> 対談一覧 > 第177回「テクノロジーは中小企業をどこまで変えるのか(最終回)」
業務効率化の先にある本当の価値とは
安田生田さんとの対談も今回が最終回ということになるわけですが。
約3年半ありがとうございました。
駆け抜けた3年間という印象ですね。ありがとうございました。
生田
安田ということで、最後はコムデック社と生田さんが今後どこに向かっていくのかお聞きしたいんですけど。
僕らはずっと「伊勢からITで日本を元気にする」って言ってきたんです。
それを会社のミッションとして掲げてきた。
生田
安田はい。私も伊勢のコムデック本社にお邪魔しました。
なんか独特の空気ですよね。伊勢もコムデックさんも。
そうですか(笑)僕らにとっては普通なんですけど。
生田
安田いやいや(笑)普通の会社ではないですよ。
で、今後はどこに向かうんですか?
はい。これまでは軸をkintoneに置いてきたわけですが、今後はkintone+AIを活用してITで中小企業を元気にするお手伝いに力を入れていきます。
生田
安田なるほど。すでにAI導入サポートはやっておられますが、さらにそっちにシフトしていくわけですね。
そうです。kintone+AIをベースにして企業の業務効率化を進めていきたいです。
生田
安田やっぱり本丸は業務効率化なんですね。
なぜ業務効率化なのかと言うと、今、日本の中小企業に最も必要とされているものだと思っているからです。
生田
安田日本全国で人不足な上に、中小企業は資金不足でもありますからね。
そうなんですよ。ただ難しいのは中小企業ってある意味「アナログな部分」が価値にもなっていることで。
それを完全に排除してしまうと価値の本質が損なわれてしまいます。
生田
安田確かに。そこは難しい問題でしょうね。
だけどITツールを使わないという選択肢はない。
だから僕たちが「テクノロジーと中小企業のインターフェース」として、中小企業の戦略から実行までを支援する。
生田
安田アナログの良さをうまく残していきながら、最先端のテクノロジーを組み合わせていくと。
はい。それがコムデックという会社の存在意義かなと思います。
生田
安田なるほど。じゃあ業務効率化が目的というよりは、中小企業の強みをさらに強化していくお手伝いですね。
そういうことですね。
業務効率化は目的ではなくて「新たな価値」を企業にもたらすのが僕たちの務め、役割かなと思っています。
生田
安田その「新たな価値の創出」には業務効率化が欠かせないと。
目の前の業務にいっぱいいっぱいの状態では、新たな価値の創出には取り組めないので。
本当はあるはずの強みを強化していくことも出来ない。
生田
安田忙しすぎて逆に劣化していってますよね。人は足りないし辞めていくし。
そうなんですよ。この先、労働人口が減っていくことは確実なわけで。
そういう環境の中でいかにして自社の価値を磨いていくか。
生田
安田順番としては「時間を作り出す」あるいは「資金を作り出す」ための業務効率化が最初の1歩だと。
そこが最初の1歩ですね。
良いところでもあるんですけど中小企業には無駄が多いんですよ。
生田
安田良い無駄と悪い無駄があるんでしょうね。
そういうことです。「残すべき無駄」に時間を振り分けるために「不要な無駄」を業務効率化で無くしていく。
ここが最初にやるべき投資だと思います。
生田
安田不要な無駄ってたとえばどんなものですか?
そもそも情報が共有されていない無駄とか。同じことを社内でいろんな人が何回もやってたりする無駄とか。
1人の人間が情報をずっと持ったまま業務が止まっていたりとか。いろんな無駄が山積みなんですよ。
生田
安田確かにそういう無駄はたくさんありそうです。
単に情報だけじゃなく、いろんなものがいろんな場所で目詰まりを起こしていて。
いちばんの無駄は受発注周りですね。納品書、請求書をいまだにメールで送っていたり。
生田
安田人間が請求書を送ること自体が無駄だと。
手続きのことだけを考えればキャッシュonデリバリーが1番早いわけですよ。
生田
安田商品の受け渡しと同時にお金を払うってことですか?
はい。納品とともに決済もされる。昔はとても実現出来なかったわけですけど。
生田
安田月末で締めて翌月末に払うのが普通じゃないですか。
人間がやるとそうなりますよね。
生田
安田キャッシュonデリバリーだと何が変わるんですか?
バックオフィスの業務がめちゃくちゃシンプルになります。無駄な業務が全部なくなる。
たとえばタクシーのGoアプリを使うと「行き先」を言わなくていいし、降りる時の決済もボタンをピッと押すだけじゃないですか。
生田
安田確かに。あの手軽さが中小企業の社内で実現したらすごいですね。
最新のテクノロジーを使えばそういうことがどんどん可能になっていきます。
生田
安田コムデックさんはそういうテクノロジーを1社1社の中小企業に合わせて導入していくわけですね。
はい。どのテクノロジーをどの部分に持ち込めば業務が劇的に改善されるか。
どこはアナログな価値として残していくべきか。
クライアントに伴走しながらここをやっていきたいです。
生田
安田情報が多すぎて自分たちでは何を選んでいいか分からないですからね。
実はこんなテクノロジーがありますとか、今までこんな高額だったサービスがAIの活用によってこんなに安く使えるようになりましたとか、サポートできることは山ほどあります。
生田
安田最先端のテクノロジーを使ったら自社はどう変わるのか。
興味がある人はぜひコムデックにご連絡ください。
ということで少し寂しくはありますが、これで最後にしたいなと思います。
どうも長い間ありがとうございました。
ありがとうございました。
生田