人と同じように、企業にも理性と感性が必要です。経済合理性追求のもと、理性の面が重視されがちだったこれまでの時代。一方でその限界も見えてきました。理性的なものの追求が、人々の幸福とは必ずしも一致しないことがわかってきたからです。
これからの時代、コムデックは企業の感性度をいかに高められるかが、経営やビジネスをおこなっていく上でのカギを握っていると考えています。しかしながら、直感にせよ創造性にせよ感性的なものはいずれも説明しづらく、その価値も見えづらい。たとえば、コムデックの社内には、なぜブランコや釣り人支援制度があるのか。私たち自身にもその理由をうまく説明することはできません。が、これらの存在が、会社の成長性や従業員の定着率に少なからず影響を与えているのも確かなのです。
新しく立ち上げるメディアの目的は、こうした感性のナゾに迫り、感性そのものの正体を解き明かしていくことで、企業の完成度を高めていくことです。感性はどういった形で現れるのか、どのように活用すればいいのか、企業の成長率や従業員の幸福度との関係は?感性を巡る様々な話題を、経営者や時代のキーマンへのインタビューを通して発信していきます。