DXやkintoneの伴走支援について、皆で考える研究所。

給与計算ソフトおすすめ10選を徹底比較!少人数・中小企業にも最適

おすすめ給与計算ソフト比較10選

「今使っている給与計算ソフトの保証が切れる」
「今はエクセルで給与計算をしているから自動化したい」
「担当者が退職予定なのでソフトも切り替えたい」
「WEB給与明細を発行できるようにしたい」

理由は各社さまざまかと思いますが、経理業務を効率化できる給与計算ソフトの導入を検討している企業様は多いのではないでしょうか?
しかし、給与計算ソフトを探してみるとインストール型・クラウド型などさまざまな種類があり、どれを選べば良いか迷っている担当者の方もいらっしゃるかと思います。

そこでこの記事では、給与計算ソフトを選ぶ際のポイントと、おすすめの給与計算ソフト10選を比較して紹介します。
それぞれの特徴を解説していますので、ぜひこの記事を参考に、自社に合ったソフトを選んでください!

この記事でわかること

  • 給与計算ソフトを選ぶポイント
  • おすすめの給与計算ソフト
  • 給与計算ソフトのメリット・デメリット

こんな人におすすめの記事です

  • 給与計算ソフトの導入を検討している方
  • 給与計算業務を効率化したい方

給与計算ソフトとは?何ができる?

給与計算ソフトとは、従業員の勤怠情報をもとに自動で給与計算を行うシステムです。
各種保険料や所得税などが自動で計算されるため、ミスの防止や業務効率化が期待できます。

クラウド型であればデータはWEB上に保存されるため、バックアップの必要もありません
WEB上で給与明細や源泉徴収票を受け取れるため、ペーパーレス化リモートワークの促進にもつながります。

また、法改正や社会保険料の料率変更も自動でアップデートされるので、正確な給与計算が可能です。

給与計算ソフトを選ぶ3つのポイント

給与計算ソフトを選ぶ際は、以下の3つのポイントをチェックしましょう。

  • インストール型かクラウド型か
  • 自社が求める機能が備わっているか
  • 他システムとの連携は可能か

各ポイントについて、以下で詳しく解説します。

インストール型かクラウド型か

給与計算ソフトは、大きく分けると「インストール型」「クラウド型」の2つがあります。

インストール型自社のパソコンにソフトをインストールして使います。
買い切りなので更新のタイミング以外維持費がかからないのがメリットですが、法改正やバージョンアップのたびに対応する必要があります。

クラウド型インターネット上でログインして利用します。
インターネット環境さえあれば時間や場所、端末を問わずに使用できるのがメリットですが、毎月の利用料が必要になります。

それぞれメリット・デメリットがあるので、その特性をよく理解し、自社に合ったものを選ぶことが重要です。

自社が求める機能が備わっているか

給与計算ソフトでできることはさまざまありますが、自社が求める機能が備わっているかが重要です。
給与計算だけでいいのか、人事の業務全般を自動化したいのか、明細を電子化したいのか、マイナンバー管理を行いたいのかなど、給与計算ソフトに求める機能を明確化し、それが実現できるものを選びましょう。

また、給与計算ソフトが中小企業用に作られたものなのか、大企業での利用を想定しているのかもチェックすべきポイントです。
大企業では雇用形態や給与体系・働き方が多様化していることが多く、給与計算も複雑になるため、中小企業向けの給与計算ソフトでは対応できない可能性があるためです。

反対に、複雑な計算が必要ないのに多機能なソフトを導入してしまうと、使わない機能が多いのに利用料金がかさんでしまう恐れがあります。
従業員数によって複数のプランを提示しているソフトも多いので、自社の企業規模に合ったソフト・プランを選ぶようにしましょう。

他システムとの連携は可能か

給与計算は勤怠データをもとに行うため、特に勤怠管理システムとの連携が必要になります。
すでに自社で利用している勤怠管理システムがある場合は、導入を検討している給与計算ソフトと連携できるかどうかをチェックしておきましょう。
うまく連携することができれば、給与計算業務をさらに効率化でき、経理や人事の負担軽減につながります。

