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Imadoki 2020年4月号が発行されました

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新型コロナウイルスで世界中が大混乱、本気のオンライン社会到来へ

世界各国で約50万人が感染し、1万6千人以上の方が亡くなるなど新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るっています。
学校の休止、イベントの自粛、大相撲やプロ野球オープン戦は無観客、春の選抜甲子園は中止、そして遂にはオリンピックの延期が決定しました。
多くの企業では不要不急の出張が禁止となり、過去にない規模でリモートワークが実施され、新幹線、近鉄特急がガラガラの空席だらけと経験したことの無い驚きの日々が続いています。
マスクはもちろん、トイレットペーパーやティッシュペーパーまで品薄になり、今回のコロナウイルスが生活に与えている物理面、心理面での影響の大きさに驚くばかりです。
しかしその一方で、学校の授業や企業の会議、打ち合わせをオンラインで行う動きが急速に増えるなど、新しい時代の動きも見えてきました。
弊社でも、遠方のお客様との打ち合わせにはWeb会議ツール「Zoom」、社内では「Microsoft Teams」を使用する機会が一気に増えました。

Imadokiでは様々なクラウドサービスを紹介し、実際にお客様に導入させていただいておりますが、その根底には私と生田専務二人の2011.3.11「東日本大震災」体験(当時二人でお台場ビックサイトに居たのです…)からくるBCP対策、危機管理の重要性認識がございます。

伊勢市においても最近だけで2017年の洪水、2018年の台風による長時間停電、そして今回のコロナウイルスによる移動制限等々、企業における様々な危機は常に起きるものであると想定し、気を緩めないように注意しています。

いなかる事態においても経営者には従業員に給与を支払い、事業継続し、お客様へのサービス提供を継続できるよう務める義務があると心得、今後もCOMDECは様々な取組と改善を継続してまいります。

Zoom・Teams含めたモバイルワーク


コロナウイルスの影響により、リモートワーク、テレワークに在宅ワークと言葉の定義がイマイチ判りませんが、会社以外の場所でも仕事ができる環境、取引先と遠隔会議(Web会議)ができる働き方と環境・能力が過去にない規模(会社数/人数)で求められる事態となっています。

今回の事態に大慌てでWeb会議対応機材を購入している会社も多く、弊社が普段取引を行っているIT商社やAmazonを見ても、モバイルPCやWeb会議用の機材(Webカメラやヘッドセット)の在庫が払底している状態です。
しかしご安心ください、少人数の「Web会議」程度ならノートパソコンに備わっている、カメラ/マイク/スピーカーで対応可能です、更に2,000円位のヘッドセットを使えばより快適にWeb会議が実現できます。

そして在庫の概念とは無縁のクラウドサービスは、無料の「LINE」のビデオ通話をはじめ、Web会議に非常に強いZoom、Skype、LINEWORKS、FaceBook Messenger、Slack、Chatwork….などなどチャットツールには大抵Web会議機能が含まれていますので、導入は容易に行えます。

まさに百花繚乱・群雄割拠のチャット&Web会議ツール、今回の特集ではコロナウイルスで一気に注目が集まった「Web会議」に強いチャットツールである「Zoom」と、これから最もシェアを獲得すると注目されるMicrosoft「Teams」をご紹介いたします。

 


Zoom ミーティング※無償版でも業務で十分使えます!

「Zoom」は、PC・スマートフォン・タブレットを使って、いつでもどこからでも、ワンクリックでビデオ会議を開催することができ、リモートワークでも会社の会議室にいるような効率性や臨場感を実現するWeb会議No.1サービスです。
複雑な設定は不要で、主催者から発行された URLをクリックするだけで会議に参加できるので、参加者側のわずらわしさが解消されており、回線状況が不安定な外出先などのネットワーク環境でも、途切れにくく非常に安定していることが最大の特長です。

 


Microsoft Teams(チームス) ※新型コロナで1週間で1200万ユーザー増!!


昨年から勝手にインストールされWindows起動時に立ち上がってくる「Teams(チームス)」、実は優れたサービスで世界中で利用熱が高まっています。
マイクロソフトの公式サイトでは、「チームワークを実現するためのハブ」という表現をしており、簡単に紹介するとチャットツールと「Skype for Business」が合体したサービスです。Office365BusinessPremiumでフル機能が利用可能であり、弊社でもITサポート部が利用しています。
ITサポート部では実際に「Web会議」や「1on1ミーティング」まで「Teams(チームス)」で行っていますが、Zoomにも勝るとも劣らぬ安定した映像、音声で快適に利用可能です!
※Teamsの登場によりSKYPE for Businessはサービス終了となっています。

「Teams(チームス)」の名のごとく社内の連絡である”チャット”+”音声通話”+”VIDEO通話”+”Web会議”の統合ツールとして優れたサービスですが、Web会議中心のZoomのように1Clickで不特定多数の外部の方をWeb会議に招待するには向いていません。
主にOffice365を使っている社内同士、あるいはグループ会社を含めたチーム向けのサービスとなりますが、Skype譲りの安定感は抜群で、Web会議で最も避けたい「音声の途切れ」や「映像の乱れ」はありません。流石新時代のコミュニケーションツール。
これから利用者が増えてWord・Excelのように当たり前に使われるツールになる日が来そうな「Teams」、ご紹介は今回が初めてとなりますが、今後も目が離せないサービスとしてご記憶ください。

経営者向け情報:「IT活用戦略セミナー2020」は予定通り開催いたします!(現時点では…)

