Imadoki 2021年11月号が発行されました

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求人難+時給上昇 コロナ禍明けも大変です

先月から最低賃金が改定されましたが、最低賃金以上のペースで派遣スタッフの時給は高騰しています。
派遣企業のP社やS社に問い合わせたところ、コロナ禍が明けてきて求人が増え、「事務職なら時給1,900~2,000円、事務職未経験レベル」ですよと教えてくれました。
IndeedやEngageで他の求人を見ても、派遣会社経由の時給はおおよそ1,150~1,300円。最低賃金上昇の影響や管理費を含めて考えると、確かに派遣を依頼する企業側の金額としては2,000円前後になります。
普段から派遣社員さんを受け入れている企業様なら当たり前でも、未経験の私には驚きの金額であり、納得するしかありません。

営業の方ともう少し会話してみると、40歳以下の世代では、「コスパよく働きたい」、つまり「短時間、高時給、責任が無い仕事」が人気だそうで、「長く、安定的に勤めて少しずつ時給を上げてもらう」旧来のパートタイム型労働とは違う価値観の方が増えてきているようです。
働き方が多様化したことで、アラフィフの私もそうですが、50代、60代の経営者の肌感覚では理解できない事が増えてきています。

自社に採用できる力(給与・業務内容・就業環境)が無いと、高額な派遣社員に頼らざるを得ない状況になりかねません。
収益性は数字を見れば測れますが、採用力は数値では測りにくいため投資対効果も見えづらくなりがち。しかし、稼ぐためにはまず人が必要です。
配膳ロボット、無人コンビニも来年あたりには身近になりそうですが、中小企業にはまだ先の話、当面採用は苦しい状況が続きそうですね…

代表取締役 樋口 雅寿

年間1千万以上の費用対効果!?kintone導入で失敗しないためのポイント

費用対効果年間1千万以上!? kintoneで社内の情報管理を大改革

今年のImadoki3月号にも誌面にご登場いただいた広島県の株式会社クレーンメンテ広島さま。

kintoneを導入されて約1年半、kintoneを導入されたきっかけや苦労、活用状況や効果を生の声でお届けします!

 

紙中心の業務には課題がいっぱい

2019年末からkintoneを導入し始めた株式会社クレーンメンテ広島さま。
実は、業務改善にはその1年以上前から取り組まれていました。
当時の株式会社クレーンメンテ広島さまの課題は以下の通り。

M&Aにより社外から社長に就任された鳴谷社長。まずは現状把握!ということでデータを探しましたが……

まず記録が残っていない、そんな状態だったと言います。
実際に起きた発注に関するトラブルが決定打となり、ひとまず「紙でもいいからとにかく記録を残す、データを蓄積する」ことを目標に据えた株式会社クレーンメンテ広島さまでは、以下のようなステップで業務改善をスタートされました。

ステップ1社内の業務フローを整理

目的:「誰がやっても同じ流れになる(業務品質を統一)」ようにする
ポイント:社内業務のフローを整理し、必要なところでチェックが入る体制を構築!

ステップ2必要書類の明確化・フォーマット化

目的:必要書類が確実に作成され、保管される仕組みを作る
ポイント:共通のフォーマットを作ることで業務効率化!ナンバリングや保管のルールを定め、後からでも探しやすい状態を目指しました。

ステップ3業績の明確化

目的:現在の業績を把握できるようにする
ポイント:点検の件数や金額を鳴谷社長が毎日細かくエクセルに入力。毎日地道に数値の入力を続けた結果、業績がリアルに見えるように

kintone導入のきっかけは、「アナログ管理の限界」

段階を経て、社内の業務フローや使用する書類は統一され、記録もしっかりと残るようになり、業績の数字も見えるようになってきました。
紙の書類が着実に蓄積されるようになり、次に持ち上がったのは「書類作成が紙やエクセル、保管が紙」であるがゆえの問題です。
紙で保管された書類には、以下のような課題があります。

このような状態を脱却すべく、株式会社クレーンメンテ広島さまが導入したのがkintoneでした。

 

kintone導入の効果とは?

