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Imadoki 2025年7月号が発行されました

Imadoki 2025年7月号が発行されました
AIを無償で使う時代は終了!?
コムデック万博での西脇エバンジェリストによる「Copil ot」の実演は、大きな注目を集めただけでなく、すぐに数社様から有償版のお申し込みをいただくなど、お客様のAIへの興味と取り組みが加速する喜ばしい成果が出ています。
しかし、実演と同様の成果を得るためには有償版の「Copilot」が必要となります。
これは多くのAIサービスに共通する特徴なのですが、AIの計算には大量の電気を消費するなどのコストがかかるため、広告モデルが確立されていないAI分野では、検索エンジンのように無償で高性能AIを利用することは現
時点では困難なのです。
有償版AIのメモリ機能(過去のAI活用記録)は極めて重要です。質問の背景を過去の履歴から自動的に推測してくれるため、毎回説明する必要がありません。
このため、将来的なAIのエージェントとしての活用には不可欠な機能となっています。
AI を本格的に活用しながらセキュリティも確保するためには、有料版を利用するしか選択肢がありません。
では、なぜ現場からの「AI 活用したい!」という切実な声が業務での実現に結びつかないのでしょうか?
無料のAIを使っている理由(推測) |
①会社業務でのAI利用の効果が、AIを課金して使っていない上司には理解されにくい ②会社利用の場合、クレジットカード課金ができず、ChatGPTに課金できない ③情報漏洩対策として、会社で禁止されている |
①の場合は、コムデックとしては効用を説き続けるしかありませんが、②、③であれば、コムデックは、10年前からサブスクリプション版Microsoft365を販売しており、スムーズに「Copilot(コパイロット)」を利用
お申込みいただけます。
AI活用時代が訪れて、大企業を中心に大きな成果が出始めている中で、投資すれば必ず効果が出るAIに中小企業も取り組まない理由はありません。
裏面では、Microsoft365のプレインストール版(買い切り)とサブスクリプション版でAI活用では従来以上に大きな差が出てくる違いについて解説していますのでご参照ください!
取締役会長 樋口雅寿
アプリもAIが作ってくれる時代!?kintoneAIラボでkintone活用を加速させよう
昨年11月のサイボウズDaysで発表され、一部のユーザーにβ版が提供されていたkintoneAIアシスタント。
4月に「kintoneAIラボ」と名前を改め正式リリースされたkintoneのAI機能、皆様は利用されたことはありますでしょうか?
コムデックでは早速、kintoneAIラボの「検索AI」と「アプリ作成AI」を使ってみましたので、使い方や便利なポイントをご紹介します!
kintoneAIラボとは?
kintone AIラボは、AIを使ってkintoneをもっと便利に活用するための新しい機能です。
自社のkintone環境で「kintone AIを有効にする」だけで、以下の2つのAI 機能を使えるようになります。
設定も簡単で、誰でもすぐに使い始められるのが特徴です。
2025年6月現在は、「検索AI」と「アプリ作成AI」の2つの機能が提供されています。
検索AI
kintoneにあるデータに対して、「このお客さんの最新対応は?」「来週の納品予定は?」といった質問をチャットで投げかけると、AI が欲しい情報を瞬時に探し出してくれます。
アプリをまたがった横断検索もできるので、探す手間がグッと減ります。
アプリ作成AI
「こんな業務アプリがほしい」と文章で伝えるだけで、AI が最適なフィールド構成を考えてアプリを自動生成してくれます。
ゼロから作るのが大変…という方にもぴったりの機能です。
検索AIの使い方とポイント
検索AI では、あらかじめ「目的に沿った検索AI 」を作成しておくことで利用できるようになります。
「検索対象のアプリと項目」を指定して、どのような検索をしてほしいのかを指示(プロンプト)しておくと、kintone右上の「AI」アイコンからいつでも設定したAIを使うことができます。
例えばお客様から回答いただいたアンケートを分析する、日報を分析して経営のヒント(売り上げ向上のアイディア)を抽出する等、単にkintone内のデータを抽出するだけではない使い方もできます。
検索AIの便利なポイント
- 複数アプリをまたいで横断検索ができる
→アプリを切り替えずにまとめて情報を探せるため、アプリの構造を知らなくても知りたい情報にたどり着ける - 自然な言葉で質問できる
→「この人の最新の対応は?」「今週出荷予定の案件ある?」といった会話調で検索できる - 検索結果からそのまま詳細画面にジャンプ可能
→気になった情報はすぐにクリックして確認・編集もできる
検索AIを使うときの注意点
- 検索対象のアプリやフィールドに制限がある場合がある
→すべてのアプリ・フィールドが対象ではなく、あくまで事前に設定したアプリ・項目が対象となる - あいまいな質問だと意図が伝わらないことも
→「○○の納期は?」など、できるだけ具体的な単語を使うと精度が上がる - アクセス権の範囲内でしか検索されない
→ユーザーが見られる範囲のデータしか対象にならない
▼検索AIの使い方は、こちらの動画でもご紹介しています!
