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第1話 経営品質とは?
図1 経営品質の基本概念図
コムデックが経営品質に取り組む前は、生産性の指標である「一人当たり粗利額」が800万円前後しかなく、低賃金&長時間労働が常態化しており、離職率も高い問題だらけの状態でした。
しかし、2014年の第二創業期のスタートといえる「経営者ゼミナール」参加し、「経営品質」の考え方が社内に徐々に浸透するにつれ、様々な取り組みが行われるようになったことで、「一人当たり粗利額」は倍増。「経営者ゼミナール」に参加し「経営品質」に取り組んだことが弊社にとって大きな転換点となりました。
このような効果を生んだ経営品質にコムデックがどのように取り組んできたのかをご紹介していく前に、まず「経営品質とは何か」を簡単に解説いたします。
「顧客価値経営」を目指すための“変革”活動
そもそも経営品質とは、自分ではなくお客様や市場の視点から見た経営の“質”のことを指します。
この質とは製品やサービスの品質だけでなく「組織が長期にわたって顧客の求める価値を創出して、市場での競争力を維持するための仕組み」のことです。
何故価値を創出し続け、競争力を維持しなければならないのか?
ビジネス環境である市場、組織、個人など取り巻く外的環境は、少子高齢化やESG問題などのように間断なく変化しており、将来の予測はできません。
そこで、外的環境に負けない組織(内部環境)として常に変革が求められます。
そのためには下図のように、変化に対応するための俊敏性やチャレンジ性、情報収集能力やそれを元に仮説を立案し、検証を繰り返す組織なる必要があります。
コムデックの経営品質向上活動は、アセスメント(=組織診断)を通じて、①理想的な姿を設定し、そこから②現状を振り返り、③課題を見つけ、④戦略を策定し解決することを社員自身で実行します。
その気づきを組織全体の改善・改革につなげ、顧客提供サービスの質を高めて、顧客満足度の向上に結び付けていくことを目的としているのです。
経営品質についてもっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください!
次回からは、コムデックがいかにして経営品質と出会い、今回申請を行うに至ったのか、申請書を作っていく上でのポイント等を詳しくご紹介していきます!
これらの記事が、御社が経営品質に取り組む際の参考になれば幸いです。
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