案件管理でペーパーレスに進捗を確認

以前のステップで整理をしていた業務フローを元に、まずは案件管理からkintone化。
全てのクレーンの情報や、過去の点検の記録を入力していく段階はパワーが必要でしたが、そのおかげでお客様に関する情報、案件の進捗や金額等、すべての情報がkintoneを見れば一目瞭然な状態になりました。
過去の案件の情報も参照できるため、社員総出でファイルをめくって書類を探す必要はありません。

点検表のペーパーレス化で経費削減

案件管理以外にもペーパーレス化を進め、紙書類が月3,000枚から2,000枚へ削減。
その結果、紙やファイルの使用量が減り、経費の大きな削減につながっています。
また、これまで取引先から会社へ戻って作業していた点検表の作成も、出先での空き時間や移動中にタブレットから作成できるようになりました。
重複入力も不要となり、月210時間の作業時間が削減され、従業員7名の株式会社クレーンメンテ広島さまで月間84万円、年間1008万円分の費用対効果が得られているとのことです。

kintoneから見積書や請求書も発行、損失削減へ

kintoneに登録された情報を元に、所定のフォーマットに合わせてマウス操作のみで見積書や請求書を出力。
エクセルなどへのデータを移し替える必要がないため、手間もミスもなくなりました。
請求をきちんとしたかどうか、お客様からの入金があったかどうかも管理できるようになったため、請求漏れもゼロになりました。

売上集計を自動化!分析に時間を使えるように

鳴谷社長が毎日エクセルに手入力していた案件の金額情報も、kintone上で自動計算できるようになりました。
手間をかけずにリアルタイムで集計されるため、比較や分析にしっかりと時間を掛けられるようになり、会社の戦略検討に時間を使えるようになりました。

kintone導入時には苦労も…それを乗り越える方法とは

得るものが多かったkintoneの導入について「やはり苦労もあった」と鳴谷社長。
ただ、これらの苦労は、今回のkintone導入が成功するキーとなったともおっしゃいます。

【kintone構築期】

実現したいことを言葉や文章にして伝えることに苦労した

理想の状態に関してイメージはあるものの、それをアウトプットすることの難しさを感じられたそうです。
ここで妥協しないためには、「現場をよく知る人がアプリ構築に携わること」そして「出来れば図などにして構成を検討すること」。見える化することで、やりたいこと、課題がハッキリします。

あらゆる事態を想定したため時間とパワーを要した

会社の基幹システムとなるもののため、準備にとにかく時間をかけました。
試作アプリの運用は早めにおこなって社員さんからの意見も参考にしながら改善を重ねており、完成品であるアプリの運用までには半年ほどかけています。
「試して直す」トライ&エラーを繰り返しながら、従業員さんに「何をどう進めているのか」の報告を欠かさないようにすることで自社の変化についてきてもらえるように注意します。

【kintone運用期】

すべての要望に対応しようとしてアプリが使いづらくなってしまった

せっかくkintoneを導入するのだから、とすべての要望や希望に応えられるアプリにしようとした結果、使いづらいものになってしまった時期も。
改めて「何のためにkintoneを導入しようとしているのか」に立ち返り、「社員さんの負担を減らすこと」というはじめの問題を改善できるものになるよう、修正していきました。

社員さんたちへのストレスへのフォローをじっくりおこなう必要があった

改善であっても業務のやり方が変わることは、ストレスとなります。
社員さんが使ってみての不満、使いにくさについては細かくフォローをおこない、使う社員さんたちがなるべくストレスを感じずに済むよう気を付けて進行。
一方でダブルスタンダードはあえて作らない(kintone使えない人は紙でもいいよ、としない)ことを徹底し、環境をしっかり整えました。

kintone導入に失敗しないためのポイント

  • 社内の問題点の洗い出しと業務フローの明確化、ルール化が必要
  • 導入するなら準備期間をしっかり確保し、従業員への情報展開を行う
  • ダブルスタンダードは作らない(kintone使えない人は紙でもいいよ、を許さない)
  • 使う側の立場になって、ストレスフリーになるような改善を常に行っていく

株式会社クレーンメンテ広島さまは、業務をより効率化すべく動きつづけておられます。
現在はRPA(Robotic Process Automation)も活用して、誰でもおこなえる業務の自動化にも取り組まれています。
今後は「突発修理ゼロ」というミッション実現のために不具合の原因や周期などのデータを蓄積し、現場での判断にも活用していくようなものを作ること、を目指していかれるそうです!

