析結果をもとに営業戦略を考えたり、有望な見込み客を特定したりすることも可能です。

営業日報をもとに活動効率を分析する、顧客から寄せられた問い合わせを分析してFAQを作成する、といった業務にも活用できます。

売上・財務管理

売上管理や財務管理においては、過去の売上データを分析することで、今後の売上を予測できます。
また、決算資料をもとに財務分析を行えば、改善ポイントや今後の戦略を提案してもらうことも可能です。

もちろん、重要な経営判断や意志決定は人間が行うことになりますが、一から頭で考えるよりもAIを使った方がはるかに効率的です。

在庫・品質管理

kintoneとAIを使えば、季節変動やイベントを考慮した最適な在庫量を予測できます。

また、品質管理では過去の検査データから不良品の傾向を分析することで、再発防止が可能になります。

人事・労務管理

人事・労務管理では、社員の業務データやスキルを分析することで、人材配置や育成プランに反映できます。
また、採用活動で適性検査の結果を分析すれば、業務内容や既存メンバーとの相性なども客観的に評価することが可能です。

他にも、勤怠データを分析して離職リスクの高い従業員を早期発見したり、フォローしたりできます。

kintoneとAIを連携して分析業務に活用するメリット

kintoneとAIを連携して分析業務に活用すると、さまざまなメリットがあります。

1つめのメリットは、リアルタイムで分析ができることです。
人の手で資料を集めたり、エクセルを加工したりしなくても、日々のkintone入力さえきちんと行っていれば、いつでも最新情報が得られます。

2つめのメリットは、膨大なデータに基づく分析ができることです。
例えば売上予測の場合、人間が「前年の実績・最近の傾向・気象情報・イベント……」と複数の条件を全て考慮して算出するのは困難ですが、kintoneとAIを使えば簡単に分析できます。

3つめのメリットは、ヒューマンエラーを防止できることです。
AIなら入力ミスや計算ミスが起きませんし、人間のように都合の悪い分析結果をごまかしたり、報告を怠ったりすることもありません。

4つめのメリットは、業務の属人化を防止できることです。
従来の分析業務では、ベテラン社員の経験や勘に頼る部分も多くありますが、kintoneとAIを使った分析なら誰がやっても一定の品質で出力できるため、担当者の異動や退職があってもノウハウが失われません。

kintoneとAIを連携して分析できるプラグイン・サービス5選

ここからは、kintoneと連携したデータ分析に使える便利なプラグイン・サービスを5つ紹介します。
※料金はすべて税抜き表示です

AIntone+

AIntone+は、株式会社システムズナカシマが提供するサービスです。

kintoneデータを学習して予測・推論ができるため、「過去の販売実績を分析して、受注確度の高い新規顧客を抽出する」といった分析ができます。

料金 月額33,000円
無料お試し あり

Safe AI Gateway

Safe AI Gatewayは、株式会社ソフトクリエイトが提供するサービスです。

AI活用で懸念されがちな安全性にこだわって開発されているのが特徴で、顧客情報から購買パターンを分析したり、人事の面談結果を分析して採用や人員配置をアシストしたりしてくれます。

初期費用 50,000円
料金 プランにより月額49,800円~
無料お試し あり(1ヶ月間)

Front Agent

Front Agentは、Umee Technoligies株式会社が提供するサービスです。
主に、議事録作成やマネジメントを得意としています。

議事録や商談をデータ化して成功パターンを分析することで、営業活動の効率化が期待できます。

料金 要問合せ
無料お試し 要問合せ

Deep Sales

Deep Salesは、株式会社サンレックスが提供するサービスです。

営業支援に特化したサービスで、社内外のトップセールスマンの行動ノウハウに基づいて、営業活動やマネージャー業務のデータを分析し、サポートしてくれます。

初期費用 要問合せ
料金 月額5,000円/1ユーザーあたり
無料お試し 要問合せ

きんちゃぼ

きんちゃぼは、NDIソリューションズ株式会社が提供するサービスです。

チャットボットに特化したサービスで、チャット形式で質問すればkintoneデータを分析して、テキストや表、グラフにして回答してくれます。

初期費用 100,000円
料金 月額50,000円
無料お試し あり(1ヶ月間)

kintoneと連携するAIツールを選ぶ際のポイント

kintoneと連携するAIツールを選ぶ際は、以下の3つのポイントに留意してサービスを検討しましょう。

分析したいことを明確にする

ひと言でAI分析ツールと言っても、ツールによって得意なことが違います。

数値やグラフに強い、自然言語処理に強い、画像解析(AI-OCR)に強い……などさまざまな特徴があるため、まずは何を分析したいのかを明確にすることが大切です。

使いやすさを確認する

AIツールを選ぶ際は、kintoneと同様にノーコードやローコードで使えるものがおすすめです。

また、操作が簡単で直感的に使えるか、スマホやタブレットに対応しているかも重要です。
無料のお試し期間があれば、ぜひ実際に使ってみましょう。

セキュリティやコンプライアンスを確認する

AIツールでは、投入したデータが機械学習に利用されることがあります。

kintoneには個人情報や機密情報もたくさん登録されているため、これらの情報を分析に利用する際は、セキュリティやコンプライアンスに関する規約をしっかりと確認しましょう。

kintoneとAIを連携した分析の活用事例

ここでは、kintoneとAIを連携して分析業務を効率化した事例を2つ紹介します。

基幹システムのデータを活用した売上分析

多くの企業では、売上分析において「基幹システムからデータを出力→エクセルで加工→会議資料を作成」という作業が行われています。

これらの作業をkintoneとAIに任せれば、自動集計はもちろんのこと、顧客データや市場データを踏まえた分析、ABC分析など、人の目だけでは難しい高度な分析もできるようになります。

家電修理業者における不具合の解消法の提案

kintoneとAIを連携して分析すれば、トラブルの原因究明と解決法の提案も可能になります。

例えば家電の修理業者であれば、まず過去の修理履歴について、製品の型番や症状、解決法などをkintoneアプリに蓄積しておきます。
そして、新たな修理依頼が入ったときに型番や症状を登録してAIに分析させれば、過去の修理履歴から類似する案件を探して、解決法を提案してくれるという具合です。

AIは自ら学習を続けるため、修理履歴が増えるほどに回答の精度も向上していきます。

kintoneとAIを連携した分析のことなら、コムデックにご相談ください!

kintoneとAIを連携すれば、短時間で質の高いデータ分析が可能になります。
一方で、AIツールを導入する際には、自社の課題に合ったものを選んだり、AIならではのリスク管理をしたりすることも必要です。

「AIのメリットは理解しているけど、なかなか導入に踏み切れない」という方は、一度専門家に相談してみましょう。

コムデックでは、kintone × AI 活用をサポートする「AI伴走支援サービス」を提供しております。

データ分析についても、お客さまの業務課題に合わせた活用方法をご提案しますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

「AI伴走支援」サービスページはこちら

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この記事を書いた人

生田 智之

『DXの第一想起者』

日本人の心のふるさとである”三重県伊勢市”を拠点に、中小企業のDX化を支援しています。 kintoneをはじめとする、各社に合ったクラウドサービスの提案から導入、伴走まで一貫したサービスを得意としています。 また、youtubeではkintoneのノウハウを大公開する「kintone芸人」として活動しています。 「DX化したいけど具体的なイメージができない」「こうなりたい!はあるけど手段がわからない」…等の想いをお持ちの企業様、是非一度ご相談ください!

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