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Imadoki 2024年1月号が発行されました

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IT活用戦略セミナー2024 基調講演は「デービッド・アトキンソン」様に決定!

新年あけましておめでとうございます。
今年も変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。新しい年が皆様にとって、健康、安全、そして商業的成功に溢れたものとなりますよう願っております。

そして新年早々、皆様に素晴らしいお知らせをお届けできることを大変嬉しく思います。
6月に開催予定の「IT活用戦略セミナー2024」にて、著名なデービッド・アトキンソン氏を基調講演者としてお招きすることが決定いたしました!
アトキンソン氏は、外国人でありながら日本文化への深い見識と理解から日本政府内閣官房「成長戦略会議」等のメンバーとしても知られ、多くの著書やメディア出演を通じてその見識と洞察力を広く発信しています。

本セミナーでは、アトキンソン氏に、中小企業が直面する課題と、グローバル経済の中で生き残るための戦略について深い知見を共有していただきます。
これは、皆様の今後のビジネス環境において極めて重要なテーマであり、事業発展にとって非常に価値ある機会となると確信しています。

私たちコムデックは、皆様が常に前を向いて進んで行くための助力として、IT活用戦略セミナーを最大限に活用していただきたいと考えています。
皆様のご来訪を社員一同心よりお待ちしております。

コムデックは2024年も、お客様の事業価値向上を実現するため、全力で駆け抜けて参りますので、引き続きご支援をよろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長 生田 智之

2024年はバックオフィス改革の年!

2023年末までは宥恕(ゆうじょ)措置が取られていた「電子帳簿保存法」が本年1月から本格スタートします。
インボイスと比較すると、各社独自の取り組みが必要となるため、真剣に取り組む場合の難易度は高めとなっていますが対応準備はお済みでしょうか?

1月以降、電子で受領したら電子で保存が必須となるケース

難易度が高い理由は、バックオフィス全体を把握して電子帳簿保存に適した運用をサポートしてくれる存在がいないことです。
普段は頼りになる税理士や社労士の先生方、あるいはコピー機屋さんに聞いても、それぞれの守備範囲の回答はありますが、御社のバックオフィスが全体最適されるようなアドバイスは得られないようです。

手書きの請求書を見かけなくなったように、紙の請求書や給与明細書も数年内に廃れていく運命にあります。
電子帳簿保存法を、自社のバックオフィスのIT(デジタル)化に取り組む好機として、2024年はバックオフィス改革の取り組みをすすめてみましょう!
※コムデックではバックオフィス(総務・経理)の業務改善にも積極的に取り組んでいます。電子帳簿保存法の取り組みでお困りのお客様は是非担当者にご相談ください。

対象:領収書・請求書・注文書・見積書・契約書などの電子取引で利用されたファイル
参照)弥生様HP:https://www.yayoi-kk.co.jp/kaiketsu/denshichobo/yarubekikoto/

図解「これがコムデックのバックオフィスだ!!」

今月のImadokiでは、意外と知る機会のない他の会社のバックオフィスってどうなってるんだ?という疑問にお答えする形で、コムデックのバックオフィス体系図を公開いたします!
コムデックのバックオフィスは、マネーフォワード(以下MF)の各サービスだけでなく、連携可能なした勤怠管理や販売管理によって構成されています。
現在の形になるまでは紆余曲折ありましたが、歴代の経理担当者の奮闘によって、売上や人が増えている現在でも、西野さん1名体制でバックオフィス業務を切り盛りできる体制になっています。
西野さんが体験した様々な業務改善の取り組みは、「元税理士事務所職員が体験したバックオフィスシリーズ」で公開しておりますので、是非そちらもご覧ください。

コムデックのバックオフィスの特徴

①マネーフォワードを基幹プラットフォームに採用

2018年までは、弥生シリーズ(会計・給与・販売)を利用していましたが、クラウド優先の方針でマネーフォワードに切り替えています。クラウド化されたことで、データバックアップやインストール&アップデート作業が無くなり運用の手間が低減されました(便利になった分、年間利用料は増えています💦)。
また、自社の担当者や経営者に加え、外部のデータ入力担当や顧問税理士も適切な権限に応じた範囲でいつでも、どこでも利用できるようになり業務効率も大きく向上しています。