kintoneAIラボの始め方
今既にkintone を使っているのなら、始め方はとっても簡単!
まず、kintone画面の右上にある歯車のアイコンから、「kintoneAI管理」を開きます。
そこで「kintone AIを有効にする」にチェックを入れた上で、使いたい機能にもチェックし、保存すれば使えるようになります。
アプリ作成AIの使い方とポイント
アプリ作成AIは、いつも通りアプリを作る画面から利用できます。
「はじめから作成」を選んで、アプリ作成画面に入ると、画面右上にAIアイコンが出てきます。
「アプリ作成AI」をクリックすると新しいウィンドウが開き、どんなアプリを作りたいかを伝えるとAIがさらに必要な情報を質問してくれるので、それに答えていくことでアプリを作成してくれます。
アプリ生成AIの便利なポイント
- 文章で指示するだけでアプリが作れる
「見積書を管理するアプリがほしい」など、自然な日本語で要望を伝えるだけでOK
アイデア段階でもすぐに形にできるので、スピード感のある業務改善に役立つ - フィールド構成や配置を自動で提案してくれる
業務に合ったフィールドをAIが判断して作成。初心者でもそれっぽいアプリがすぐ完成 - 繰り返し修正もAIがサポート
作成後、アプリ公開前であれば「○○を追加して」といった指示も可能。微調整も文章で指示できる
アプリ生成AIを使うときの注意点・コツ
- 要望は具体的に伝えると精度が上がる
「何を管理したいか」「どんな項目が必要か」などを具体的に書くと、理想に近づきやすい - 細かい業務ルールまでは反映されない
アクセス権や計算式、通知ルールなどは手動で調整が必要になる場合が多い - フィールド名や並びは見直す前提で使う
AIが提案した構成をベースに、実務に合わせて微調整することを前提にすると使いやすい
アプリ生成AIで「入庫管理」アプリを作った事例はこちらの動画で詳しく解説しています!
「もっとkintoneを活用したい」「業務のムダを減らしたい」
―そんな方は、まずはkintone AIラボを試してみてはいかがでしょうか?
経営者様向け情報:大阪万博行ってきました!
開催中の大阪・関西万博、皆さまはもう訪れましたか?