サイボウズ×船井総研×コムデック kintone活用セミナーを開催しました!

9月にはサイボウズ名古屋オフィスと共同で建築業・介護業の方向けにkintone活用の手法と事例をご紹介するセミナー、10月にはサイボウズに加えて船井総研と共同で社労士向けのkintone活用セミナーを開催いたしました!

「自社にぴったり合った業務改善ツール」となりうるkintone、お勧めは「自社の業務を一番よくわかっている自社でつくる」ことが一番ですが、いくらドラッグ&ドロップで作れると言えどいきなり自分たちで作るのは難しい……そんな場合には、コムデックのような「kintone開発を一緒に進めてくれる会社」に外注することになります。
アプリ開発を頼みたい!と思ったとき、コムデックでは基本的には「対面開発(アジャイル型)」をおすすめしていますが、実はもう一つ、「ウォーターフォール型」と呼ばれる手法があります。
セミナーでは、具体的にどのような開発方法でどのような課題を解決したのか、コムデックラボに掲載されている実際の事例をご紹介しました!
様々な企業様の事例を知れる記事となっておりますので、是非ご覧ください!

メリット
デメリット
対面開発
(アジャイル型)
・要件定義等がいらない
・その場で作ってその場で直すため、素早く要望に対応できる
・結果として、自社の業務に合ったアプリが出来上がる
・作っている場面を見ることで、作り方を覚えることができる
・打合せで構築するため、自社の時間も拘束される
ウォーターフォール型
・仕様が確定している
・全体スケジュールの管理がしやすい
・アプリが使えるようになるまでの期間が長い
・仕様変更がしづらい
 業務の変化についていけない

<介護業編>

<建築業編>

 

五次締切(12月中締切予定)の日程も公開されたIT導入補助金の活用についても動画の最後でお伝えしております!

社労士向けセミナーでは、社労士における「課題あるある」から、それらを解決できる「kintone業務改善パッケージ」をご紹介。社労士の業務課題を解決するkintone活用とは?
タスクや請求書の自動作成、従業員ごとの工数管理、売上分析やさらにはkintone内の情報の外部共有まで、他の業種の企業様でも「えっkintoneってこんなこともできるんだ!」となるような要素満載のセミナーでした!
もしかしたら御社のkintone活用のヒントがあるかも……?是非ご覧下さい。

Imadokiサービス: 「Casie」職場や家庭に彩を… ”絵画”のサブスクサービス

皆さんコロナ禍で出不精になっていませんか?
外出による様々な刺激が減り、生活に潤いが少なくなったためか、急に暮らしに彩が欲しくなりました。
「絵でも飾るか…」と考えましたが、何処に売っているのか知らない、何より決定的にセンスが欠落しているため、「絵を買う」という行為は極めてハードルが高い作業であると気が付きました。

「casie」はそんな悩みを解決できる、月額3,300円で絵画がレンタルできるサービスです。

有名な作者の作品があるわけではないのですが、数百点の作品の中から選んだ絵画が壁に飾ってあると、良いアクセントになりますし、アーティストを応援できる「casie」の仕組みに共感して、素敵な気持ちになれます。

まずはお試しに始めてみましたが、季節ごとに交換するなど絵画の楽しみ方が少しだけ体験できて満足度は高いです。
日々の暮らしに彩を添える絵画のサブスクサービス、絵のチョイスに不安がある人にお勧めのサービスと感じました。

額付きで届く作品もあり気軽に飾る事が出来ます

 

秋になり、新しく取り寄せた絵画と比較して交換を決意!

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