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KING OF TIME給与の導入でコストを抑えてタイムカードと紙の給与明細から脱却!給与明細の電子化にも成功|リネンサプライ事業者さまの導入事例

KING OF TIME給与導入事例 コストを抑えて勤怠・給与を一元化

システムで給与計算をデジタル化していても、タイムカードによる勤怠管理や紙の給与明細の発行など、業務の一部をアナログで進めている企業さまもいらっしゃるでしょう。
紙の給与明細やタイムカードは、配布や保管など管理に手間がかかるうえ、集計作業にも時間がかかるため、勤怠の締め日から給与支払い日までは慌ただしくなりがちです。

KING OF TIMEなら、さまざまな打刻方法で勤怠データを取得して、そのデータをもとに給与計算を実行し、電子給与明細の発行まで実現できます。

今回は、KING OF TIMEを導入して、コストを抑えつつタイムカードと紙の給与明細からの脱却に成功したリネンサプライ事業者さまの事例を紹介します。

「紙の給与明細を電子化したい」「タイムカードを廃止したい」という企業さまは、是非ご覧ください。

タイムカードと紙の給与明細から脱却したい……低コストで導入できるKING OF TIME給与を使おう!

今回ご紹介するリネンサプライ事業者さまは、病院で利用される寝具をはじめとする寝具類の販売やリースのほか、介護用品の販売・レンタル、玄関マット・モップのレンタルをされています。

この企業さまでは、もともとタイムカードと紙の給与明細を利用して勤怠管理と給与管理を行っていました。
多数の拠点を抱えているため、紙を使う管理方法だと、各拠点の勤怠データを収集するのに時間がかかります。

また、グループ会社を含む3社の勤怠や給与管理を本社の総務が行っていることもあり、集計に時間と手間がかかっていました。

なるべくコストを抑えながらシステムをクラウド化するとともに、タイムカードや紙の給与明細を廃止して、業務を効率化したいと考えたこの企業さまでは、勤怠管理から給与計算・年末調整までを一人当たり月額300円という低コストで管理できるKING OF TIME(キングオブタイム)を導入することにしました。

KING OF TIMEなら勤怠管理・給与計算・人事労務を一元管理できる!

KING OF TIMEとは、さまざまな打刻方法から勤怠データを取得できる勤怠管理システムです。
自社の就業規則に沿って、柔軟に勤怠管理を設定できるほか、休暇申請や管理、給与計算ソフトへの連携など、必要な機能がすべてそろっています。

追加費用なしでKING OF TIME人事労務を利用でき、入社時の情報取得や社会保険申請も可能です。
ここに登録した人事情報をベースに、従業員個々の勤怠データを効率的に管理できます。

同じく追加費用なしで利用できるKING OF TIME給与は、勤怠データと人事情報を元に給与計算を効率化できます。
KING OF TIME給与には年末調整機能もついており、従業員との年末調整におけるやり取りから申告書作成まで、幅広く業務をサポートできます。

このように、KING OF TIMEならコストを抑えながら勤怠管理・給与計算・人事労務に登録した各種データを連携して業務を一元化することが可能です。

以下の記事では、KING OF TIMEの評判や導入事例を詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

▼KING OF TIME(キングオブタイム)の評判は?料金や導入事例を解説

KING OF TIMEを導入してタイムカードと紙の給与明細からの脱却に成功!

今回は、ベースとなるKING OF TIME勤怠管理のほか、KING OF TIME給与・人事労務を組み合わせることでバックオフィスの業務効率向上を目指します。

ここでは、各種システムの導入方法とKING OF TIME給与導入時の注意点を解説します。

KING OF TIME給与の導入手順

勤怠から給与までを効率化するため、勤怠→人事労務→給与の順で導入を進めました。
具体的にどのように導入を進めていったのかを解説します。

1.KING OF TIME勤怠管理を導入

まずは、ベースとなるKING OF TIME勤怠管理を導入します。
今回は、従来使用していたタイムカードによる運用をそのまま置き換えるのではなく、給与計算しやすいようKING OF TIMEの項目を調整しています。

例えば、KING OF TIMEでは平日の残業時間と法定外休日の勤務時間・残業時間がバラバラで算出される仕組みですが、給与計算上は割増率が同じなので「残業手当」として計算します。

そこで、KING OF TIME勤怠管理上で合算できるようにカスタム項目を設定することで、あとから手計算で合算するといった手間を省くことができます。

2.KING OF TIME勤怠管理の運用開始

KING OF TIME勤怠管理の初期設定ができたら、従業員の皆様に周知し、従来のタイムカードと並行しながらテスト打刻を開始しました。

テスト期間中は、実際の給与計算に利用している時間と、KING OF TIME勤怠管理で算出される時間にズレが生じたところを確認し、意図した通りの集計にできるよう設定を調整していきます。

KING OF TIME給与

多数の拠点かつ多様な働き方があるためテスト期間が長期化しましたが、テストと調整を繰り返すことで、その分移行後にトラブルなく運用できる状態になりました。

3.KING OF TIME人事労務とKING OF TIME給与を導入

勤怠管理が正しく運用できるようになったら、次は人事労務とKING OF TIME給与を導入します。
今回は、KING OF TIME人事労務に従業員情報を入力しつつ、並行してKING OF TIME給与の計算式設定を進めました。

