お客様インタビュー
INTERVIEW
高いホスピタリティは、企業理念がスタッフに浸透しているからなんだと感動しました。
リンク&パートナーズ社会保険労務士法人さま

掲載日 | 2025.04.09 |
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導入ソフト | kintone |
利用規模 | 1〜49人 |
業種 | 社会保険労務士 |
地域 | 東京都 |
HP | https://www.lap-sr.com/ |
リンク&パートナーズ社会保険労務士法人
リンク&パートナーズ社会保険労務士法人さまは、労務管理に関する相談や各種保険手続き、申請代行など幅広い事業を行う社会保険労務士事務所さまです。
企業が従業員の能力を最大限に引き出し、能力を活かした組織づくりができるよう、専門家の立場から支援を行っています。
目的 | ・請求業務や売上管理の自動化 ・精度向上 |
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課題 | ・自動化等の複雑なことは自分たちでは構築が難しい ・売上や生産性を分析したいが、必要なデータを収集・可視化する仕組みが整っていなかった。 |
効果 | ・定期的な意見交換を通じて、新たな課題や改善点を発見し、継続的な成長につなげられる体制が整った。 ・請求書作成の工数が大幅に削減され、手作業の負担が軽減された。 |
スタッフに還元できる環境を実現する伴走支援とは?
お話を伺った方:中代表
「右腕社員」の休職を期にkintoneを本格構築。誰もが同じアウトプットをできる状態を目指しました。
事業内容
当事務所は、私が代表として2014年に立ち上げました。
「企業のベストアンサーを共に考える」を企業理念にしています。
一方的な関係ではなく、丁寧なヒアリングでその企業の状況、個性をしっかりと理解し、寄り添ったサポートと現実的なアドバイスを提供できることが強みです。
社労士の通常業務である社会保険・労働保険の手続き、就業規則作成などを行っております。
ご満足いただいているお客様などからのご紹介により、毎月安定的に新規契約が増え続けるとともに、継続率も高水準を保っており、これまでの支援企業は500社を超えました。
今後も労務管理サポートを通じてお客様の永続的な発展に貢献できるよう、日々取り組んでいきます。
kintone活用の目的と当時の課題
私たちは2017年ごろにkintoneを導入しました。
最初の数年間は一部のスタッフが少し触っていただけで、業務に大きく取り入れるところまでは進んでいませんでした。
本格的に作り込みをはじめたのは2020年ごろです。
一人の社員が産休に入ることになり、産休に入るまでは会話をすることがなかったシステムが得意なパートさんと会話することが増え、そのパートさんがkintoneをよく触っていたことで興味を持ち始めました。
そこにコロナ禍も重なって、kintoneでのシステム構築に本腰を入れることになりました。
まずは業務をシステム化すること、そして、リモートでもタスク管理できることを目指してのスタートでした。
また、構築を進めていく中で一番こだわったことは、品質管理です。
kintoneにフローを落とし込むことで、教育や知識がなくても、誰が対応しても、同じ品質をアウトプットできるように構築を進めていきました。
ある程度のところまではシステム系が得意ではない私でもアプリ作成や構築ができましたが、請求書のような多岐にわたる数字を拾い上げて請求書に落とすという設計まではさすがにお手上げとなり、行き詰まりを感じていました。
請求書作成業務を6時間削減、スタッフの負担を軽減できました。
コムデックを選んだ理由を教えてください
知り合いの社会保険労務士法人の先生から話を聞いたことがきっかけです。
その社労士さんはコムデックさんの支援を受けており、kintoneで業務効率化を図ったり、業務をシステム化したりされていました。
調べる中でコムデックさんは社会保険労務士法人のkintone導入やDX化を多数サポートされていると知り、事例もたくさんお持ちだったので、あまり悩まずコムデックさんにお願いしようと決めました。
kintoneの構築支援の具体的な効果を教えてください
やはり請求書作成の時間短縮でしょうか。
請求書を作成するために必要なデータを入力・登録する作業が不要になり、それだけでも6時間近く削減できています。
必要なデータはkintoneで自動生成できるため、連携先の「マネーフォワード クラウド請求書」へワンクリックで反映して請求書が作成できるようになりました。
3日以上かかっていた作業が大幅に短縮されたことに加え、抜け漏れやミスの心配もなくなり、担当しているスタッフは作業自体がとても楽になっているようです。
請求データの自動作成とワンクリックでの請求書作成を実現した流れは以下の記事で紹介しています!
