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Imadoki 2022年6月号が発行されました
Imadoki 2022年6月号が発行されました
IT活用戦略セミナー2022開催直前
いよいよIT活用戦略セミナー2022の開催まで約2週間となってきました!
今回は、伊勢神宮にほど近い神宮会館様での開催という事もあり、県外や三重県北勢のお客様からも多くのご参加希望をいただいております。
開催目的の一つである「伊勢を楽しんで欲しい!」という思いが伝わった感があり、とても嬉しく感じています。
開催準備は大変ですが、皆様とお会いできる事にワクワクしながら楽しんで行っております。
一人でも多くのご来場をお待ちしております!
もう一つ嬉しいニュースとして、長年弊社のお客様である亀川組(三重県鳥羽市)様が、Dropbox社の活用事例に採用されました。
今月のImadokiに同封させていただきました事例紹介チラシにもございますように、亀川組様は弊社創業期から約20年に渡るお取引関係があり、IT機器の導入~活用までをご支援させていただいております。
昨年から業務管理アプリ 「kintone」や勤怠管理「KING OF TIME」の導入が多かったのですが、今年になってから次のステージといえるバックオフィス系のサービス「マネーフォワード」の導入も増えてきました。
インボイス制度や電子帳簿保存法の影響もありますが、社内すべての業務においてIT、クラウドサービスの活用が当たり前化してきているのを感じます。
今回のIT活用戦略セミナーでは、各メーカー様の協力を得て様々なクラウドサービスやIT機器のご紹介もございます、会場でご体感いただき御社業務に活かしていただきますようお願い申し上げます。
代表取締役社長 樋口 雅寿
請求書の受け取り~支払までを電子帳簿保存法でやってみた
2022年1月の法改正により大幅に取り組みやすくなった「電子帳簿保存法」についてご存じでしょうか?
新しいモノ好きのコムデックは、早速1月から取り組みを始め、試行錯誤の末ですが電子帳簿保存法に従った運用が出来るようになりました。
電子帳簿保存法に従った経理作業は、国や税理士さんからの資料で告知はされていますが、中小企業が取り組むには、ハードルが高いと感じていらっしゃるのではないでしょうか?
我々コムデックもIT企業とは言え皆様と同じ中小企業であり、経理が行う作業は皆様となんら変わりございません。
今月のImadokiでは、皆様に電子帳簿保存法に対応するメリットをいち早くお伝えいたしたく、経理スタッフが取り組んだバックオフィスのでデジタル改革「電子帳簿保存法」に従った請求書処理の実務をご紹介いたします。
当社が利用したのは「マネーフォワード会計(MF会計)」「マネーフォワード債務支払(MF債務支払)」です。
新世代の会計サービスとして最初からクラウド前提で開発された「マネーフォワード・クラウド」シリーズは、給与や経費、請求などバックオフィスで使われる様々なサービス間のデータ連携に優れ、高い生産性改善効果が得られるのが特徴のサービスです。
今回は細かい説明は省略して、実際の請求書の受け取り~支払、請求書保管までの流れを弊社の作業手順をそのままご紹介いたします。
■電子帳簿保存法に従った請求書処理方法の実際
① 開封処理
郵送、メールで届いた請求書を開封
② アナログ(紙)→デジタル(PDF)変換
卓上スキャナーを使用してPDFファイルを作成します
③ 請求書PDFを「MF債務支払」に一括登録
スキャンした複数の請求書PDFを「MF債務支払」にまとめてドラッグ&ドロップします。
AIによるOCR認識が一括で行われ、過去のデータを参考にAIが日付や金額を自動的に設定します。
④ データ補正と登録
OCR認識された請求書には誤りもありますので、補正入力を実施し登録します。
例の取引先様の場合は、過去の取引事例からAI認識による入力が正しく行われ、経理担当が補正入力するのは緑の枠の金額だけです。
⑤ 承認フロー
事前に設定された、[承認フロー]に従った上長や担当者に支払承認メールが送信されます。
メールのリンクから各請求書と支払内容を確認した上長、担当者が承認すると支払可能になります。
⑥ 集計処理(銀行振込&仕訳データ作成)
承認済み請求書データを集計し、銀行振込データと「MF会計」仕訳データが自動的に作成されます。
⑦ オンラインバンキングへ振込データ登録
先ほど作成された振込データを銀行のオンラインバンキング画面で取り込み、振込処理を完了させます。
振込データを利用することで作業は1分足らずで終了します。
⑧ 仕訳データ
振込データと同時にMF会計の連携仕訳データが作成され、「MF会計」の仕訳帳明細から1Clickで請求書を呼び出すことが出来るようになります。
仕訳と請求書データが連携したことにより、請求書探すという手間が今後一切無くなります。
⑨ 請求書の整理
電子帳簿保存法の規定により、紙の請求書を保管する必要はありません。
シュレッダーで請求書を裁断して業務完了となります。
EXCELで支払表を作り、データをチェックし、PCの前で電卓を叩き、振込データを1件ずつ登録する…これまでの支払処理と
「マネーフォワード会計&債務支払」を比較すると手書き帳簿からパソコン会計が導入された時と同じくらい、経理の生産性が向上しているのが実感していただけましたでしょうか?
領収書や請求書等の電子保存義務化については、2023年12月31日までの2年間の経過措置が設けられていますが、いずれ必須になります。
その時になって慌てるより、2年間を有効に使って「電子帳簿保存法対応」への対応を経理作業の生産性向上に繋げるチャンスにできるよう皆様に弊社のノウハウを今後もご提供してまいります。
■得られるメリット
- データ入力がOCR認識で省力化される
- 集計表の作成(入力、チェック)が不要になる
- 支払用の銀行振込データが自動的に作成される
- 会計サービスに仕訳データが自動的に作成される
- 仕訳に対応する請求書が1Clickで呼び出せるようになる。
- 紙の請求書を整理、保存する必要が無くなる。
- 支払業務が在宅勤務でできるようになる。
■デメリット
- 費用面では電子帳簿保存法対応サービスの利用料が必要
(保存に1万円)
IT活用戦略セミナー会場案内 伊勢神宮会館様
IT活用戦略セミナー2022では心機一転、会場を伊勢神宮から徒歩5分の「神宮会館」様の大講堂お借りして開催いたします。
天井が非常に高い大空間の大講堂は、コロナ対策としての換気面で優れているなど、皆さんが安心してご参加いただける準備を進めておりますので、お申し込みがまだの方は急ぎお済ませください。
樋口社長の思いとして、ここ数年のコロナにて物心共に大きく傷んだ観光都市「伊勢」ではありますが、少しも衰えない魅力を来場のお客様や協力メーカー様に体験していただたいそうです。
我々スタッフ一同も、Zoomばかりのご対応となっている県外のお客様に、是非ご来訪いただきリアルにお会いさせていただく場所として、伊勢神宮のたもとである神宮会館様以上に相応しい場所はないと考えております。
少し面白い話として、「神宮会館」様をご紹介させていただきますと、相撲好きなら有名な、「春のお伊勢場所」とも呼ばれる神宮奉納大相撲の開催地でもあります。
国技である大相撲を、天照大御神をおまつりする神宮に奉納する行事で、稽古相撲や相撲甚句、幕内力士によるトーナメント戦を間近で見ることが出来ます。
毎年開催を楽しみしていたのですが、今年もコロナ禍により残念ながら中止に..来年以降はきっと開催されますのでチケットご要望の際は神宮会館様にお問い合わせください。
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