この時、従来の給与計算ソフトの固定残業代は基本給等と同じように固定額を登録する形式でしたが、KING OF TIME給与では割り増し基礎単価を元に自動計算されるように設定しています。
これにより、基本給や各種手当が変更されたとき、固定残業代も自動的に変わってくれるため、変更の手間を省くことができます。

KING OF TIME給与

KING OF TIME人事労務には、従業員の扶養情報や銀行口座情報、基本給の情報など給与計算に必要なあらゆる情報を、従業員ひとりずつ入力する必要があります。

CSVでデータを取り込むことも可能ですが、従業員によって扶養人数が異なることから、かえって作業が複雑になるため、今回は手入力にしました。

KING OF TIME給与

KING OF TIME人事労務に入力した従業員データは、自動的にKING OF TIME給与に連携され、各種手当や税金等が自動計算されます。

KING OF TIME給与

4.従来の給与計算システムに合わせて調整

続いて、もともと使用していた給与計算システムとKING OF TIME給与の中身を突き合わせ、一致しない部分をチェックしました。

扶養人数の間違いや計算に使用する勤怠データの相違、計算式のミスなどさまざまな原因が考えられるため、一致しない原因を探し出し、調整を繰り返します。

5.KING OF TIME人事労務で給与明細レイアウトを設定

残業代や休日出勤手当などが従来の給与と合致することを確認できたら、KING OF TIME勤怠・給与のみで給与計算を実施し、人事労務で給与明細の設定を行いました。
KING OF TIME給与では直接給与明細を発行できないため、計算したデータを人事労務に取り込むことで給与明細を発行します。

KING OF TIME給与

実際に発行された給与明細がこちらです。
従業員は、KING OF TIMEにログインすることで自分の給与明細を確認することができます。

KING OF TIME給与

KING OF TIME給与を導入するときの注意点

KING OF TIME給与や人事労務は、低コストで利用できる一方で、従来の給与計算専門ソフトに比べると機能として不十分に感じる部分があります。
また、従業員の基本給情報や給与明細はKING OF TIME人事労務側で設定する必要があるところも特殊です。

このように、あちらこちらで設定が必要なため、設定変更時に手間取る可能性があります。
今回導入した企業さまの給与計算でも、一部自動では対応できない部分がありました。

たとえば、2社以上の役員になっている方の健康保険料は、標準報酬月額にもとづく金額ではないため、毎回手入力が必要です。
ほかの給与計算ソフトだと、標準報酬月額にもとづかない計算は、あらかじめ金額を設定できる項目があり、毎月設定した金額が控除され、自動計算が可能です。
しかし、基本的な機能に留まるKING OF TIME給与ではこのような対応が難しいため、手入力での運用となりました。

また、KING OF TIME給与は、自車利用時の通勤手当を算出するとき「出勤日数に応じて金額が変動」する場合は、その従業員の自宅から会社までの片道距離をもとに自動で課税・非課税の金額を判定してくれる機能があります。
ところが「月の通勤手当が固定」の場合は自動判定できないため、別で項目を作ったうえで登録する必要がありました。(2025年3月現在)
そのため、非課税額と課税額は自分で計算し、登録するという手間がかかります。

KING OF TIME給与はまだリリースされて間もないので、今後のアップデートに期待しつつ、自社に合わせた運用を実現するためには工夫が必要です。

KING OF TIME給与の機能について、詳しくはこちらの記事でご紹介しています!

▼KING OF TIMEなら無料で給与計算機能を追加できる!導入事例からメリット・デメリットを紹介

KING OF TIMEでタイムカードと紙の給与明細をデジタル化したメリット

今回の事例の企業さまでは、KING OF TIMEを導入したことで、タイムカードを使った勤怠管理と紙の給与明細から脱却できました。
その結果、勤怠管理から給与計算までをスムーズに実施できるようになっています。

また、紙の給与明細は表示できる明細の数に制限がありましたが、給与明細が電子化されたことで、分けられなかった項目を分けて可視化できるようになりました。

KING OF TIMEを活用して年末調整や入社手続きの効率化を目指す

今回の事例の企業さまでは、KING OF TIMEを導入することで、勤怠管理・給与明細のデジタル化に成功し、勤怠管理や給与計算業務を効率化できました。
今後は、KING OF TIMEを使って、賞与支払いや年末調整の管理を行っていく予定です。

また、将来的には、入社処理や電子申告も実現したいとのことでした。

コムデックでは「KING OF TIME」の導入・移行をサポートしています。

「タイムカードやめて勤怠管理を効率化したい」「紙の給与明細を電子化したい」という企業さまは、お気軽にお問い合わせください。

「KING OF TIME」のサービスページはこちら

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この記事を書いた人

徳田 幾美

『勤怠管理のスペシャリスト』

日本人の心のふるさとである”三重県伊勢市”を拠点に、中小企業のDX化を支援しています。 勤怠管理クラウドKING OF TIMEやMoneyForwardクラウド給与の導入を得意とし、脱タイムカード・給与明細の電子化から人時生産性の向上まで、他クラウドサービスも含めたトータルサポートをご提案しています。 「紙のタイムカードや出勤簿を手で集計していて時間がかかる」「給与明細を手渡ししている」勤怠管理や給与計算でお悩みの企業様、是非一度ご相談ください!

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