お客様インタビュー
INTERVIEW
コムデックさんの支援は、会社の枠を超えて“同じチーム”みたいなんです。
KRS株式会社さま

掲載日 | 2025.06.18 |
---|---|
導入ソフト | kintone |
利用規模 | 1〜49人 |
業種 | 建設業 |
地域 | 岐阜県 |
HP | https://krsgroup.jp/ |
KRS株式会社
KRS株式会社さまは、岐阜県土岐市に本社を構え、岐阜・愛知・三重を中心に建設業を営む企業さまです。
大規模な足場工事や土木工事など、難易度の高い工事にも対応できる高い技術力を強みとして、さまざまな現場の工事を請け負っていらっしゃいます。
目的 | ・DX化したい、ほしい数字を欲しいタイミングですぐ確認できるようにしたい ・原価集計にかかっている手間を削減したい ・情報を集約したい |
---|---|
課題 | ・工事の記録等が紙やPDF等に散逸しており、過去の情報を参照するのに時間がかかる ・工事台帳の集計に手間がかかる(必要な情報がすぐ出てこない) |
効果 | ・kintone内にデータが集まっているので、どこを見れば必要な情報があるかがわかる ・資料を探す時間、手間が削減された ・「kintoneで解決する」という考え方が社内に定着した |
現場に根ざしたDXを実現する、コムデックの“本気”の伴走支援とは
お話を伺った方:清野光郷 社長 奥様 清野綾香 様 IT担当者 古田様
情報がすぐに取り出せたら、もっと良くなるのにと思っていました
事業内容
建設業を営む当社の創業は2001年で、業界的には新しい会社です。
足場工事のプロとして一般受託から公共施設、イベント施設などに携わっているほか、土木工事や図面作成などにも対応。
高い品質での納品はもちろんのこと、安全や事故・ケガのない施工の実現に向け、真摯に取り組んでおります。
当社ではお客様のニーズに幅広くしっかりと応え続けられるよう、スタッフ全体で日々勉強し、新しいことや資格取得にも積極的に挑戦してきました。
これからも、インフラや生活空間・活動空間などに関わる建設業を通して人々を幸せにしたい、という思いを大切にしながら事業を進めて参ります。
kintone活用の目的と当時の課題
最も大きな目的は業務のDX化です。
以前は紙やExcelでの管理が主でした。もちろん情報は「どこかに」保存されているのですが、目的のものを見つけたり、疑問を解決したりするまでにどうしても時間が掛かっていて。
必要な時に必要な情報を、手間をかけずにサッと得られたら、と考えていました。情報がワンクリックで出てきたら便利なことはもちろん、そういった変革は会社の成長に不可欠だという思いもあったんです。
kintoneについては周りで「kintoneを導入した」と耳にすることが増えてきて、知っていました。
当初はあまりkintoneの必要性を感じていませんでしたが、その後、DX化を進めるべく動く中でkintoneの構築にもチャレンジしはじめたという経緯です。
最初は正直、kintoneになかなか馴染めませんでした
コムデックを選んだ理由を教えてください
kintoneの導入に際し、はじめにお願いした企業さんとは思ったように構築が進められませんでした。
そんな折、知り合いの社会保険労務士法人とうかいさんがコムデックさんとkintone活用を進めていると聞き…。
せっかくお願いするなら、成長している企業が受けているマネジメントと同じものを受けたほうがいいと考え、コムデックさんに連絡させてもらいました。
不定期発生する業務の管理や進捗をkintoneでおこないミスゼロを実現した事例はこちらの記事でご紹介中です。
▼社労士でkintone活用!タスク作成の自動化、見える化で作業時間大幅短縮|社会保険労務士法人とうかいさまのアプリ開発事例
kintoneを活用する中で、苦労されたポイントがあれば教えてください
kintoneの画面はちょっと独特ですよね。導入当初はなかなか馴染めませんでした。
そもそもkintoneのことがよくわかっていなかったので、わかりやすい表示に変えられるのかすらわからない、やりたいイメージがあってもそれがkintoneで実現できるのか判断ができない、という状態で。こういうことができるかも?と思っても、どうしたらいいのかわからず困ることもありました。
こちらが改善したい方向性などをうまくお伝えできない場面もありましたが、さまざまな点でコムデックさんの伴走があったからこそ、kintoneの導入や開発をここまで進めてこられたと思います。
使い慣れたエクセルのようなkintoneアプリ作成を目指した様子は以下の記事をご覧ください!
▼kintoneで工事台帳の集計を自動化して原価管理を効率化!|建設業 KRS株式会社さまのアプリ開発事例
何でも相談できる“同じチーム”のような安心感がありました
コムデックの伴走支援は御社にとってどのようなメリットがありましたか?