給与計算ソフトと勤怠管理システムを連携する方法については、以下の記事で詳しく紹介しています!
▼勤怠管理システムと給与計算ソフトを連携させる3つのメリット

【比較表】おすすめ給与計算ソフト一覧

おすすめの給与計算ソフトを表にまとめました。
導入形態・明細電子化機能・マイナンバー機能・スマホ対応の観点で記載していますので、比較の際の参考にしてください。

ソフト 形態 明細電子化 マイナンバー管理 スマホ対応
MFクラウド給与 クラウド
freee人事労務 クラウド
ジョブカン給与計算 クラウド
給与奉行クラウド クラウド
やよいの給与計算 インストール
弥生給与 Next クラウド
COMPANY クラウド
PCA給与DX クラウド
インストール
フリーウェイ クラウド 連携で可
スマイルワークス クラウド 連携で可 連携で可
EXPLANNER/S インストール

おすすめの給与計算ソフト10選

ここからは、一覧表に挙げたおすすめの給与計算ソフトをひとつひとつご紹介していきます。
導入形態・機能・他システムとの連携の観点から選定していますので、ぜひ自社に合ったソフトを見つけてください。

マネーフォワードクラウド給与

マネーフォワードクラウド給与は、自動で正確な給与計算が可能なクラウド型のソフトです。
従業員の勤怠データを取り込めば自動で給与計算が実施され、確定後にはワンクリックで給与明細を発行できるため、大幅な業務効率化を実現できます。

所得税や社会保険料は自動でアップデートされるので、変更のタイミングで悩んだり、変更漏れで翌月の調整が大変になったりと言った心配もありません。
明細はパソコンやスマホで確認でき、紙の給与明細を配る必要がないためペーパーレス化にもつながります。

また、同じマネーフォワードが提供している勤怠システムや会計ソフトとも連携が可能で、バックオフィス業務の一元化・効率化が可能です。

実際にマネーフォワードクラウド給与を活用して業務効率化した事例は以下にまとめていますので、あわせてご覧ください。
▼マネーフォワードクラウド給与活用事例

freee人事労務

freee人事労務は、労務管理・勤怠管理・給与計算などの業務を1つのソフトで完結できるのが魅力です。

個人から従業員200名以上の法人まで幅広く対応しているため、自社の企業規模に合わせた料金プランを確認すると良いでしょう。
導入サポートも充実しているので、初めての方でも安心です。

ジョブカン給与計算

ジョブカン給与計算は、各種自動計算や帳票作成など、豊富な機能を備えているクラウド型ソフトです。

ジョブカンシリーズと連携すれば、労務管理・勤怠管理・経費精算も行えます。

中・小規模の企業から従業員500名の大規模企業にも対応しているので、幅広い企業におすすめです。

給与奉行クラウド

給与奉行クラウドは、企業ごとに異なる給与体系に対応し、精度の高い自動計算が可能です。
さらに、明細書の配布や銀行振り込み・社会保険の届出をデジタル化し、ペーパーレスを実現できます。

年末調整やマイナンバー管理もWEB上で可能なため、経理業務の大幅な効率化に期待できるでしょう。

やよいの給与計算

やよいの給与計算は、初心者でも簡単に給与明細が発行できるインストール型の給与計算ソフトです。
給与・賞与計算、社会保険、年末調整まで対応可能で、20名までの小規模事業所に向いています。

インストール型ではありますが、最新のプログラムの無償提供データのバックアップサービスもあるため、安心して利用できます。
クラウド型をご希望の場合は次で紹介する「弥生給与Next」を参照してください。

弥生給与 Next

弥生給与 Nextは、従業員規模10名~100名の企業向けのクラウド給与計算ソフトです。専門知識が無くても簡単に給与明細書を作成・配付することができます。
年末調整に必要な各控除申告書の回収や、年調年税額の計算、源泉徴収票の発行・配付までWebで完結可能です。

従業員規模10名以下の企業には「やよいの給与明細 Next」があるため、こちらもチェックすると良いでしょう。

COMPANY

COMPANYは、毎月の給与計算からワークフローまで幅広く対応可能な給与計算ソフトです。
複雑な給与計算や多様な福利厚生制度に対応しているため、特に大手法人におすすめです。

e-Govやe-Tax等と連携しており、行政手続きを電子化できる点も魅力といえます。

PCA給与DX

PCA給与DXは、給与計算・明細書の作成だけでなく、算定基礎届や月額変更届の作成まで対応可能な、中小企業向けの給与計算ソフトです。

クラウド型とインストール型両方提供しているため、自社に合ったほうを選んでください。
ただし、利用料金は他ソフトと比較して高めとなっています。

フリーウェイ

フリーウェイは、従業員5人までなら利用料が永久無料な点が特徴です。
ただし、無料版の場合は登録データ数に制限があります。給与のデータは保存期間が定められていますので、システム外で保存しておく必要がある点に注意しましょう。

