> 対談一覧 > 第151回「AIお見合いは婚姻数を増やせるか?」
東京都のAIマッチングアプリで婚活革命
安田東京都が作ったお見合いマッチングアプリをご存知ですか?
知ってますよ。『TOKYO縁結び』でしたっけ。
生田
安田そうそう。本格始動から1年経って、すでに94組の新婚さんが誕生しているそうです。
これからどんどん増えていくんじゃないですか。
生田
安田まさにそんな感じですね。
今や職場や学校での出会いよりもマッチングシステムによる出会いの方が多いんですって。
そうみたいですね。
生田
安田なんと全体の4分の1がマッチングシステムをきっかけにした出会い。
職場やアルバイト先で出会った人が2割、学校が1割だそうです。
職場や学校だけだと出会いが限られますから。
生田
安田そうなんですよ。しかも東京都がやってるから安心感もあって。
本気で結婚する気のない人は入れないそうです。独身証明書を提出させる。
いいですね。マッチングサイトって詐欺の温床と言われてますから。
生田
安田AIによるマッチング数はこの先もどんどん増えていくんでしょうか?
そうなるでしょうね。素晴らしいことですよ。
生田
安田素晴らしいですか?自然な出会いより。
例えば東京都のプラットフォームは独身証明書を出す上に、きちんと身元が担保されるわけじゃないですか。
所得に関する証明書みたいなものも出すかもしれない。
生田
安田なるほど。変な相手に引っ掛かることが無くなるわけですね。
そう。ただこれを民間でやるとなると相当な管理コストがかかるわけですよ。
管理コストが上がるとプラットフォームの利用料も上がるので利用しづらくなります。
生田
安田確かにそうですね。
僕もかつてIBJという日本で1番大きい婚活サイトに登録したことがありまして。
生田
安田なんと!生田さんが登録してたんですか。
はい。あそこはAIではなく人間のアドバイザーがサポートしてくれるんですけど。
人間がやると当然のことながら高くなるわけですよ。
生田
安田そりゃそうだ。
今回は東京都がAIを使って提供してくれるサービスなので。
これは非常にいいと思うんですよ。
枠組みもテクノロジーもしっかりしていますし。
生田
安田なぜ東京都はこんなサービスを始めたんでしょう。
地方と比べて東京って若者の数はものすごく多いはずですよね。
生田
安田めちゃくちゃ多いでしょうね。全国から集まってくるので。
その割に結婚する人は減り続けてるじゃないですか。
生田
安田ホントですね。環境的には出会えるはずなのに。
たくさん人がいれば出会うってわけじゃなく、縁結びする人がいないと出会えないわけですよ。
それを人間じゃなくAIにやらせることでコストも削減できる。
生田
安田人間の仲介者と比べてどうなんでしょう。
若い人からしたら、人にあれこれ言われるより「よっぽどええわ」って思ってそう。
生田
安田確かに。保険のセールスも人間よりAIの方が本音で話せるみたいですね。
はい。業績も逆転してます。
マッチングでも同じことが考えられますよ。
自分が求める条件とか出すわけじゃないですか。
生田
安田高望みしてそうですよね。
そうなんですよ。
でも人から「この条件はちょっと」とか言われると腹が立つじゃないですか。
AIに判断された方が受け入れやすいはずで。
生田
安田確かに。
いずれ初回のデートとかアバターが代行するようになるかもしれません。
生田
安田デートで会わないってことですか?
最初はアバター同士で相性をチェックして、相性が良さそうなら本人同士が会う。
生田
安田それめちゃくちゃいいですね。
マッチング率がめちゃくちゃ高くなるかも。
人間だとデータベースも限界があるじゃないですか。
AIなら東京都全体の中から1番相性の良さそうな人とマッチングできるわけですよ。
生田
安田独身だったらやってみたくなりますね。
東京都1000万人の中からベストな相性の人と会えるって。
しかも最初はバーチャルで。アバター同士の相性をまずはチェックする。
生田
安田アバターに自分の生活習慣とか価値観とか趣味とかを覚えさせておいて。
相手のアバターとデートしてみて「どの程度楽しかったか」「どの程度の相性だったか」が数値化されて。
いずれはそうなっていくでしょうね。
生田