関東と関西で熱量に差があるとも言われますが、関西圏に属する三重県のコムデックでは、既に参加した社員多数となっており、実際に行った社員からは、「想像以上に楽しい!」と大好評みたいです。
話題になっているのが公式キャラのミャクミャク。初めは不思議な見た目に戸惑いつつも、見慣れてくると「可愛いかも」と思わず公式の縫いぐるみを買おうとしたら売り切れだった社員もいたそうです。
そして今回の万博は、ITの活用が必須となっています。
チケットはQRコード形式で、東西の入場ゲートに加えて、入場時間の予約、バス移動も「関西MaaS」からの事前予約が必要、さらにパビリオン見学も、2か月前、7日前、当日と段階的な事前予約が求められます。
万博アプリを使いこなす必要があるため、スマホ操作に慣れていないと戸惑う場面もあるかもしれません。
こうしたI T前提の仕組みが、私たちの生活に増えています。
業務でも一般的になりWeb給与明細や、経費・年末調整のスマホで撮影・申請も一般的になりつつあります。
まだまだ紙での運用を続けている企業も多いのが現実ですが、万博参加でITを使いこなせるなら、業務でもできるはず!そう思わせてくれる体験でした。
オマケOfficeとサブスク版Microsoft365の違い
「Microsoft365 Copilot」も「ChatGPT」同様に無償版と有償版では組み込まれているAI機能の性能が大きく異なるため、有償版の方が圧倒的に使いやすい仕様となっています。
残念ながら、クラウド化やデジタル活用に積極的ではない事務機器店では、長年変わらずパソコン購入時に「おまけ」としてプレインストール版Officeを薦め続けており、それを使い続けている企業様が今でも数多くいらっしゃいます。
本格的なAI活用時代の到来により、プレインストール版(買い切り)とサブスクリプション版の機能差は、これまで以上に大きく広がっています。
今回は、その違いについて詳しく解説していきましょう!
Microsoft 全く違う! 365の“買い切り版”と“サブスク版”
「AIは実際どこまで使えるの?」「買い切り版でもCopilotが使えるんじゃない?」といった声や、コムデック万博以外でもMicrosoft365の「Copilot」への関心が高まり、「当社でも導入したい」というお客様が増
えてきました。
でも、ちょっと待ってください。
実は、Microsoft 365の“買い切り版”と“サブスクリプション版”では、同じ名前の「Copilot」でもAIの使える範囲がまったく違うんです。
プレインストール版(買い切り)は“AI非対応”?
「パソコンを買ったときにOfficeっててお得だし、今のままで十分」そう思っている方も多いのですが、残念ですが“プレインストール版”では、100%性能のCopilotは使えないのです。
WordやExcel同様に基本機能は使えても、AIによる要約、メールの下書き、データ分析などの“AIによるおまかせ機能”は非対応。
プレインストール版(買い切り)は、進化ができない引き替えとして安価に提供されているため、AIの恩恵を受けられない残念なOfficeなのです。
サブスクリプション版は“AIフル活用”!
一方、Microsoft 365(サブスクリプション版)では、Copilotの有償化により最新のAI機能がフルで利用できます。
-
- メール画面で返信を書いてと指示するだけでメールを自動で作成
- Excel で「このデータをグラフにして」と指示するだけで作成
- PowerPointで「作成内容ついてディスカッションして、スライドにして」と指示するだけで資料完成!
まさに、AIを秘書(エージェント)として活用できる時代が来ているんです。

▲Microsoft365のログイン画面もCopilotに変更されています!
ChatGPTを使いたくても…という方にもおすすめ!
「ChatGPTを使ってみたいけど、会社のクレジットカードがないから課金できない…」そんな声もよく聞きます。
コムデックが提供するMicrosoft365のサブスクリプション版なら、法人契約で請求書払いが可能なので、クレジットカードがなくてもAI機能を活用できます。
経営者の方しかクレジットカード使えないことも多い中小企業では、販売店から購入できるCopilotは魅力的です。
AIを使いこなすスタッフが中小企業にも必要なんです!
これまで、私たちの働き方やビジネスの在り方は、いくつもの技術革新によって大きく変わってきました。
- 「Windows」でパソコンが誰でも使えるようになり
- 「インターネット」で情報収集とコミュニケーションが一変し
- 「クラウド」&「スマートフォン」で仕事も生活も“いつでも・どこでも”が当たり前に
そして、次に来るのが「Copilot」や「ChatGPT」、「Gemini」などの各種AIであり、単なる便利ツールではなくあらゆる分野で働く人の、情報の整理・判断・伝達を支える“右腕”のような存在になっていくといわれています。
プレインストール(買い切り、性能固定)版からMi crosoft365サブスクリプション版への切り替えは「AI時代の備え」として大きな価値があります。
もしかすると、企業の未来を左右する重要な決断になるかもしれないと、コムデックでは考えています。
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