お客様インタビュー
INTERVIEW
「困ったときはコムデックに聞け」が合言葉になるほど頼りにしています
株式会社ツジさま

掲載日 | 2025.09.10 |
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地域 | 三重県 |
利用規模 | 1〜49人 |
業種 | 卸売・小売 |
導入ソフト | Microsoft365、WithSecure、kintone、SharepointOnline、ExchangeOnline |
HP | https://tsuji-family.jp/ |
株式会社ツジ
株式会社ツジさまは、三重県伊勢市に本社を構え、レディースファッションの「PHARE」や「Theory」などを運営する企業さまです。
1951年に呉服店として創業して以来、業態や店名は変わりつつも、お客さまの笑顔や信頼関係を大切にする経営で、長年にわたり事業を継続されてきました。
支援内容 | IT環境全般に関するご提案、ツールの導入や運用支援を提供しています。 ・店舗開店時のIT環境の構築と店舗運営中に発生するお困りごとの対応 ・業務利用PCやクラウドストレージ(Sharepoint)、クラウドメール(ExchangeOnlnie)の提供 |
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支援効果 | ・店舗開店時に発生するネットワーク構築などのIT環境回りをコムデックに依頼することが出来るため、 店舗責任者(店長)は開店に向けた商品の選定や売り場づくりなど、より専門的な業務に注力することが出来ている ・広報用コンテンツ作成のために、外部の協力者にデータを送っているのだが、従来はメールを使って送っていたため、非効率だった。 Sharepointの一部環境を共有する方法に切り替えたことにより、これまで10分以上かかっていた情報共有の時間が1分程度で済むようになり大幅な時間短縮につながった。 |
「困ったときはコムデックに聞け」―現場で根付く信頼の理由とは
お話を伺った方:代表取締役社長 清水 幹弘様
本格的にIT環境を整備しなければと思ったのがきっかけでした
事業内容
弊社は三重県伊勢市に本社を構え、レディースファッションの「PHARE」や「Theory」などを運営するアパレル会社です。
1951年に呉服店として創業して以来、業態や店名は変わりつつも、お客さまの笑顔や信頼関係を大切にする経営を続けております。
IT活用の目的と当時の課題
当時、弊社では大阪府と三重県で7、8ヶ所の店舗を運営していました。
いずれもアパレルショップなので、スタッフのほとんどが女性の販売員で、パソコンや機械関係は苦手な傾向がありました。
社内にIT担当もおらず、「ネットが繋がらない」「システムの使い方が分からない」といったトラブルが起きると、対応に苦労していました。
店舗の数は増えてきましたが、本部と各店舗や、それぞれの店舗間の物理的な距離は離れています。
そのため、本格的にIT環境を整備しなければと考えたのが、サポートサービスを利用したきっかけです。
コムデックを選んだ理由を教えてください
もともと弊社とコムデックさんは、先代社長(現会長)の樋口さんの時代から20年以上にわたるお付き合いがあります。
約20年前に弊社がお店をオープンするということで、ネットワーク関係を構築してもらったのが始まりだったと思います。
樋口会長は当時、「コムデックのことは自社のIT部門だと思って、何でも頼ってください」と言ってくれました。
私はその言葉がとても心に残っているのですが、実際にお付き合いしてみて、本当に自社のIT部門のように何でも相談できる存在です。
技術的な部分はもちろん、人間的な部分で魅力があることも、関係性が長く続いている理由の1つだと思います。
現社長の生田さんは、新入社員のころからうちに来ていましたしね。
彼がサーフィンを始めたいって言うので、個人的に私のサーフボードを貸してあげたこともありました。笑
そんな感じで、長い年月の中でお互いに会社の状況は変化していますが、その時どきで親身にサポートしてくれる姿勢は変わりません。
長い年月の中でも、親身にサポートしてくれる姿勢は変わりません
コムデックの伴走支援は御社にとってどのようなメリットがありましたか?
