お客様インタビュー
INTERVIEW
コムデックさんの手で想像の何倍も良い形になって返ってくる経験を通して、自社で考える力がついてきているなと感じます
中国昇降機サービス株式会社さま
| 掲載日 | 2025.10.22 |
|---|---|
| 地域 | 広島県 |
| 利用規模 | 1〜49人 |
| 業種 | その他 |
| 導入ソフト | kintone |
| HP | https://www.cs-s.jp/ |
中国昇降機サービス株式会社
中国昇降機サービス株式会社さまは、広島県と山口県を中心にエレベーターやエスカレーター、小荷物昇降機の保守・メンテナンスを50年以上手掛けてきた専門企業です。
2,000台を超える契約実績を持ち、24時間365日の緊急対応体制を整備することで、災害時やトラブルにも迅速に対応されています。
創業以来「人を大切にする」という理念を基盤に、社員一人ひとりがお客様や利用者の想いに寄り添ったサービスを実現し、地域社会に根差した安心と安全を支える存在となっています。
| 目的 | ・基幹システムがアクセスベースで構築してくれた業者さんが廃業、アップデートできず困っていた ・ただ記録しておくだけでやりたいことができなかった ・現状を打破し、システムを有効活用したい |
|---|---|
| 課題 | ・紙やExcelなどのアナログ管理が大部分で重複管理が必要な場面が多く、作業時間がかかる ・新社員の定着率が低く、IT化を進めるなど社内の仕組みを整え古びた体制を変える必要があった |
| 効果 | ・今まで取り組めていなかったIT化が進んできた ・社員もシステムを利用してくれるようになり、様々なデータを蓄積できるようになってきた |
問題を先送りにしない、社員の意識を変える伴走支援とは
お話を伺った方:村岡様、中村様
最初は「紙のままでいい」という声もありましたが、少しずつ変化を実感しています
事業内容
弊社は、広島県広島市に本社を構えて50年以上にわたりエレベーターやエスカレーターの保守点検を行っている企業です。
エレベーターを使うお客さまの安全を守るのはもちろんのこと、オーナーさまや管理会社さまも含めて、それぞれのニーズを想像することを大切にしながら、サービスを提供しています。
kintone活用の目的と当時の課題
弊社ではもともと、Microsoft Accessをベースにした基幹システムを使って顧客情報を管理していました。
ところが、そのシステムを構築してくれた業者さんが廃業してアップデートができなくなり、基幹システムはただ記録するだけのツールになってしまっていたんです。
他にも、紙やエクセルなどアナログで管理していることが多くて、二度手間が発生したり、時間がかかったりすることが課題になっていました。
こういう状況では、新入社員が入っても仕事を覚えるのが大変で、定着率が低下する一因になっていました。
そこで、この状況を打開したいと思っているときに出会ったのがkintoneです。
弊社の社長が、同業の株式会社宮崎エレベータサービスの社長さんから紹介してもらって、コムデックさんにお願いすることになりました。
kintone活用でどのような変化がありましたか?
弊社のkintone活用は、まだ推進している最中です。
導入した当初は「新しいツールは触りたくない」「今まで通り、紙でいいんじゃない」といった声もありました。
それでも、日々kintoneを使うように声をかけたり会議で訴えたりして、最近やっと実を結んできたなと思っています。
つい先週には、営業部の社員が自ら「集計でこういうリストを作りたい」という要望を出してくれました。
少しずつ社員のマインドが変わってきたなと思って、嬉しかったですね。
とはいえ、現場ではまだ入力のルールを理解していなかったり、誤入力したりすることも多いのが現状です。
あまり細かいルールを作って面倒臭くなってもいけないので、入力は専門のチームに任せて、データ活用やアウトプットに集中してもらった方がいいかな、と考えているところです。
もちろん、部署ごとの勉強会や活用に関するアドバイスは、今後も続けていきたいと思っています。
漠然とした要望でも、しっかり形にしてくれるのがコムデック
コムデックの伴走支援は御社にとってどのようなメリットがありましたか?
日常業務に追われると、どうしても問題を先送りにしてしまうところがあります。
しかし、コムデックさんとは定期的にミーティングをするので、そこできちんと話が進んでいくのがありがたいです。
自分が考えたことを伝えたら、その場でシステムを作ってくれることもあります。
漠然と「こんなこと、できないかな?」という状態であっても、コムデックさんはきっちり形にしてくれるのがすごいと思いました。
場合によっては、想像の何倍も良い形になっていることもあります。
こういう経験を通して、自社でも課題を洗い出したり、運用を考え直したりするようになったと思います。
担当チームの支援で印象的なのはどんなところでしたか?
コムデックさんの対応力の高さには驚きました。
あるデータ入力をお願いしたとき、私は「めちゃくちゃ時間がかかるだろうな」と覚悟していたのですが、あっという間に終わりました。
エクセルのデータを誤ってインポートして変な形になってしまった時も、パパっと修正してくれて、すぐに解決しました。
定期的なミーティングが適度な緊張感にもつながっています
コムデックに依頼してよかったポイントや、他社との違いはどんなところだと思いますか。
コムデックさんの強みは、手厚いフォロー体制だと思います。
過去にお取引した業者さんの中には、システムを売ったら売りっぱなしで、特にフォローが無いというところもありましたが、コムデックさんは違います。
悩んだらすぐに相談に乗ってくれますし、バージョンアップにも対応してくれます。
あとは、定期的なミーティングもあるので「ミーティングまでにこれをしなければいけない」という適度な緊張感もありますね。
コムデックさんは社長が紹介してもらった業者さんなので、社長直属のプロジェクトという意味でも、カッコ悪いところを見せられないですね。笑
コムデックのサービスはどのような企業に合うと思いますか。
システムのことを業者に投げっぱなしにするのではなくて、自分たちでもやりたいことを伝えられる企業に合っていると思います。
特に、これからDX化を進めたいというアナログな企業ほど、効果が大きいのではないでしょうか。
そういう企業は、古い人間が多かったり、現状を打破するのが難しかったりすることもありますが、コムデックさんならいろいろ相談に乗ってくれると思います。
いま話題のAI活用も、どんどん情報を提供して提案してくれるので、改善したいという気持ちのある企業にはおすすめです。
AI活用も含めて、より良い会社づくりを一緒に進めていきたいです
今後はコムデックとどのような課題を解決して、どのような会社にしていきたいですか?
解決したいことは、まだまだたくさんありますね。
例えば、在庫管理は部品だけでなく事務所の消耗品もありますし、営業所別の管理も必要です。
あとは、故障対応でのAI活用も導入したいですね。
エレベーターが止まるとお客さまにご迷惑をかけてしまうので、AIで早期解決ができるようになれば、お客さまのためになるし、作業員の負担も軽減できると思います。
社員教育やノウハウの共有でもkintoneを使って、どんどん良い会社にしていけたらいいなと思います。
担当者より

担当者:佐田
中国昇降機サービス株式会社さまでは、ご担当者さまを中心に、既存アプリのアップデートや新規アプリの作成などに積極的に取り組んでいただいており、私たちとしても支援のしがいがある企業さまです。
kintoneの導入前から、Microsoft Accessでしっかりデータを蓄積するという文化が根付いていたのが印象的でした。
今後も、kintoneやAIを活用してさらなる業務効率化を実現できるよう、サポートさせていただきます。
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