お客様インタビュー
INTERVIEW
要望に対して「それはやらない方がいい」と言ってくれる――だから信頼できるんです
ナガイホールディングス株式会社さま
| 掲載日 | 2025.11.05 |
|---|---|
| 地域 | 愛知県 |
| 利用規模 | 201~300人 |
| 業種 | その他 |
| 導入ソフト | kintone、kintone for LINE WORKS、LINE WORKS |
| HP | https://nagaiholdings.jp/ |
ナガイホールディングス株式会社
ナガイホールディングス株式会社さまは、愛知県名古屋市を拠点に、一般廃棄物・産業廃棄物の収集運搬から、古紙やプラスチックなどの資源リサイクル、機密書類処理、解体・設備工事、軽貨物運送、人材派遣、建物管理まで、幅広く手がける総合環境サービス企業グループです。
地域社会に根ざし、地球環境と人々の暮らしを支える持続可能な社会の実現を目指しています。
法人や自治体だけでなく個人のニーズにも柔軟かつ丁寧に対応し、環境配慮や品質、安全・衛生管理を強化するため、ISO9001・ISO14001・ISO45001のトリプル認証を取得して、統合的な管理体制を整え、安全・安心の提供に努めています。
| 目的 | ・業務効率化と情報共有のため、キントーンを中心としたITシステムの構築・定着を目指す ・紙や旧来のシステムで行っていた業務をクラウド等新システムへシフトし、生産性を向上させる ・データの蓄積とAI活用による業務のさらなる高度化・自動化を推進したい |
|---|---|
| 課題 | ・旧システム(サイボウズオフィス等)の限界による業務の非効率化 ・導入したクラウド系ITシステムとの連携や運用の最適化に関するノウハウ不足 ・環境将軍など既存業務用システムとの連携やデータ取り扱いの難しさ |
| 効果 | ・キントーン導入により業務量が増えても必要人員や時間の増加を抑制 ・各種自動化・バックアップ機能による生産性向上 ・ペーパーレス化が推進され、社内での情報共有・統制がしやすくなった |
事業の状況や環境を把握してより良いやり方を提案する伴走支援とは
お話を伺った方:小島様、山本様
グループウェアの限界を感じ、業務効率化を実現できる仕組みを探していました
事業内容
私たちナガイホールディングス株式会社は、事業所・店舗の一般廃棄物収集や産業廃棄物処理、再生資源の収集・処理といった事業を展開している企業です。
現在、収集先は名古屋市を中心に約5,000ヶ所以上にのぼります。
当社では、ISO9001(品質)、ISO14001(環境)、そしてISO45001(労働安全衛生)のトリプル認証取得を実現し、適切な管理・運用をおこなっています。
時代の変化に伴い、改めて環境問題への注目が高まる中、当社はまもなく創業100周年を迎えます。
循環型社会へ向けた一助となるべく、総合環境事業グループへの進化を目指して真摯に取り組み、挑戦し続けていきます。
kintone活用の目的と当時の課題
当社では日常業務や情報共有、コミュニケーションなどにグループウェア「サイボウズ Office」を利用していました。
便利なツールでしたが、使い続けるにつれて動作が重くなり、日常業務にも支障が出はじめてしまって…
この状況の解消や業務効率向上を目指して乗り換え先を考えた際、同じサイボウズ社の製品ということで選んだツールがkintoneです。
ただ、kintoneがノーコードでアプリが作れるとはいっても私たちだけで構築していくことは難しいと考え、支援してくださる企業を探すことにしました。
YouTubeの明るい雰囲気を見て、「ここなら気軽に相談できそう」と感じました
コムデックを選んだ理由を教えてください
サイボウズ社のHPに掲載されているサポート企業一覧から絞り込みを進める中、「kintoneを入れたい」という会話をした取引先からおすすめ企業として紹介されたのがコムデックさんでした。
さっそくコムデックさんを調べてみたら、YouTube「kintone芸人」がとても充実していて驚きました。
内容の充実度もさることながら、YouTube動画の明るく楽しそうな雰囲気が印象的で!コムデックさんなら明るく、楽しく、気軽に相談もやり取りもできるのでは、と感じたんです。
最後の決め手になったのは、実際にお話しさせてもらった際に西道さんが当社の基幹システム(廃棄物処理や資源リサイクル業に特化した管理システム)のことをご存じで、触ったことがあるとおっしゃったことです。
それなら話は早い!と、決めさせてもらいました。
kintone導入の効果を教えてください
導入前に比べて廃棄物等の取扱量自体は格段に増えているのですが、処理にかかる人数や時間は変わらずに進められています。これはkintoneを導入したおかげでしょう。
kintoneの機能によって自動で処理できるようになった部分も多く、業務の効率アップにより現場はとても助かっています。今ではあって当たり前、になっていますけれど。
サイボウズ Officeから切り替えの際、定着するまでしばらくの間は大変かなと思っていましたが、結果として、ほぼ困ることはありませんでした。同じサイボウズ社の製品ということに加えて、kintoneアプリを作る際に以前から使っている表現を踏襲したり、操作感をできるだけ寄せたり、というところを意識していたことが功を奏したかもしれません。
kintoneだけでなく、幅広いIT知識があるので様々な相談ができます
コムデックの伴走支援は御社にとってどのようなメリットがありましたか?
