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お客様インタビュー

INTERVIEW

“人が変わった”と言うと大げさかもしれませんが、それくらい伴走支援は会社にとって大きなプラスでした。

株式会社ワンセルフさま

掲載日 2025.08.06
利用規模50〜100人
業種介護業
導入ソフトkintone
地域群馬県
HP https://one-self.co.jp/

株式会社ワンセルフ

株式会社ワンセルフさまは、群馬県の高崎市と富岡市で10の介護福祉施設を運営する企業さまです。
子ども向けの放課後等デイサービスから成人向けの生活介護まで、幅広い福祉サービスで障害を持つ方とそのご家族を支えていらっしゃいます。

目的 ・事務的な作業を自動化し利用者へのサービスへの対応に充てたい
・chatGPT連携などによる業務効率化(人がやるべき事に集中できるように)
・AIとクラウド技術を活用した支援ツールの普及を目指し、業界標準となるシステムをコムデックと協業して提供する
課題 ・各種記録を参照し、要約して報告用資料へまとめる事
・chatGPTを活用していたものの、元データを渡す為のデータの加工も手間
・各種記録も元々は紙やExcelであったので、kintoneへ集約
効果 ・紙やExcel資料をkintone化し一元管理
・想定するアウトプットを得られるプロンプトを調整すれば、kintone内の情報を使用して要約資料がボタンクリックだけで得られるようになり、作業時間が削減された

スタッフの意識も前向きに変わる、コムデックの伴走支援とは?

お話を伺った方:代表取締役 清水 剛 様

自分たちだけではChatGPTもうまく使いこなせなくて…

事業内容

当社は群馬県の高崎市と富岡市で10の障害者福祉施設を運営する企業です。
子ども向けの放課後等デイサービスから成人向けの生活介護まで、幅広い福祉サービスを提供しています。

利用者さま一人ひとりのニーズに合わせて、きめ細やかな支援をすることで、ご本人やご家族の豊かな生活を実現することを目指しています。

kintone活用の目的と当時の課題

福祉業界では、活動記録や面談記録など、さまざまな記録をつけて管理しなければなりません。
以前は紙やエクセルを使って管理していましたが、情報管理を効率化するためにkintoneを導入しました。

kintone導入後は、日々の活動記録をもとに報告書を作成するため、要約作業にChatGPTの活用も試みたのですが、自分たちでは思うように使いこなせず、コムデックさんに相談しました。

ChatGPTを使った報告書作成の開発事例はこちらの記事でご紹介中です!
▼kintoneとChatGPTを連携して介護記録に基づく資料作成を効率化|介護福祉事業 株式会社ワンセルフさまの開発事例

生田社長との出会いで、“ただのデータベース”が変わりました

コムデックを選んだ理由を教えてください

もともとkintoneは活用していたのですが、当時はただデータを蓄積するためのツールという認識でした。
それが、コムデックの生田社長と出会ったことで、データベースを活用していろんなことができることを教えてもらい、kintoneに可能性を感じました。

あとは、コムデックさんは他のベンダーより付き合いやすいと感じたことも決め手ですね。

言いたいことが言いやすい、相談しやすいというのが最初の印象です。
実際に支援が始まってからも、担当の西道さんと話すのはめちゃくちゃ楽しいですよ。

他のスタッフさんもいろいろなキャラクターの方がいますが、みなさん印象が良くて、うちには合っていると思います。

運用で苦労したところはありましたか?

当社では、従業員の日報管理にもkintoneやLINE WORKSを活用しています。
忙しい業務の合間でも手軽に日報を書けるよう、LINE WORKSのチャットで日報の内容を送信すれば、kintoneアプリに登録できる仕組みを実現しました。

kintoneとLINE WORKSを連携したアプリ開発事例はこちらの記事でご紹介しています!
▼kintoneとLINE WORKSを連携してスマホからの日報登録を実現|介護福祉事業 株式会社ワンセルフさまの開発事例

これにより、確かに日報登録は簡単になったのですが、ボット上ではスタンプが押せなかったり、メンションしないと本人に通知がいかなかったりするという新たな課題も出てきました。
また、当社では以前から、日報で良い報告や提案をした人にはインセンティブを支払う制度があるのですが、こちらの運用方法も少し変える必要が出てきました。

このように小さな課題が出てくることはありますが、日頃からコムデックさんにkintone開発の基本を教えてもらっているので、その知識を応用して、少しずつ改良を加えながら対応できています。

「やってみたい」「もっと学びたい」——社員がそんなふうに変わってきたんです

コムデックの伴走支援は御社にとってどのようなメリットがありましたか?

