充実のチャット対応で社内のIT環境を一手にサポート！

お話を伺った方：総務課長　加藤様

教室増設や事業拡大に伴いIT環境も複雑化。昔は社内で対応できましたが、徐々に管理コストが大きくなっていました。

事業内容

当社は、東海地方で自動車教習所事業･フィットネス事業･訪問看護リハビリステーション事業･外国人材紹介事業などを幅広く展開しています。
その中のひとつ、南部自動車学校は「相手を思いやる心の運転　共感運転」をコンセプトに掲げ、日々教習をおこなってきました。また、三重県内唯一の担任制や初の合宿制度を導入するなど、同業他社との差別化に取り組んでいます。
2013年からは「ほめちぎる教習所」として更なる差別化を図って、ブランド化を推進。TVや新聞などに多数取り上げられ、おかげさまで入校数は伸び続けています。

当時の状況とIT活用面の課題

以前は、社長の加藤がネットワーク関連の契約をしたり、必要な機器の購入をしたりしていました。
インターネット利用はホームページの管理やメールくらいだったので、IT関連の管理コストはそれほどでもなく、内容としても、社内にいるちょっと詳しい社員と社長で対応できていたんです。
その後、教室増設や事業･サービスの拡大があり、時流的にもIT環境の整備が必須となりました。構成も複雑化してきて管理コストが上昇し、自社だけでは対応ができないな……となってきたんです。
それがだいたい2003年くらいですね。当時はまだクラウドツールなんかは一般的ではなく、まずネットワークやPC、セキュリティ等を整えることが優先でした。

コムデックのサポート内容について教えてください

もともとはネットワークやPCセットアップをお願いしていて、2005年くらいからは個人情報保護法の施行に伴うセキュリティ強化もお任せしていました。
ハードウェア周りだけではなく業務効率化改善のためのクラウドツールの導入と定着も支援してもらっていて、今では当社のITに関わる全ての環境をコムデックさんに管理してもらっています。

昔からは考えられませんが、今では当たり前になったクラウドツールを業務に活用していくためには、インフラ基盤がしっかりしている必要がありますよね。
コムデックさんは時代や目的に合わせたネットワーク･IT機器を選んでくれますし、サポート体制も整っているので、南部自動車学校の業務を継続していく上では必要不可欠な存在です。

LINE WORKSの導入で社内の情報共有がスムーズになりました。ツールを使うための環境も整えて、管理までしてくれるのが助かっています。

さまざまなツールを導入されていますが、導入の効果はどんなところでしょうか？

現在、当社ではkintoneやLINE WORKS/Dropbox/KING OF TIME/Money Forwardクラウド給与などのツールを使用中です。
それぞれのツールをただ導入しただけではなく、しっかりと機能し、社内業務が効率化できています。
これは、コムデックさんのサポートがあって実現しているんですよね。

当社では、各ツールを使うための環境の管理、例えば関連機器の購入やツールの契約情報などもすべてをコムデックさんに管理をお願いしていて、大変助けられています。
業務にiPadを採用した際にも本体の設定だけじゃなく、社内勉強会を開き、社員への操作説明をしてくださって。
ちゃんと使える状態までフォローしてもらえたことで、導入したものを活かせているな、と感じます。
「自社のIT部門が社外にある」そんなイメージでしょうか。

私が管理していたころよりもインターネットの活用が必須となり、また、複雑になっているので、すっかりコムデックさん頼りの当社です。

従業員さんの目線での効果はいかがですか？

導入したいろいろなツールの中でも、LINE WORKSによる変化は大きかったですね。
南部自動車学校には70名近い指導員が所属していますが、各種連絡がスムーズに、かつ同時に、行き届くようになりました。ただ、休日にまで見たくない、という人もいるので難しいところではありますが…
今では、お客様や社外取引先とのコミュニケーションにも展開し、各方面とのやり取りも以前より格段にスムーズになっています。
▼全ては生徒さんの感動のため！『ほめちぎる教習所』の情報伝達方法大公開｜自動車教習所南部自動車学校様の事例～LINE WORKS編～

また、オンラインストレージのDropboxも同じくです。
Dropboxは「校内掲示板をもっとお客様に便利な形にしたい」という課題に対して導入し、掲示板や回覧板を使って共有していた最新情報を、指導員やお客様が見たいときに見たい場所でチェックできるようになりました。
その後、社内外の資料共有にも展開しました。当社に多い、写真や動画といった資料の共有とDropboxの相性がよくて助かっています。
▼「これ、Dropboxに入れておくよ！」『ほめちぎる教習所』のDropbox活用術！｜自動車教習所南部自動車学校さまの事例～Dropbox編～