②各サービスの連携を重視

バックオフィス全体の業務効率を改善していくには、各業務の連携がとても大切です。
例えば、給与計算のデータには「会計仕訳」「社会保険」「年末調整」のデータが含まれています。
これらがデータ連携できれば、印刷や入力、チェック作業が省略でき業務効率は大きく向上します。
コムデックのバックオフィス図のオレンジの矢印は、従来のCSVではなく、APIによるデータ連携が利用されており、1クリックまたは自動的にデータが連携されます。
マネーフォワードだけでは不足する機能も他社のサービス(勤怠や人事)、そしてキントーンとの連携で補うことで更なる業務改善に繋げています。

③税理士先生の協力も大切

税理士先生がおススメする会計ソフトや証憑の共有方法は、税理士事務所が効率よく作業を進めるための仕組みです。そのため、指定されたソフト(TKCやJDL)しか使わせてくれない税理士先生も多くいらっしゃるようです。
コムデックの場合、顧問税理士の「西田弘哉税理士事務所」様が、「マネーフォワード会計」の利用にご理解があり、チャットやEvernote/Dropboxでの証憑共有などバックオフィス全体の効率化に多大なる協力をしていただいた幸運なケースとなりました。
バックオフィスのDXを進めるには、税理士事務所ではなく、自社に最適化された事務体系の再構築が必要となります。顧問税理士の先生にもDXの重要性を理解いただき一緒に業務効率向上に取り組んでいきましょう!
※大都市部の士業法人では、クラウドサービス(会計・給与・社会保険・契約)とチャットを使う方法が一般的になりつつあります。残念ですが地方は高齢の個人事務所が多く、士業事務所自体のIT化が大きくで遅れているのが現状です。

④電子帳簿保存法対応

コムデックでは2021年から、電子帳簿保存法への取り組みを始め、昨年中に対応を完了しました。
マネーフォワードだけでは全て対応できないため、キントーンやコムデック独自の販売管理、電子請求書(BtoB請求)を利用することで全てクリアしています。
電子帳簿保存法への対応を進めたメリットとして、データ連携がスムーズになり経理業務で「EXCEL」や「電卓」を使うことがほとんどなくなり、作業時間が大幅に短縮されました。
特に支払業務(月に約50枚の請求書が届きます)は、「マネーフォワード債務支払」によって、支払データと会計仕訳が連動され感動レベルの効率化が実現されています。

ミニコラム①2大クラウド会計「マネーフォワード」と「Freee(フリー)どっちがいいの?」

お客様から多い質問として、「マネーフォワード」と「Freee」どっちが良いのという質問があります。
正直どっちも良い!というのが回答なのですが、経理担当者の習熟目線で見ると少し差があります。

スタートアップや個人事業主など、経理にやや不慣れな担当者が使う場合は、Freeeがおすすです。
逆に経理担当が仕訳を理解しているなら、従来の会計ソフトの概念で作られているマネーフォワードがおススメのサービスとなります。
※コムデックは「マネーフォワード・プラチナパートナー」ですので、導入支援はマネーフォワードしかできません💦

ミニコラム②「経理担当者の承継問題」

今年で52歳になる樋口会長の約30年前、20代の姿を知るお客様の多くは、経営者様や経理担当者様だそうです。
長きに渡るお取引に感謝の言葉しかございませんが、経理担当者の定年や急な体調不良、あるいは家族の事情を理由に引退されるケースが年々増えており、寂しい時もございます。

中小企業の場合、経理は1~2名の少数で行っているため、経理担当者の退職は会社に大きな混乱をもたらすことになります。
会社の財務・労務・総務を預けられるほどに、信頼できる経理担当の後任を簡単には見つけることはできません。
共同で作業が進められるクラウドサービスは、経理担当の承継問題の解決の一助にもなります。

経理担当者様の承継も視野に入れて、早期のクラウド化をコムデックはお勧めしています。

まとめ

2024年は「新型コロナ感染拡大」が終息し、国内において大きなイベントも無く、大きな災害さえ無ければ穏やかな年になる予定です。
しかし一方で、「電子帳簿保存法」「物流・建設の働き方改革」だけでなく、「原料値上」「金利上昇」「人手不足」「賃上げ」「事業承継」など、経営課題は山積みになっているのではないでしょうか?

