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Imadoki 2023年10月号が発行されました

コムデック Imadoki 2023年10月号

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コムデック Imadoki 2023年10月号

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自社内で業務を完結する必要性について

最近テレビ見てますか?
先日息子二人と「上高地」へ夏のオトコ旅に出かけたのですが、旅行中にテレビ番組を見ることはありませんでした。
代わりに親子三人がそれぞれのスマホを見て過ごしていたわけで、やや寂しくもあります。
しかし血のつながった親子とはいえ、同じ嗜好のはずがないので、むしろ同じ番組を常に見ていたのが異常と言われる日も近そうです💦

数少ないリアルタイムで見るテレビ番組で、ユニークな東京のラーメン店「駄目な隣人」が紹介されていました。
飲食業界では、月商650万円、坪月商が73万円の驚異的な超繁盛店として、注目されているそうです。

ラーメン好き=オトコのイメージがありますが、「駄目な隣人」は女性もターゲットにしているそうです。
特に女性客は、店員のオッサンが汗だくで湯切りしているのに良いイメージがないので、キッチンを奥に隠しているとのことです(笑)
他にも繁盛店ならではの面白い取り組みもあるのですが、何よりも社長の考え方が面白かったのでご紹介します。

「駄目な隣人」の社長によると自分では、ラーメンも作れないし、実は何もやっていない。
「立地」「内装デザイン」「店名」、そして一番大切な「メニュー作り」まで、全てを外注していて自分はホントになにもしていないそうです。
拘ったのは、「味」ではなく「人」というオチにビックリでした!

インターネットを通じて探せば、各分野のプロを探すのは難しくない時代に、全ての機能を社内で賄う必要はなくなってきつつあります。
採用困難が解消されることは当面ありません。
一長一短はありますが、人材不足の解決手段として、在宅ワーカー活用にチャレンジされることをおススメいたします。

取締役会長 樋口雅寿

コロナ明け! 海外旅行に出掛けませんか?

インバウンドで、楽しそうに日本を訪れる外国人の姿が伊勢の街でも目立つようになってきました。
一方で、コロナ前24%だった日本人のパスポート保有率は、2023年3月時点で17%まで低下しているそうです。
コロナ期間中にパスポートの有効期限が切れてしまったケースも多いと思いますが、LCC(格安航空会社)の普及で海外に出掛ける人が増えた印象だったので意外な結果です。
残念ですが、新型コロナ感染後の日本は世界に羽ばたくどころか、「引きこもりJAPAN」になってしまっているようですね💦
コムデックでは、9月に樋口会長と生田社長が、メキシコと米国テキサス州の企業視察を訪問し、「コロナ後の働き方」や「社会の変容」について学ばれてきました。
参考)大勢来訪する中国人のパスポート保有率は5%と言われており、富裕層だけが旅行しているのが実態のようです。

ガイドブック片手に旅行する時代は終わり、現在はスマートフォンを片手に旅する時代です。
今月号のImadokiは、久々に海外に出掛けたお二人から海外旅行で役立ったサービスやこぼれ話を中心にご紹介いたします。

お出かけ前に契約できるeSIMサービス「Airalo」

最近の海外旅行では、「イモトのWiFi」などモバイルルーターを持参するのが当たり前でした。
今回も「イモトのWiFi」を手配しようとしていたら、「それは古い、今はeSIMの時代」という話を教えてもらいました。

現在販売されているスマートフォンの多くは、DoCoMoやSoftbankなどの物理的なSIMカードに加えて、電子的なSIM=eSIMが使用可能になっています。
今回ご紹介する「Airalo」は、現地の携帯会社と提携されたeSIMを電子的に利用するサービスで、事前準備しておけば現地に到着したら直ぐにインターネットが利用可能となります。

普段の暮らし以上にスマートフォンを頼りにして行動するのが、現代の海外旅行です。
モバイルルーターを持参すると、持ち物が増えるだけでなく充電の手間もかかりますし、失くさないか心配の種が増えます。
eSIMを普段自分が使っているスマートフォンにセットすれば普段と同じに使えますので是非チャレンジしてみてください。

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アプリも使いやすく、パケットの追加も簡単に行えます。

Airaloは世界初のeSIMストアです。
世界中のeSIMを販売していて、対応している国の数が多いのが特徴です。

アプリも使いやすくておススメ!

神アプリ「Google翻訳」があれば語学力無くてもOK!

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「英語が自在に喋れたら…」
海外旅行から帰ってくると「英会話」勉強しようと心に誓うのですが、皆さんも未だに実現できない夢になっていませんか?
しかし現在は、「Google翻訳」を使えば、様々な言語を簡単に翻訳してくれますから、大概の事態は乗り切れるそうです。

「Google翻訳」アプリの最大の特徴は、テキスト、音声・カメラによる入力によってリアルタイムに翻訳結果を得ることが可能な点にあります。
写真の例は、自然素材にこだわったベーグル店の商品パッケージを「Google翻訳」のカメラ機能で翻訳させたものです。
看板やメニュー表などわからないことがあれば、カメラを向けるだけで翻訳してくれるなんて、超便利ですね。
相手にスマートフォンを渡して音声入力して貰って答えを聞いたり、「Google翻訳」の使い道は多彩であり、辞書界のDXって感じですね!

