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Imadoki 2025年10月号が発行されました

Imadoki 2025年10月号が発行されました
賃上げショック! 適用時期がバラバラに…
厚生労働省は2025年10月から適用される最低賃金について、全国平均で6%の引き上げを決定しました。
遂に東京は1,200円を超え、他地域でも実質1,100円が当たり前になる地域も出てきました。
また、県のメンツを賭けた争いである、最下位脱出競争も激しく、大人げない「後出しジャンケン」の結果、今回は高知・宮崎・沖縄県が最下位の1,023円という結果になりました。
しかしその弊害は大きく、なんと最低賃金適用時期が秋田県では3月31日になるなど、10月1日適用と思われていた摘要日が、全国で異なる異例の年になりました。
※厚生労働省の業務改善助成金を申請しやすくするためではないかと邪推したくなります。
一方で、令和7年度の年末調整も大改正となっています。
基礎控除額の拡充、給与所得控除の見直しそして特定親族特別控除の創設により所得税の還付額が増えることが予想されるため、年末調整の還付額がお小遣いになるご家庭のお父さんには特に朗報となりそうです。
賃金が上がることは働く側には喜ばしいことですが、インフレにより生活が圧迫されるいるため実感には乏しいという声も聞かれます。
企業側は賃上げによる人件費増加への対応を迫られ、採用の抑制や、価格転嫁などの対策を検討・実施しているところも少なくありません。
この「賃上げショック」を乗り切るためには、業務効率化やコスト削減、そして適切な価格戦略が不可欠となります。
このように、最低賃金の引き上げは労働者と企業の双方に大きな影響を与えています。
企業にとっては人件費増加という負担がある一方、適切に対応することで長期的な競争力強化につながる可能性もあります。
コムデックでは皆様の経営・業務効率化のヒントになりそうな情報を「コムデック万博」「DX担当者勉強会」「AIやバックオフィスミニセミナー」「Imadoki」「コムデック横丁」「コムデックラボ」「メルマガ」を通じて発信し続けて皆様をご支援してまいります!
取締役会長 樋口雅寿
どうしてkintoneなの?その理由をお届けします
皆さまの会社では、日々の情報管理や共有にどんなツールを使っていますか?
多くの中小企業では「やっぱりExcel が便利」とお答えになるかもしれません。表計算や一覧表を作るのに優れたExcel は、これまで業務の要として活躍してきました。
しかし、実際に運用していく中で「誰かが編集していると自分は入力できない」「関数やレイアウトが崩れてしまう」「同じようなファイルが複数できてどれが最新か分からない」といった悩みを抱えていないでしょうか。
こうした課題を解決できるのが、サイボウズ社が提供するクラウドサービスで、30,000社を超える企業が利用している kintone(キントーン) です。
ここ数年はありがたいことに「コムデックと言えばkintone!」というお客様も増えてきましたが、実はkintoneに触れたことが無い方も少なくありません。
「なぜ今みんながkintoneを使うのかわからない」という方も多いのではないでしょうか?
「気になるけれど、難しそう」というイメージを持たれていることも少なくないkintoneですが、実際にはもっと身近で、もっと簡単に使える仕組みです。
今月号のImadokiでは、まだkintoneを触ったことのない皆さまに向けて、「何ができるのか」「なぜ便利なのか」を5つのポイントに絞ってご紹介します!
ポイント①欲しい仕組みを“自分たちでかんたんに”作れる
kintoneの最大の特徴は「自社のニーズに合わせたアプリをノーコードで開発できる」ことです。
ノーコードとは、専門的なプログラミング知識が不要という意味で、自分たちが欲しい仕組みをパズルのように組み立てることができます。
逆に言うと「何でも作れる」から「これができる!」とお伝えしにくいのですが、例えば以下のような管理アプリを自分たちで作ることができます。
営業の進捗管理をしたい!—————————案件管理アプリ 工程の進み具合を見える化したい!—————–工程管理アプリ 日々の売上を把握したい!—————————売上管理アプリ(自動集計ダッシュボード) どこに何が何個あるかをすぐに知りたい———-‐在庫管理アプリ 問合せの対応状況を把握したい!——————-問い合わせ管理アプリ |
このように、会社ごとに異なる“困りごと”を、そのまま形にできるのが特徴です。
また、最近は「AIがkintoneアプリを作ってくれる」機能も登場しており、「自分たちで業務に必要なアプリを作る」ハードルはぐっと低くなっています。

サイボウズ公式サイトより
ポイント②Excelの限界を超える「共有と安心」
「表に入力するだけならExcelで十分」と思われるかもしれません。
確かに、ひとりで使う分にはそれでも問題ありませんが、複数人で同時に業務を進めるときや、他の人に共有したいときに違いが出ます。
Excelの場合、例えばファイルサーバーやDropbox等のクラウドストレージでファイルそのものを共有していても、「誰かが開いていると編集できない」「関数をうっかり触ってしまい、修復が必要」など、ちょっとしたトラブルが業務の足を引っ張ります。
一方kintoneはクラウド上で動くため、複数人が同時に入力しても問題なし。
さらに「文字列」や「数値」「日付」「選択式」といった入力規則をあらかじめ設定できるので、求めている形式でデータをきちんと収集できます。
バラバラな表記や入力漏れも防げるため、後からの確認作業や修正の手間がぐっと減るのです。
「誰が」「いつ」「どんな内容を」入力したのかも記録されるため、履歴管理も自動。安心して使い続けられる点も大きな魅力です。
ポイント③データがつながると“もっとかんたん・便利”に
は「オンラインで同時編集ができるようになったExcel 」と大差ありませんが、アプリ同士のデータがつながることで、業務の効率がさらに高まります。
たとえば、案件管理と売上管理を連携させることで、「どの案件が受注につながり、最終的にいくらの売上になったのか」が一目で分かります。
工程管理と在庫管理をつなげば、「工程が進むと必要な部材がどれだけ消費されたか」を自動で追いかけられます。
こうした“データのつながり”が会社全体の業務フローを最適化し、部分的な改善にとどまらない成果を生み出します。
ポイント④きれいなデータは2次利用・3次利用もかんたん!