コムデックさんは、こちらの質問や要望への対応が早くて、問題解決力が高いと感じます。
ITに不慣れな弊社のスタッフにも、分かりやすく丁寧にサポートしてくれるので、助かっています。
また、この20年で組織の拡大や世の中の変化など、いろいろなことがありましたが、その度に弊社に合わせたサポートをしてもらえていることがメリットです。
例えば、社内外のデータ共有については、SharePoint Onlineというクラウド型のファイル共有サービスの導入をサポートしてもらいました。
以前は、業務委託者や外部パートナーとのデータのやりとりに、メールやファイル転送サービスを使っていたため、手間がかかるうえセキュリティ面でも不安があったんです。
でもSharePoint Onlineを導入したことで、URLを共有するだけで簡単かつ安全に情報共有できるようになりました。
それらのIT活用で、スタッフも商品選定や売り場作りなど、より専門的な業務に専念できるようになっています。
SharePoint Onlineの導入事例については、こちらの記事でご紹介中です。
▼SharePoint Onlineを活用して社外との安全・快適な情報共有を実現|株式会社ツジさまの導入事例
担当チームの支援で印象的なのはどんなところでしたか?
私は一度、コムデックさんのオフィスにお邪魔したことがあるんです。
確か、勤怠管理システムの「KING OF TIME」を導入するのに、操作説明を聞きに行った時だったと思います。
そのとき、オフィスで出会った社員がみなさん良い方だったんですよね。
活気もあって、みんながイキイキと働いている姿が印象的でした。
「ああ、うちもこういう風に社員がイキイキと働ける環境を作ってあげたいな」と強く感じたのを覚えています。
現場のスタッフにも分かりやすくサポートしてくれます
コムデックに依頼してよかったポイントや、他社との違いはどんなところだと思いますか。
コムデックさんが他社と違うところは、自社のIT部門のような立ち位置で、親身になって伴走してくれるところだと思います。
弊社の店舗でも「困ったときはコムデックに聞け」が合言葉になるほど頼りにしています。
具体的なエピソードで言うと、コムデックさんは店舗でIT環境を構築するときに、現場の機器や配線を、全部写真で記録されているんですよね。
だから、店舗でITに詳しくないスタッフが問い合わせをしたときにも、写真を見ながら難しい言葉を使わずに説明してくれます。
「その棚の左側にある機械の、赤いランプはついていますか?」「その機械についている右側の線を差し直してみてください」のように、誰でも分かるように教えてくれるんです。
専門用語で説明できる業者さんは多いと思いますが、こうして現場のITリテラシーに合わせて寄り添ってくれるところが、コムデックさんの魅力だと思います。
コムデックのサービスはどのような企業に合うと思いますか。
どちらかというと、お客さま1人当たりの単価が高めで、満足度を重視するような業態の企業に合うのではないでしょうか。
IT化によって効率化した時間で、サービスの質をさらに高めるようなイメージです。
コムデックさん自身も、サービスの質を追求されているように感じるので、ビジネスに対する価値観も合うような気がします。
反対に、単価の安い商品を大量に販売して利益を出すようなモデルの企業だと、あまり合わないかもしれませんね。
AIも活用しながら「日本一笑顔が生まれる店」を実現していきたいです
今後はコムデックとどのような課題を解決して、どのような会社にしていきたいですか?
経営理念でもある「日本一笑顔が生まれる店」の実現には、今後も取り組んでいきたいと思っています。
お客さまに「あの店に行くといい買い物ができて、ハッピーになれるな」と思ってもらえるようなお店でありたいです。
そのためには、やるべきことがたくさんありますし、AIも活用していきたいなと思っています。
AIを使えば、お客さまの来店頻度を分析したり、好みに合わせてブランドのセールをご案内したりもできそうですよね。
他にも、私はここ15年ぐらい、毎月1日に先月の売上とその時の想いを社員向けに発信しているんですけど。
その原稿作りも、AIで効率化できそうだなと思っています。
過去の原稿を全部AIに学習させれば、私の言いたいことを予想して新しい原稿を作ってくれるでしょうから、それを少し手直しして発信するイメージです。
何を・どうやって使っていけば良いのか、今後もコムデックさんに相談しながら実現していきたいと思います。
担当者より

担当者:濱口
株式会社ツジ様の支援においては、店舗担当者様とやり取りすることが多いため、専門用語を多用しすぎず、わかりやすい言葉で伝えることを心掛けました。
清水社長をはじめ、ホスピタリティの高い方々ばかりなので、お話させていただく際には学ばせていただいております。
拠点の拡大やさらなる業務効率化に向けて邁進されていくため、私としてもツジの皆様を笑顔にできるような支援に努めてまいります。
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