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一世を風靡したAI翻訳機「POCKETALK」も便利なのですが、
「Google翻訳」の方が多彩な入力方法が選択できるので、より優れていると感じます。

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やっぱり超絶便利な神アプリ「Uber」

海外旅行で利用したことある人が、口を揃えて絶賛するサービスがライドシェア「Uber」。
海外ではタクシー利用はボッタくりや強盗の不安がありますが、料金とドライバーの評価が可視化されているライドシェアサービスなら安心して利用できます。
移動のDXであるライドシェアは、登場して10年が経過し、すっかり社会に定着していますので海外に出られた際は必ず体験して下さい。

「日本のタクシーは安全・安心だよ」という人もいますが、料金が到着するまでわからない、ドライバーも高齢者が多い不安に加えて、地方都市ではタクシーの台数が少ないのが問題になっています。
せめてインバウンド旅行者向けや地方都市だけでもライドシェア解禁して、自由に移動できる便利さが提供される日が早く来ないかと切に思います。

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Uberアプリ画面は、ほぼ全て日本語で操作可能。
ルートや料金、そして車両やドライバーの評価などが表示され安心して使えます。

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「Uber Green」を指定するとEVがやってきます。
テスラ モデル3できたドライバーは高齢の方で驚きました。

まとめ

インターネット接続を前提とした社会となり、各種サービスやアプリの利用環境として、WiFiの電波強度は重要な要素となります。
アメリカでは最大100mWの電波強度が許可されており、これは日本の電波法による10mWの制限と比べて10倍の強さです。そのためアメリカでは日本より低コストでWiFi整備が可能となり店舗やホテルでのWiFi電波状況は非常に良好です。
電波法は一例ですが、日本では電波法だけでなく、ドローンやライドシェアのような新しい技術は、必ず法規制によって普及が制限されるのは常々残念だと感じます。
規制が多く、ITが苦手な高齢者が多い日本の未来にチョット不安になったりもしますが、刺激受けないと危機意識も芽生えません。
皆さんも今回ご紹介したサービス利用して是非海外へお出かけしてみてください!

コラム①「アメリカの決済事情、QR決済ありません」

円安のせいで日本円の購買力が低下していることは分かっていましたが、アメリカの物価は驚くほど高いです。
夕食にホテルの近くのダイナーに行きましたが、ノンアルコールの食事代で二人分が、90$+税金9$+チップ20$で合計128$、約18,560円(145円換算)になります。
そのため、低価格で有名な「ウォールマート」に行っていろいろ調達していました。
※ウォールマートは、Every Day Low Prices.(毎日低価格)で有名な、年間売上68兆円の世界最大のスーパーマーケットです。

アメリカの支払は、クレジットカードによるキャッシュレス決済が主流となっており、スマートフォンのQRコード決済は全く普及していません。
支払い方法に関わらず、常に高額(15~25%)のチップが求められる文化には辟易しました💦

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レシート下部に18%、20%のチップ金額が親切?に記載されています。
決済端末で指定するお店もあるようですが、チップの額を手書きするお店が多かったです。

コラム②「メキシコ の カンクンにも行きました!」

せっかくアメリカまで行くならと、カリブ海沿岸のユカタン半島の先端にある、世界屈指のリゾート観光地「カンクン」も訪問してきました。
「カンクン」では、観光地らしくズブズブの既得権益で”Uber”が禁止されており、「カンクン空港には詐欺タクシーがいっぱい」という記事を見たそうですが、案の定ボッったくられたそうです。
タクシーを除けば、QRコードや予約番号によるチケットなので、紙のチケットを紛失する恐れなくアトラクションが楽しめます。
スペイン語圏のため、「Google翻訳」が常に必要な国ですが、電波状態も常に良好でインターネットも高速でした。

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シルクドソレイユのショー

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カリブ海は青い空、白い雲、そして透明な海が素敵なトコでした。

コラム③「ロボットは日本以上に活躍中!」

アメリカでは好景気による人手不足が深刻で、少子高齢化による人手不足な日本同様にロボットの導入が進んでいます。
コロナ前から話題だった、無人の自動運転や配達ロボット、そしてレストランのお皿下げるロボットなど、日本以上にロボットが生活に浸透しつつあるようです。
ドローン活用も含め、日本の場合は法規制の壁が厚く、開発された技術が使われずに終わってしまうのが定番なのですが残念です。

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空港ラウンジで見かけた、お皿を下げるのを手伝っているロボット

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大人気チキン専門店 Chick-fil-A(チックフィレイ)の配達ロボット