伴走支援によって、従業員の意識が変わったことが大きなメリットでした。

当社の従業員には、前職でなかなか力を発揮できずに転職してきた人や、もともとコミュニケーションが得意でないタイプの人もいます。
以前は「指示されたことをしっかりとやる」というスタイルだった彼らが、コムデックの伴走支援を受ける中で、「これをやってみたい」「もっと学びたい」という思考に変わっていきました。
仕事に対して前向きになり、すごく楽しそうに取り組んでいるんですよね。

ある従業員は、Notion(※クラウド上でメモやタスクなどの情報を管理できるアプリ)の活用事例に刺激を受けて、自ら勉強し、社内でも導入しようと動いてくれています。

伴走支援のおかげで「人が変わった」と言うと大げさかもしれませんが、会社にとってプラスになっていると思います。

担当チームの支援で印象的なのはどんなところでしたか?

印象的だったのは、西道さんとの打ち合わせでの一幕ですね。

コミュニケーションが得意でない従業員がいる中で、西道さんがきちんと意図を汲み取ってくれるので、どんどん話が前に進んで行くんですよ。
話をよく聞いてくれるし、理解する能力が高いなと感じました。

打ち合わせの後は毎回、私から従業員に「ちゃんと情報や要望をまとめてから西道さんに話しなさいよ」と言っているんですけどね。笑

アプリが作れるのは当たり前。変わったのは“人”でした

コムデックに依頼してよかったポイントや、他社との違いはどんなところだと思いますか?

伴走支援をお願いしている以上、便利なアプリが作れたり、業務が効率化できたりするのは、ある意味で当たり前のことだと思います。
そのうえで、さきほども話した通り、従業員の考え方や行動が良い方向に変化したことがよかった点ですね。

他社との比較で言うと、他の会社は言われたことをやるだけで、積極的に提案してくれないのが実情です。

地方にあるシステム会社は「自治体と組んでこんなシステムを作ってます」とか「大手の下請けやってます」というポイントをアピールされているところが多いんですが、中小企業と同じ目線に立って一緒に開発してくれるコムデックさんに出会えてよかったなと思います。

コムデックのサービスはどのような企業に合うと思いますか?

コムデックさんの強みは、現場を見て提案する力にあると思うので、三重県周辺の企業に特におすすめです。
当社は群馬県にあるので遠隔で支援してもらっていますが、距離が近い企業ならもっと強みが活きてくるのではないかと思います。

あとは「介護業」「製造業」「士業」のような業種に特化したパッケージも提供されているので、該当する業種の方は伴走支援と組み合わせたら効果的ではないでしょうか。

AI活用はまだ15%。これから“日常業務のDX”を本格化させたい

今後はコムデックとどのような課題を解決して、どのような会社にしていきたいですか?

当社のAI活用の達成状況は、理想形に対しては15%程度、必要最低限の部分に関しては50%程度だと思います。

当面の目標は、必要最低限のものを100%実現することですね。
特に、蓄積されたテキストデータをAIで分析し、業務に活かしていくことを重視しています。

それができたら、日常業務でもさらにDX化を進めて、事務負担を軽減していきたいと思います。

担当者より

担当:西道

株式会社ワンセルフさまの伴走支援においては、いかにして業務にAIを実装するかがポイントでした。
現場が使いやすいシステムにするためには、kintoneだけでなく業界の課題や業務フローを理解することも欠かせません。
清水社長には、業界のことがよくわかる本をお勧めしてもらったことが印象に残っています。
これからも業界への理解を大切にして、お客様に寄り添った支援ができるよう努めて参ります!

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