kintoneで入力されたデータは、データの形式が揃っていてきれいな状態です。だからこそ、集計や分析といった二次利用・三次利用がとても簡単かつスムーズに実施できます。
例えば売上管理アプリのデータを集計し、ダッシュボードにグラフとして表示すれば「今月はどの商品がよく売れているか」「前年同月比でどう推移しているか」がすぐに確認できます。
これはExcel でもできなくはありませんが、例えば「売上日」のセルに日付ではなく「10月上旬」といった記載があると上手く集計ができません。
kintoneなら、あらかじめデータの形が揃えられているので、こういった心配もないのです。
ポイント⑤コストも抑えながら導入できる
「便利そうだけれど費用が心配」という声もよくお伺いしますが、実はシステムの利用料だけなら初期コストはかなり抑えることができます。
kintoneはクラウドサービスなので、サーバーや専用ソフトを新たに購入する必要はありません。
利用する人数に応じたライセンス料(最低10ライセンス~)だけで始められるため、大規模な初期投資は不要です。
最初はごく一部の業務から始めてみて、使いながら徐々に範囲を広げていくこともできるため、無理のない形で自社の成長に合わせて活用できます。
「かんたん」と「より安心でより便利」を両立できるkintone
ここまでご紹介してきたように、ki ntoneは決して「難しい専門システム」ではありません。
Excel で業務を回してきた企業にとっては、むしろ 「もっと簡単に」「もっと安心して」情報を扱えるようになる仕組みです。
普段の業務にそのままフィットする形で、自分たちの手で仕組みを整えられるのがkintoneの魅力です。
まずは営業管理や工程管理、売上管理、在庫管理、問合せ管理等、様々な社内の「管理」をkintone化するところからチャレンジしてみませんか?
バックオフィス改善に適した時期になりました!
今年も給与担当者の憂鬱な季節である冬が近づいてきました(原稿執筆時の気温は35度です💦)。
12月は通常の給与に加え、冬季賞与、そして年末調整、更にはカレンダーの並びが悪く12月27日(金)が最終営業日の会社が多い中で、給与担当者は年末の給与振込のために休日出勤覚悟の年になりそうなのです。
令和7年の年末調整は大改正!
更に悪いことに、令和7年の年末調整は大改正が行われ、基礎控除額の拡充、給与所得控除の見直しそして特定親族特別控除の創設など盛りだくさんの内容で「魔改造」レベルの改正となっています。
元々ある制度に付け足し、調整を重ねた結果「秘伝のタレ」の如く、もはや手計算では無理ではないかと思えるレベルまで複雑怪奇な状況になったことで、担当者は、従業員の皆さんからの質問や、記入ミスの訂正に追われることが予想されます。
自社のバックオフィスも大改正が必要では!?
先月から始まったバックオフィス体系図作成会では、すでに6社様を対応させていただきました。
皆さん、改めて自社のバックオフィスを体系的に並べてみると、ツールがバラバラでデータが全く連携されていないことに気づかれ驚かれます。
それもそのはず、これまではデータ連携を考えずに、コピー機屋さんや士業の皆さんが勧めるままにツールを導入してきた経緯があります。
そのためデータ連携できないまま、バラバラと個別最適なツールを導入しIT化を進めてきた歴史があるのです。
バックオフィス改善に最適な時期なのです!
毎年この季節はバックオフィス改善に最適な時期です。
なぜなら給与計算のデータは年末調整で一度締めてしまいますので、年明けから新システムを運用すればデータ移行の手間なく始めることができるのです!
バックオフィス体系図作成会へのお申込みだけでなく、各担当者にご相談いただいても結構です。
少子化・少子高齢化だけでなく、インフレや賃金構造の変化により目まぐるしく変わる人事労務系サービスも、データ連携による業務改善が待ったなしの状態となっています。
ぜひ2026年こそは、クラウドサービスを導入して業務改善を始めてみてはいかがでしょうか。
KING OF TIME
勤怠クラウド業界で約3割のトップシェアを持ち、圧倒的な性能を誇ります。無料で利用できる給与計算機能や年末調整機能は大きな魅力です。 欠点は、経理(会計・請求・電子帳簿保存法対応)機能がないことですが、税理士先生に経理を任せているなら、労務系は「KING OF TIME」で一元管理するのも有効な選択肢です。 ただし、雇用契約書や労働条件通知書の電子交付が別料金(かなり高額)なのが惜しい点です。 ![]() \低コストで行きたいなら、「KING OF TIME」が安価でおススメですが、コムデックは給与や会計はマネーフォワード推し!/ |
Money Forward
新たに投入された人事労務は、今まさに求められている「雇用契約書」や「労働条件通知書」の電子化に最適なサービスです。給与だけでなく、経理(会計・請求・電子帳簿保存法対応)も含めたバックオフィス全体改善を進めたいならマネーフォワード一択となります。
唯一の欠点は、交代勤務や夜業が多いなど複雑な勤怠管理への対応が難しいことです。 \一番性能の高い状態は「KING OF TIME × マネーフォワード」の組み合わせとなります/ |
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