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Google傘下のウェイモの自動運転車。街中を普通に走っていたそうです。

コラム④「電動キックボードも街並みに溶け込んでます」

日本でも導入が進み始めた電動キックボードはアメリカ社会に浸透し、通勤など手軽な交通手段として溶け込んでいます。
流石に年齢的に不安があるので、私は利用していませんが気軽に乗れて、乗り捨てできるメリットは得難いようです。
しかし…歩道に乗り捨ててあるキックボードも多く、ランニングしていても非常に邪魔でした。
アメリカでは、道路も広く、ヘルメット不要で、乗り捨てできるのが魅力なのかもしれませんが、日本は道路事情と法規制から大きくは普及しないと感じました。

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街の至る所に置いてあったり、捨ててあったりします。

島上さんの2週間の育休チャレンジ

社員15名の企業であるコムデックでは、まだまだ育児や介護休暇などの長期休暇取得と業績を両立させるのが難しい状況ですが、無理無理といつまでも言っている訳にはいきません。
先月第二子が誕生した、ITソリューション部の島上さんが、育児休暇としてお盆や土日を利用して16連休を取得された、実例をお伝えいたします。

コムデック:育休に入る前に不安はありましたか?

島上:早い段階で社内共有されてましたし、皆さん考慮して予定を立てていただけたので、不安はありませんでした。

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育休前にLINE WORKSに投稿された、不在時の対応投稿

コムデック:配偶者の方から、育児休暇を取得してほしいと要望があったのですか?

島上:妊娠中から、配偶者とは話が出来ていたので、二人で決めました。生田社長にも早い段階で相談して、会社の後押しがありがたかったです。

コムデック:育児期間中は、1日どうやって過ごしていたんですか?

島上:こちらがリアルな平日スケジュールです。朝6:30 ~から すべての動きがWith赤ちゃんの暮らしでしたね。夜には夫婦で反省会したりして、夫婦の絆も強くなりました。

コムデック:早い時間から夕食準備したり、計画的に取り組んでたのが伝わりますね。振り返りがあるのが、今の時代の「対等な夫婦関係」を表しているんでしょうね。
最後に、育休期間の振り返りをお願いします。

島上:普段、妻がどのように育児をしているのか知ることが出来てよかったです。
業務面では、スムーズな復帰の役に立ったのが、LINE WORKSのチャット履歴です。
実は一人目の前職でも育休を1か月取得していたのですが、今回はチャットが使えたのは大きかったです。
完全に仕事に離れられないデメリットもありますが、お客様の動きがわかって良かったです。

コムデック:最後にこちら、育休明けのお祝い「サントリー 山崎ハイボール」をどうぞ!「転売ヤー」の餌食になってにプレミアムがついてると評判だったので、コンビニ巡って入手してきました。
これで育児の日頃の疲れを癒してください。

島上:子供寝かしつけてから愉しませていただきますね、ありがとうございます!

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元税理士事務所職員が体験したバックオフィスシリーズ その②

「第二回 バックオフィス(経理・総務)の連絡手段」

コムデックの経理担当:西野さんは、元税理士事務所職員です。
約10年間、他社や、税理士事務所で働いた経験のある西野さんからみた、コムデックのデジタル化されたバックオフィス業務の中から、西野さん目線で見たおススメのバックオフィスの業務改善を、「元税理士事務所職員が体験したバックオフィスシリーズ 」としてお送りしています。

「経理からの催促はチャット」

請求書や領収書、契約書など、経理が内容を把握していない事も多く、どうしても上司や社員への質問が多くなります。
以前の会社では、担当が出先から戻るまで待っていたのですが、捕まえるのが難しく(避けられてる?、かといってメールで質問しても黙殺されるケースもあり困っていました。
コムデックでは、社内チャット(LINE WORKS)が使えますので、公開処刑というわけではありませんが、みんなが見ているスレッドで質問すれば、たいていその日のうちに回答がもらえるようになっています。
あと、これも以前の会社ですが、「LINE」を業務利用していたのですが、IDが変な人が結構多くて、誰かパッとわからなくて困りました。
あと、実名で利用する「LINE WORKS」は、指摘した本人が既読かわかるので、業務ではLINEより遥かに便利でおススメです。

「電子請求書は経理専用メールアドレス keiri@○○○.jp へ」

実は…前職では銀行をはじめ登録先が多すぎて変更が面倒という理由で、退職した前任者名のメールアドレスを継承していました。
ITサポート部に聞くと結構アルアルです!という回答でしたが、褒められた話では無いですよね…
コロナ禍や電子帳簿保存法の影響もあって、請求書の電子化は一気に進みました。
それ以外にも経理宛のメールは年々増えていますので、経理専用メールアドレスは絶対あったほうが良いです。
Microsoft365のメールであれば、取りこぼしやウイルスも防げるだけでなく、共同作業もスムーズに行えますので、オススメです。

西野

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