これら課題の解決策の一つとして、絶対に2024年も最優先で取り組むべきなのが「デジタル化」そして「DX:デジタルトランスフォーメーション」です。
当社のお客様は、「DX白書2023」の調査結果以上にDXへの取り組みが進んでいますが、一般的な中小企業のDXへ取り組みはまだまだ進んでいないようですが、大丈夫なのでしょうか?

穏やかに過ごせそうな1年だからこそ、2024年は内政であるバックオフィスに目を向け、電子帳簿保存法に適応した生産性改善に取り組み、迫りくる次の大きな波に飲み込まれない強靭な会社作りに着手する年にしていきたいですね。

Imadokiサービス「神棚に欠かせない、榊のサブスク 伊勢榊」

伊勢神宮を参拝されると気が付かれると思いますが、伊勢神宮では「注連縄」がなく、鳥居や御正宮の板垣には神聖な場所を示すものとして榊が供えられています。
榊は「境(さかい)になる木」という意味もあり、神社の装飾に欠かすことのできない植物で、四季を通じて瑞々しい緑色を保ち、非常に生命力がある常緑樹です。
榊の瑞々しい生命力にあやかりたい思いから、コムデックのロゴマークにも榊があしらわれています。

また、伊勢神宮がある地域性から伊勢の会社には神棚が設置されていることが多いのですが、コムデックのオフィスにも神棚が設置されています。
月に2~3回は、お隣のショッピングセンターで交換用の榊を購入していたのですが、意外に手間がかかり枯らしてしまう事も度々ありました。
また、現在国内で流通する榊の90%が輸入の中国産になっており、わずかな国産も品質がイマイチであることが多いのが悩みでした。
神様に供えるものなので「良いものを使いたい」、そして「購入の手間を省きたい」、二つの悩みを一気に解決してくれたのが、「榊のサブスク 伊勢榊」です。

古くから榊の採取を生業していた地域で、伊勢神宮の別宮「瀧原宮」がある「大紀町永会古里」地区が行っている事業となります。
調べてみると「榊」の定期購入というアイディアは他にもいくつかあるようですが、品質、そしてお客様、地元からの購入を優先としている当社のルールに合致しているため気に入って継続購入しています。
今後「伊勢榊」というブランドと品質が掛け合わさることで、全国的な人気になり、「伊勢榊」事業が継続・発展されることを祈っております!

「伊勢榊 」https://ise-sakaki.jp/

元税理士事務所職員が体験したバックオフィスシリーズ その⑤

コムデックの経理担当:西野さんは、元税理士事務所職員です。
約10年間、他社や、税理士事務所で働いた経験のある西野さんからみた、コムデックのデジタル化されたバックオフィス業務の中から、西野さん目線で見たおススメのバックオフィスの業務改善を、「元税理士事務所職員が体験したバックオフィスシリーズ 」としてお送りしています。

「第五回 バーチャルカード、なんだそれ?」

大多数の中小会社では、社長さんなどの代表者や奥様、一部役員しか会社名義のクレジットカードを利用することができません。
恐らく…カードの紛失や不正利用の問題など、管理が難しいことが原因だと思われますが、ネット通販だけでなく、クラウドサービスなどクレジットカードでしか購入できない商品も増えています。
購入の都度立て替えてもらい、小口現金で精算するのは手間ですから、「安全」「便利」なクレジットカードは経理の大きな味方となります。

今回ご紹介する「マネーフォワード Pay for Business」は、事前チャージ型カードで、使いすぎの心配もない「安全」で「便利」なクレジットカードです。
また、リアルなカードは1枚だけで、あとは何枚でも自由に追加発行できるネット通販に最適な「バーチャルカード(カード番号とセキュリティコードだけ)」なので紛失する心配もありません。
昭和世代だけでなく、若い世代でも「クレジットカードは怖い」という発想が、まだまだある人もいますが、1回あたりの利用上限金額や、カード番号流出対策として海外利用を禁止できるなど安全策はしっかりしています。

最後に「マネーフォワード Pay for Business」の忘れてならない魅力は、1%の高還元率にあります。
支払いにそのままポイントが当てられますので、無駄なくポイント消費ができるようになっています。
自分のお金でもないのに、着々と貯まるポイントにワクワクするのは経理の特権です(笑)

西野

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