チャットですぐに問い合わせできて、スピーディに対応してもらえるのが安心感につながっています。

コムデックに依頼してよかったポイントを具体的に教えてください。

とにかくサポートが手厚く、スピーディで充実しているところです。
例えば使っているツールで何かトラブルがあった時。
公式サポートもありますが、やはり問い合わせて解決するまでには時間がかかります。
コムデックさんにはLINE WORKSのチャットで問い合わせることができるので、週末や夜間でも、チャットへ入れておけば、週明けに対応してもらえるためとても助かっています。段取りをつけておけば、私が休みや不在の場合でも対応してもらえますし。
また、関連機器の納品時も、ただ用意してくれるのではなく「使える状態」で持ってきてくれることは大きいです。
新しい機器を入れようとすると、到着後に開封して、説明書を確認しながら設定して、社内に配布して…と使い始めるまでにけっこう時間と手間がかかるものなんです。「あぁ、コムデックさんに頼んでよかった」と思います。
この2点だけでもIT関連のコストは大きく軽減できています。
あと、担当の濱口さんが、物腰柔らかで丁寧なだけじゃなく、私のレベルに合わせてわかるように説明してくれることもありがたいですね。

コムデックと他社の違いはどんなところだと思いますか？

チャットで繋がっている、という心強さです。
他社ではこういったサービスがなく、営業時間外で緊急の場合は担当者さんの携帯電話を鳴らすしかないけど、ちょっと気を遣いますよね。
コムデックさんはチャットでパッと連絡がつくのが安心です。レスポンスが早いですし。
急ぎでないものだとしても、忘れないうちにチャットへ入れられるから、こちらも伝え忘れがありません。
あと、ライセンスの更新などの管理もお願いしていますが、こちらから確認や連絡をしなくても早めに知らせてくれるため助かっています。
コムデックさんはとにかく活気があり、納品してもらう機器の配線などを見ても、とても丁寧に仕事をしてくれているのがわかるんです。そういった細かい部分も含めて、コムデックさんの良いところ、お願いするメリットだと考えています。
同じような会社が現れて、価格競争になったとしても、許容の範囲内であればコムデックさんを選びますね。

コムデックのサービスはどのような企業に合うと思いますか。

今の時代、インターネットを仕事に使う企業がほとんどだと思います。そのほぼ全ての企業がコムデックさんのサービスを活用できるでしょう。
町中の工場などでも、インターネット介することで世の中にアピールしたり、認知度をあげたりしていけます。伊勢市内でもYouTubeやFacebookなどのSNSを活用する企業が増えてきていますが、コムデックさんとタッグを組めばもっともっといろいろなことができるんじゃないかと思いますよ。
コムデックさんはサービスのバリエーションも豊富なので、どのような企業さんにもその業種に合うサービスが提供できるだろうな、と感じています。

お客様に寄り添った教習所を目指して、AI教習車の実現に向けてIT活用を進めていきたいですね。

今後はコムデックとどのようなIT活用に取り組まれていきたいですか？

実は今、当社ではAI教習車の導入を検討していて、その準備段階です。
AI教習車とは、指導員が乗らずにお客様に一人で乗っていただくもので、教習の評価は教習車内のタブレットに表示されます。
これを導入することで、指導員によって説明の仕方が違ったり、お客様の感じ方が違ったり、といったサービスのムラのような部分が防げるのでは、と考えています。
また、新型コロナウイルスの流行期に「リモート」という手段を使うことが増え、人と人が接する機会は以前より減りましたよね。
これと同時に「人と接することが苦手」という方も増えたように感じていて。
指導員が横に乗る。ということに少なからず抵抗を感じるお客様もいると思うんです。

指導員が乗る教習がゼロにはなりませんが、一部にでもAI教習車を取り入れることで、「指導員に怒られると嫌だな」とか少し抵抗を感じていた方も「じゃあ、一度やってみようかな」と前向きに考えられるかもしれません。
この、大きなチャレンジであるAI教習車導入についてもぜひコムデックさんと進めていき、成功させたいです。

担当者より

担当者：濱口

南部自動車学校さんのサポートにあたって一番のこだわりは、教習所のサービスが中断しないようにすることでした。
関係業者さんとの調整やIT環境の整理をおこない、障害によって教習の中断がおこらないような構成を意識しました。

今後、南部自動車学校さんでは、AI教習車や教習原簿のタブレット化などを進めていく予定です。
今以上にIT環境の重要度が増していくため、より便利に利用してもらえることはもちろん、障害の発生しにくい環境の構築を引き続き進めていきたいと考えています。