コムデックさんの伴走支援は「会社の枠を超えたチーム感」があり、同じ目線のチームとして聞いてもらえること、話し合えることが大きなメリットです。
これまでIT関連の企業さん相手だと、何となくこちらもかしこまってしまうことがありました。一度お願いしたら変えられないんじゃないか、とも思っていましたが、コムデックさんは話しやすいですし、相談やお願いもしやすく、とても助かっています。
おかげさまで、事務方においてはかなりkintoneの定着が進みました。使っている社員側からも「これ、kintoneでできないかな?」という声があがるようになってきて、kintoneの浸透だけではなく、社員の意識の変化を実感中です。
担当チームの支援で印象的なのはどんなところでしたか?
印象としては、とにかく熱量が高い!です(笑)
西道さんは、こちらの意図を読み取ったり汲み取ったりする力があり、理解が速く、話していてストレスフリーです。なによりkintoneを熟知されていて、とにかく頼りになります!
徳田さんは落ち着いてしっかり握るところを握りつつ、上手に取りまわしてくださっていて。良いバランスのお2人だなと感じています。
やりたいことを、ちゃんと汲み取ってくれるのが違いました
コムデックに依頼してよかったポイントや、他社との違いはどんなところだと思いますか?
コムデックさんは私たちとのやり取りにチャットツール(LINE WORKS)を採用されていて、担当のお2人と直接繋がっている点がとても良いです。
打ち合わせベースだと「次に聞こう」と思っても忘れてしまうこともありますし、電話だと会社の代表電話に連絡して人を介して…となってうまく伝わらなかったり時間がかかったりしますよね。
チャットは気になることがあったタイミングで担当者さんに直接聞く(送る)ことができますし、まどろっこしさが無く、回答もすばやくいただけて、とてもやりやすいんです。
普段はオンラインのやり取りですが、コムデックさんが取引先向けの勉強会やセミナーを定期的に開催してくださるのでオフラインでもお会いしたり、お話ししたりできます。リアルに話せる機会があることで「一緒にものづくりしている」というチーム感も増しますね。
そしてコムデックさんが他と違うと思うのは、「売って終わり」「売れればいい」ではないところです。
こちらがやりたいことをしっかり聞き、汲み取って対応してくださる姿勢が常にあり、コムデックさんがミッションに掲げている「伊勢からITで日本を元気にする」が社内に浸透していることがよく伝わってきます。
「こんな風にしたい」「ここでこういう数字がみたい」というご要望を実現していく様子は以下の記事でご紹介しています。
▼kintoneのプラグインを使ってテーブル一覧の小計・合計を見やすくカスタマイズ|建設業 KRS株式会社さまのアプリ開発事例
コムデックのサービスはどのような企業に合うと思いますか。
コムデックさんのサービスが合うのは、「成長したい」「現状をどうにかしたい」と考えている企業さん、社員のことを考えて動きたい企業さんですね。
逆に、進化を拒む、面倒に思う会社さんにはあまり向かないでしょう。
構築や作成などを丸投げしたい企業さんではなく、「こうしたい」という熱量があって、自分たちも学んでいきたいという企業さんは、コムデックさんのサービスを受けることできっと多くのメリットがあると思います。
“誰でもできる仕組み”で、もっと強い会社にしていきたい
今後はコムデックとどのような課題を解決して、どのような会社にしていきたいですか?
これから取り組みたいことはたくさんあります。
未だハイブリッド状態の工事台帳はkintoneへの一元化を実現したいですし、現場でのkintone活用もコムデックさんの力を借りつつ加速していきたいです。
そして今の課題は、営業のデータドリブンです。どこに注力すべきか、やるべきこと・やめるべきことを判断し、PDCAを回せる体制づくりを目指します。
また、kintoneで個人の数字を株価のようにリアルに見えるようにしたいな、と。
「自分の成果で自分の評価が決まる」と強く意識できたら、社員の行動やそのスピードは変わっていくでしょう。
あとは、会社全体の情報をkintoneへ集約することも必要だと考えています。
総務・人事的な情報をkintoneへ集約し、「経費申請はどうやってやる?」とか「これ、誰に聞けばいいの?」みたいな問いに対して自動で返せる仕組みができたら、業務の手が止まったり、誰かに作業が集中したりということが減らしていけるからです。
会社として今後目指しているのは更なる成長、上場、海外展開です。
そのために、業務には「できない人が悪い」ではなく「誰でもできる」という環境・仕組みが必要ですし、「誰でもできる」が実現できれば、雇用の幅も広げられます。
そういった動きはすでに世の中的にはありますが、建設業界はやや遅れていますから、当社がそのプラットフォームづくりをできれば…という思いもありますね。
必要なところに投資することでサービスの品質を一定に保ち、社員がちゃんと休みを取得でき、お給料がしっかりもらえる。そんな会社にしていければ、会社は長く続き、お客様にも良いサービスを提供し続けていけるでしょう。
担当者より
一緒にkintone活用を始めて早3年が経ちますが、当初から変わらないのが社長の熱量だと思っています。
社長のこうしたいああしたいに対して、現場がkintoneに情報を集めていく動きの速さは抜けています。
弊社もこのスピードに追い付けるように尽力していきますので、引き続きよろしくお願いいたします。
セミナー/講演会
SEMINAR