コロナウイルス感染対策の影響により早い時点での開催判断は控えておりましたが、3/19の政府専門家会議の結果を踏まえ、弊社方針として現時点では、IT活用戦略セミナー2020は、予定通り6月16日、17日の両日開催予定と致します。

もちろん開催直前であっても、県内にて感染者増加の傾向がみられるなど参加者の皆様にご迷惑をおかけするような事態が生じる可能性が高まった場合は即時中止判断をいたしますが、県内を中心とした特定の方々向け開催ということもあり慎重にコロナウイルス対策を行ったうえで開催を行う予定でございます。
会場となる「三重県営サンアリーナ」様も対策を進められておられ、「密閉・密集・密接」の感染3要件を排除したうえで、主催者判断で開催は可能とのことです。

正直申しますと、開催判断には相当の葛藤がございます、中止は実に簡単な判断なのですが、国内、県内、そして地元伊勢の不活発な経済活動を見ていますと事業者として単純に自粛・中止判断だけが正しいのか、「皆さんが元気になるようなセミナーを開催したい」、そんな想いとの自問自答を続け悩みながらの仮決定となります。

6月にはコロナウイルス騒動も落ち着き、マスクも普通に手に入るようになっているといいのですが…まずは開催決定の判断から始めますのでご期待ください!

 

[DAY1 基調講演講師紹介]

IT活用戦略セミナーに唯一連続登壇していただいていた長島チーフコンサルタントが、3月末をもって船井総合研究所を退職されることになりました。ピンチヒッターとして、長島コンサルタントの上司であり、船井総合研究所にてITの第一人者として我々も所属する「ITビジネス研究会」を立ち上げたデジタルイノベーションラボ 部長 ”斉藤 芳宜”様にご担当いただきます。

参加レポート:F.テクノ伊藤様 kintone Hive に登壇!!

kintone hiveとは?
日々の業務でkintoneを活用しているユーザーが一堂に会し、業務改善プロジェクトの成功の秘訣を共有するリアルイベント

昨年、コムデックの生田専務も登壇したkintone hive。
なんと今年は、コムデックのお客様である「F.テクノ」様が登場!
コムデック社員も出張して、その雄姿を目に焼き付けて参りましたのでレポートいたします!

 

「案件の把握にこだわって全てを捧げた18か月」と題しスタートした講演は、まずかつてのFテクノ様の案件管理の方法を紹介。各個人の記憶と手帳に頼っていた案件管理では抜けや漏れも発生しがちになり、従業員同士の情報共有はほとんどされていなかったと言います。
そこで社内システムの導入に踏み切りますが、最初は某セールス……さんとkintoneで迷われたとのこと。どっちもよくわからないから、それなら安い方で一年やってみよう!と乗り出したのがkintoneでの案件管理でした。しかし、最初は他の社員さんがなかなかkintoneでの管理に移行してくれなかったとのこと。そこで伊藤さんは、「絶対に必要な業務」をkintoneでやってもらうことで徐々に完全移行を果たし、今では原価管理や売上管理までkintoneでできるようになったというのですから、成長がめざましいですね!

kintoneの良いところは「自分でできない設計は社外にお願いできる」ことだと言う伊藤さん。そこもまたコムデックの存在意義ですが、我々が力を発揮できるのも、我々と同等かそれ以上に熱い思いをもって社内改革に取り組む従業員さんがいてこそです。
さて、案件管理を固めたFテクノ様の次なるステップは
「より効率的に仕事をすること」!コムデックでもお手伝いをさせていただきながら、より生産性の高いお仕事のために、日々研鑽を重ねるFテクノ伊藤さんでした!

Imadokiサービス:”Internet Explorer 11” から卒業しましょう!!

Windows7のサポート終了を受けて、1,000台を超えるWindows10搭載パソコンへの切り替え作業がようやく終わろうとしています(まだ数十台残ってます)。
納品の際に驚いたのが、今から7年前にリリースされた”  Internet Explorer 11”をお使いのお客様があまりに多いことです。
過去のImadokiでもご案内いたしましたが、オンラインバンキングや電子入札など” Internet Explorer 11”上でしか動作しない場合を除いて、弊社では” Internet Explorer 11”のご利用をお勧めしておりません。インターネット閲覧のトラブル相談は” Internet Explorer 11”が圧倒的に多く、性能やセキュリティ対策が現在のインターネット利用には不十分であることが原因となっています。
是非とも安全、高速動作の ” Microsoft Edge(エッジ)” または  ” Google Chrome(クローム)”をお使いください、あまりの快適さに驚きますよ!!
コムデック社内では、”Google Chrome”ユーザーが主流で、スマートフォンのブラウザと統一することで、ブックマーク(お気に入り)を共有して便利に使っていいるメンバーが多くいます。
そして今までWindows10標準搭載であり、Internet Explorer 11の後継でありながら、イマイチ不評で全く使われていなかった”Edge”が、アイコンだけでなく中身も新しく生まれ変わって再登場いたしました。新生Edgeは、Google Chromeなどの各種ブラウザと同じChromiumエンジンをベースとしており、既に世界的にWindows Updateを通じて配信され始めています。
日本においては、確定申告の「e-TAX」への影響を考慮し、新しいMicrosoft Edgeの配信は令和2年4月1日以降、順次開始される予定とアナウンスされております。

事実上サポートが終わっているため機能向上もなく、セキュリティ面で不安もある”Internet Explorer 11”から、 ” Edge” または
Google Chrome”への移行をコムデックでは強く推奨させていただきます。

 

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