6人以上の場合も月額1,980円で無制限に利用できるため、人数が多ければ他ソフトよりも安価に利用が可能です。

スマイルワークス

スマイルワークスは、シンプルでわかりやすい操作画面が特徴です。
各種保険や税金の計算など幅広い業務に対応しており、初めての方でも問題なく利用できるでしょう。

EXPLANNER/S(エクスプランナー・エス)

EXPLANNER/S(エクスプランナー・エス)は、NECが提供するインストール型の給与計算ソフトです。

勤怠管理システムやRPAツールとの連携も可能で、業務効率化から人材の見える化までトータル支援が可能となっています。
特に、中規模企業から大規模企業におすすめです。

給与計算ソフトを導入するメリット・デメリット

給与計算ソフトにはメリットだけでなくデメリットもあるため、導入前に押さえておきましょう。

給与計算ソフトのメリット3つ

給与計算ソフトのメリットは、主に以下の3つです。

  • 業務の効率化ができる
  • 人件費を削減できる
  • 法改正に自動で対応できる

給与計算ソフトを導入することで、給与計算業務や明細の作成が自動化できるため、経理業務が大幅に効率化されます。
その結果、手作業によるミスが減り転記や二重チェックといった担当者の負担軽減にもつながるでしょう。

本来給与計算業務にかかっていた人件費も削減できるため、空いた時間で従業員はコア業務に専念できます。

また、クラウド給与計算ソフトは保険料率等を自動でアップデートしてくれるため、正確な給与計算が可能です。
給与計算のミスは会社の信用にもかかわるため、ヒューマンエラーを防げる点は大きなメリットといえるでしょう。

給与計算ソフトのデメリット2つ

給与計算ソフトを導入する際のデメリットは主に以下の2つが挙げられます。

  • 費用がかかる
  • 初期設定やデータ移行が必要

クラウド型の場合は月々の運用費用インストール型の場合は初期費用がかかります。
ただし、単純にかかるコストを見るだけでなく、給与計算ソフトの導入によって削減できるコストと照らし合わせて費用対効果を考えることが重要です。
導入によって給与計算業務にかかる時間や人件費を削減できるのであれば、導入・運用費以上の価値があるといえるでしょう。

また、エクセルや手入力で給与計算を行っていた場合は給与計算のルールをシステムに落とし込む必要がありますし、もともと別の給与計算ソフトを利用していた場合にはデータを移行する必要があります。

自分たちだけで設定を行うのが不安だったり、手間を削減したい場合は、初期設定や運用のサポートを利用するのもおすすめです。

自社に合った給与計算ソフトを導入して業務効率化を図ろう!

給与計算ソフトを導入することで、給与計算にかかる時間や人件費を大幅に削減でき、ミスの防止にもつながります。

給与計算ソフトはさまざまありますが、どれを導入しようか迷ったら、マネーフォワードクラウド給与がおすすめです。
マネーフォワードクラウド給与なら、3ステップで給与計算が完了し、バックアップも自動で行われます。
法改正の際も自動でアップデートされるため、速く正確な給与計算が実現できます。

WEB上で給与明細が確認できるためペーパーレス化につながりますし、勤怠管理システムと連携することで一元管理も可能になります。

導入・運用が不安な場合はコムデックでサポートも行っておりますので、初めての企業さまもお気軽にお問い合わせください。

コムデックではマネーフォワードクラウド給与を活用した業務効率化
をサポートしています!

\ マネーフォワードクラウド給与で給与計算業務を効率化したい /

お問い合わせはこちら

マネーフォワードクラウド給与で業務効率化成功

導入事例を見る

ITツール導入の費用が最大450万円補助

補助金について問い合わせる

この記事を書いた人

徳田 幾美

『勤怠管理のスペシャリスト』

日本人の心のふるさとである”三重県伊勢市”を拠点に、中小企業のDX化を支援しています。 勤怠管理クラウドKING OF TIMEやMoneyForwardクラウド給与の導入を得意とし、脱タイムカード・給与明細の電子化から人時生産性の向上まで、他クラウドサービスも含めたトータルサポートをご提案しています。 「紙のタイムカードや出勤簿を手で集計していて時間がかかる」「給与明細を手渡ししている」勤怠管理や給与計算でお悩みの企業様、是非一度ご相談ください!

IT導入のお悩みなら、
コムデックラボ

まずはお気軽にお問い合わせください。