LINE WORKS(チャット)で繋がっていて、疑問や困りごとが出た際にパッと問い合わせができ、更に反応が速いことがありがたいですね。
コムデックさんは、kintoneはもちろんのこと、LINE WORKSやMicrosoft365など他のITツールについても詳しいので、さまざまな相談ができますし、提案をいただけます。
ツール同士の連携で業務をスリム化した様子は以下の記事をご覧ください。
▼kintoneとLINE WORKSの連携で電話内容の通知を効率化|ナガイホールディングス株式会社さまのアプリ開発事例
また、対面開発によって自分たちがイメージしていたとおりのアプリが作成できたこともメリットです。
元々使っていたエクセルの集計シートをkintoneへ載せ替えたいと考え、自分たちでチャレンジしたことがあります。
ただ、ずっと使ってきたエクセルが複雑になりすぎていて、それをどうkintoneに落とせばいいのかわからず…コムデックさんにその旨相談させていただいたところ、サクサクとアプリが作成できたんです!
教えてもらったプラグインによって操作感や見た目がエクセルと大きく変わらないようにできたため、移行した際に作業するスタッフにも大きな負担が掛からず、助かりました。
kintoneとプラグインでエクセルからの移行を実現した事例は以下の記事でご紹介中です。
▼kintoneの自動集計で複雑なエクセル集計から脱却!|産廃業 ナガイホールディングス株式会社さまのアプリ開発事例
「対面開発」で一緒にやってくださるので、自分たちがどうしたいかも伝えられますし、私たちはkintoneの知識やスキルを身につけていくことができます。
最近は、自分たちでもアプリが作成できるようになってきているんですよ。
担当チームの支援で印象的なのはどんなところでしたか?
はじめのイメージのとおり、明るく、楽しくやり取りさせていただいています。
河井さんはとにかく、こちらの投げかけに対してリアクションが速い!笑
西道さんは、当社の状況・環境などを把握しようとしてくださっているのがとても伝わります。
私の勝手なイメージかもしれませんが、ソフトウェアを開発する企業さん・担当者さんでは珍しいのではないでしょうか。
「こうして欲しい」と言ったことをやってくれるだけではなく、より良い方法や違う方法を提案してくれるのが他とは違うポイントですね
コムデックに依頼してよかったポイントや、他社との違いはどんなところだと思いますか。
コムデックさんは、こちらが「こうして欲しい」と言ったことをやってくれるだけの企業ではありません。
こちらの要望などを伝えた際に、「それならこのようにした方が良いと思います」「それはやらない方が良いです」と言われることもあって。そういう取引先・ベンダーさんってあまりいないですよね。
私たちがやりたいことを理解した上で、経験や知識をもとに、より良い方法や違う方法を提案してくださる…そういう関わりをとてもありがたく感じています。
コムデックのサービスはどのような企業に合うと思いますか。
コムデックさんには知識もスキルもありますから、どんな企業さんでも合いそうに思いますが…
強いて言うならば「これがやりたい!」とガッチリ決まっている企業さんよりは、「こういう方向に持っていきたい」くらいでふわっと考えている企業さんの方が、コムデックさんのすごさを実感できるかもしれませんね。
私たちはわりと内容を決めていたほうだと思いますが、それでもさまざまな提案を受け、コムデックさんのすごさを実感していますから笑
次の課題は基幹システム。AIも取り入れながら、どんどん活用していきたいです。
今後はコムデックとどのような課題を解決して、どのような会社にしていきたいですか?
今抱えている課題は、メイン事業である廃棄物処理に関し基幹システムとして使っているソフトをどうしていくか、です。
そのソフトではたくさんの従業員に必要な情報を扱っているものの、アカウント数の制限があって不自由さがぬぐえません。
まずはkintoneと連携させ、データを複数回入力せずとも済むようにする、といったところから進めていき、ゆくゆくは社内に定着してきたkintoneに全て置き換えていきたいな、と。
コムデックさんにご相談しながら一緒に実現していければと考えています。
また、AI活用についても大変興味があります。
kintone内でのAI活用をお試しレベルながら使ってみて非常に良い印象を持っているので、今後はkintone内にあるデータとAIを掛け合わせて、どんどん活用していきたいです。
担当者より
関連記事
ARTICLE
-
kintoneの自動集計で複雑なエクセル集計から脱却!|産廃業 ナガイホールディングス株式会社さまのアプリ開発事例
-
kintoneとLINE WORKSの連携で電話内容の通知を効率化|ナガイホールディングス株式会社さまのアプリ開発事例
セミナー/講演会
SEMINAR