▼kintoneで請求データを自動集計!マネーフォワードクラウド請求書に転送で請求業務の負担を軽減|リンク&パートナーズ社会保険労務士法人さまの開発事例
kintone導入で苦労された点はありますか?
kintoneによる請求データ生成や請求書作成の自動化を進めていったわけですが、はじめは不慣れだったこともあって集計できていないものを確認したり、集計ができない原因を把握したりすることに時間がかかりました。エラーが出ても自分たちでは対処できない場面もありましたね。
ただ、「自分たちでは解決できないこと」は、その都度コムデックさんに相談して解決していけたので、修正やカスタマイズを進めることで使いやすいシステムを構築できました。
高い構築力だけではなく、企業が学びを得られる情報発信もメリットですね
コムデックの伴走支援は御社にとってどのようなメリットがありましたか?
コムデックさんは、kintoneに関するスキルはもちろんバッチリですが、それは他の企業さんでも持っているのかな、と思います。
コムデックさんならではの特徴、メリットと言うと、やはりツールを売ったり作ったりして終わりではないところですね。
ミーティングなどで意見交換することで、法人としての課題を改めて認識できるといった関わりもあって…とてもありがたいです。
また、取引先向けのセミナーで情報を発信してくださるなど、学びが得られることもメリットだと感じています。
個人的には、Cybozu Days(サイボウズデイズ:サイボウズ社主催のクラウドサービス総合イベント)のアテンドサービスがとても有意義でした。
知識がある方が一緒に回ってくれると理解が進みますよね。有料でいいので、もっとじっくりお願いしたかったくらいです(笑)。
コムデックに依頼してよかったポイントはありますか?
コムデックさんは仕事が早く、対応が親切でホスピタリティが高いと感じています。
何故このホスピタリティを実現できるかと言うと、会社理念がスタッフの皆さんにしっかり浸透しているからではないでしょうか。
「伊勢からITで日本を元気にする」という考えが一人一人に浸透されていることがコムデックさんの強みであり、強いチーム力の理由だと思います。
同じくBtoBで事業をしている、そしてある意味伴走支援といえるサービスを展開している私たちにとって勉強になる部分がたくさんあり、そういった点でもコムデックさんにお願いしてよかったです。
コムデックのサービスはどのような企業に合うと思いますか。
経営者がDXに本気で取り組みたいと考えている企業さん、ですね。
今後ますます人材不足が加速していく中で、危機感や問題意識を持ち、それを先送りにせず取り組んでいきたい、と考えている企業さんには、コムデックさんの伴走支援の必要性も良さも理解されると思います。
日報管理に工数管理を通して、スタッフに数字の意識を持ってもらいたい
今後はコムデックとどのような課題を解決して、どのような会社にしていきたいですか?
今後は、日報管理や工数管理、売上分析といった面に向き合っていきたいですね。
私は、スタッフそれぞれに、自分がもっている数字や工数を意識してもらいたい、意識高く業務に取り組んでほしいと考えています。
そのために必要な数字をしっかりとウォッチしていける環境を作りたいです。
そして、今後も無駄な仕事はどんどん省き、スタッフにもっと還元していける組織体制にしていけたらと考えています。
担当者より

担当者:前村
リンク&パートナーズ社会保険労務士法人さまでは、内部で多くのkintoneアプリを作成し、運用されていました。
アプリは作り込まれクオリティも高いものでしたが、全体の運用の中で非効率であったり、「こうしたい」と思う動きになっていなかったり、という部分が見受けられ、コムデックがお手伝いできる余地があるということで伴走支援がスタートした次第です。
中代表は強いリーダーシップを発揮され、現場を巻き込みながらkintone活用を推進される一方、スタッフの皆さまもしっかりとそれに応えていかれるというすばらしいチームワークによって、コムデックの伴走支援の効果も一層高められていると感じています。
社労士の業界を牽引する存在となるべく進んでいかれるリンク&パートナーズ社会保険労務士法人さまの良きパートナーとして、これからも共に歩んでいければと思います!
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