マネーフォワードクラウド人事管理で業務を効率化!サービスの特長や注目の新機能を解説

最近は、人事情報として管理すべき項目が飛躍的に増えています。
従来のような氏名、住所、資格、給与……といった基本情報に加えて、雇用契約の内容、人事評価、研修履歴、ストレスチェックの結果など、新しい項目が次々に登場しています。
今もまだ紙やエクセルで人事情報を管理している企業さまは、人事管理システムの導入がおすすめです。
また、今使っている人事管理システムがある場合も、システムの連動性や使い勝手、コスト等を鑑みて乗り換えを検討されている方もいらっしゃるでしょう。
人事管理システムには様々な種類があるため、自社に合ったものを選ぶことが重要です。
そこで今回は、「マネーフォワードクラウド人事管理」の機能や、コムデックが実際に利用して感じたメリットを解説します。
人事管理システムの導入・入れ替えを検討されている方は、是非ご覧ください!
目次
もともと使っていた人事管理システムは、機能面・コスト面から有効活用できていなかった
株式会社コムデックは、従業員規模が20名ほどの企業です。
これまで、人事管理には「SmartHR(スマートHR)」を利用していました。
SmartHRは、数ある人事管理システムの中でもトップクラスのシェアを誇るシステムで、大きく分けると「労務管理」と「タレントマネジメント」という2つの機能があります。
「労務管理」では、主に入社手続き・雇用契約・勤怠・給与計算などを、「タレントマネジメント」では、採用・人事評価・配置シミュレーションなどを管理できるのが特徴です。
豊富な機能が魅力なのですが、コムデックにとっては標準機能とオプション機能の線引きがニーズにマッチしていませんでした。
例えば、使いたい機能である「文書作成」がオプション扱いなのに、その他の使わない機能が標準機能に含まれている、といった具合です。
そのため、システムを有効活用しきれておらず、必要な機能を使うためにオプション料金がかさんでしまうことが課題となっていました。
そこでコムデックでは、これを機に機能がシンプルでコストも削減できる「マネーフォワードクラウド人事管理」に切り替えることにしました。
「マネーフォワードクラウド人事管理」はシンプルな機能と周辺サービスとの連携が魅力
ここでは、マネーフォワードクラウド人事管理の魅力について、大きく3つのポイントに絞って解説します。
従業員情報の収集をオンラインでできる
マネーフォワードクラウド人事管理では、従業員情報の提出依頼や収集を、WEBフォームで簡単に行えます。
具体的には、雇用契約書の電子締結、基本情報の登録、住所変更の手続きなどがオンラインで対応可能です。
入力項目はアンケート形式で簡単に設定できるため、一人ひとりに説明したり、書類を配布・回収したりする手間がかかりません。
手書き書類の場合は、記入や提出が漏れる、差し戻しに時間がかかる、字が汚くて読めない……といったトラブルが起きがちですが、WEBフォームならこれらも防げます。
自社に合わせて柔軟にカスタマイズできる
マネーフォワードクラウド人事管理では、従業員情報の項目を自由に設定できます。
例えば、組織構造や役職、給与の各種手当など、企業独自の項目を管理したい場合にもぴったりです。
また、ユーザーの権限管理もでき、項目ごとに「権限なし/閲覧/閲覧と編集」の設定が可能です。
ロール(役割)ごとの一括設定もできるため、例えば「人事=閲覧と編集」「各部門の上長=閲覧のみ」「一般社員=権限なし」のように決めておけば、1人ずつ設定する手間がかかりません。
マネーフォワードクラウドシリーズで連携できる
マネーフォワードクラウドシリーズは、バックオフィス業務を網羅していることも魅力の1つです。
人事系のサービスで言うと、人事管理の他にも給与、勤怠、社会保険、年末調整、マイナンバー、福利厚生賃貸などがあります。
また、人事系以外では会計や経理、請求書といったサービスも提供されています。
同じシリーズを使えばデータ連携がスムーズになりますし、画面や操作方法も似ていて分かりやすいのがメリットです。
2025年6月現在のところ、連携できるのは「人事管理→他のシリーズ」のみで、「他のシリーズ→人事管理」はできません。
ただ、人事情報は給与・勤怠・社会保険などあらゆる処理のベースになるので、これだけでも十分な効率化が期待できます。
従業員に各自で入力・申請してもらい、システム移行を実施
ここからは、システム移行の流れを解説します。
コムデックでは、従業員情報を収集する→他のマネーフォワードクラウドシリーズと連携する、という2段階でシステム移行を進めました。
まずは、従業員情報の収集です。
従業員にはあらかじめ人事管理システムを入れ替えることを周知しておきます。
システムの準備が整ったところで、次のようなチャットを配信して、情報収集への協力を依頼しました。
これにより、人事担当者は本人から申請された内容をチェックするだけで、従業員情報の登録が完了します。
次に、マネーフォワードクラウド人事管理とマネーフォワードクラウド給与を連携させて、従業員情報を反映します。
このように、反映したい項目をチェックして更新ボタンを押すだけでデータ連携が完了しました。
マネーフォワードクラウド人事管理なら、AIによる書類のテンプレート提案も可能
マネーフォワードクラウド人事管理では、入社時誓約書や雇用契約書、通達といった書類のテンプレートを保存できます。
さらに最近では、AIによるテンプレート提案機能(Beta版)も実装されました。
この機能は、ChatGPTのAPI連携を利用して、テンプレートを提案してくれるというものです。
これにより、AIが出力した文書をベースにして、必要な箇所を微調整するだけで書類が作れるようになりました。
実際の作成画面がこちらです。
AIが出力するものなので、正確性や法的効力などについては最終的に人間が確認する必要があります。
また、あくまでBeta版(試験段階)なので、今後はサービス内容が変わったり、回数制限が設けられたりする可能性はあります。
それでも、一から人の手で作成するのに比べて、かなりの業務効率化が期待できる機能になっています。
マネーフォワードクラウド人事管理を導入するメリットとは
マネーフォワードクラウド人事管理には、中小企業の人事管理で必要な機能が過不足なく揃っています。
シンプルで使いやすく、マネーフォワードクラウドシリーズで連携できるのも魅力です。
また、最近はAIによる書類のテンプレート提案機能も実装されました。
比較的新しいツールのため新機能の追加や仕様変更も頻繁に行われており、今後ますます使いやすくなることが期待されます。
料金についても、比較的安く設定されているのがポイントです。
マネーフォワードクラウド人事管理は、月額7,128円(※ビジネスプラン・年払いの場合)、11名以上は1名当たり660円で利用できます(すべて税込)。
20名ほどで利用しているコムデックの場合、これまで使っていたSmartHRに比べて、月額6,000円ほどのコスト削減になりました。
また、月額7,128円の中には会計や給与、勤怠、請求書、経費、社会保険、年末調整と言ったその他様々なマネーフォワードクラウドシリーズの利用料も含まれています(利用人数等に応じた従量課金あり)。
そのため、他のサービスも合わせて使えば使うほどお得になると言えるでしょう。
人事管理システムの移行においては、情報収集や入力作業が大きなハードルになります。
個人のプライバシーに直結する情報を扱うという特性上、適当に人を増やすわけにもいきません。
その点、マネーフォワードクラウド人事管理なら、申請機能を使って従業員本人に協力してもらうことで、最小限の労力でシステム移行が実現できます。
転記ミスが起きず、ペーパーレスで実施できることもメリットです。
人事管理のお悩みはマネーフォワードクラウド人事管理で解決!
コムデックでは、マネーフォワードクラウド人事管理を導入したことで、スムーズなシステム移行とコスト削減に成功しました。
給与や勤怠など周辺システムとも連携でき、業務の効率アップを実感しています。
コムデックでは、マネーフォワードシリーズの導入をサポートするサービスを提供しております。
バックオフィス全般の業務改善に関するご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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